OGのお仕事紹介ーDV 相談員編

OGのお仕事紹介にmangoさんからの寄稿で「DV相談員になるには」が入荷しました。

無事に離婚された方からは、本当に多く「今苦しんでいる方の支援をしたい」という声が聞かれます。大抵はそれを仕事にというよりも、現在の仕事をしながら空いている時間でお手伝いをしたいという方です。

ブログを書いたり、ネットで困っている方にアドバイスをしたり、もちろんモラハラ被害者同盟の掲示板に書き込んでくださるのも被害者の方にとって大きな力になります。

mangoさんは今あるDV被害者団体で支援をされていますが、このルートの何がいいかと言えば、

〇団体に所属すると研修の場があること。

〇メンター(先輩)から指導を受けられること。

〇ひとりではなく、他の方たちと活動することで知識が深まり、ミスのない支援ができて経験値が上がることが挙げられます。

このところネットでモラハラのカウンセリングをする方が多く見受けられるようになりましたが、その方たちはどのように勉強してカウンセリングをしているのか、大変気になるところです。

ちなみに私の場合、役所が募集していた相談員に応募し、採用していただいたという経緯です。役所に所属すると研修の機会が大変多く、更に自分でも沢山の講座を受けたので、勉強しながら支援ができるという、とてもよいルートに乗ったと思っています。

実際、役所や団体で相談員をしている方には元被害者が少なくありません。現在mangoさんは他のお仕事をされながら支援をされていますが、もしどこかの機関で相談員募集があったら、団体に所属して支援をしていたという経歴はとても有利です。

残念ながら「ネットで相談を受けていました」では職歴になりにくく、なかなか辛いものがあります。特に役所は身元がしっかりしているかを重要視し、前職やきちんとした団体に所属しているかを判断材料にしますから、個人ではなく、どこかのサポート団体で相談スキルを上げるというのが良いように思います。

更に団体に所属していると、委託派遣されて役所の支援員になることもあります。

元被害者だったというのは、DV被害者に最初から100%共感できますし、今何に困っていて、これから何が起こるか、何が必要かを読めますので、大変良い立場です。

副業としても悪くないと思います。DV支援をしていたというスキルが役にたつ職場もありますので、まずは支援の場に飛び込んでみてはいかがでしょうか。