ベストセラー「督促OL 修行日記」の榎本まみさんが、家庭内モラハラで苦しんでいた方がどのようなモラハラに遭っていたか、どうやってモラハラに気づいて脱出したかを多彩な方に取材し、1冊の本になって発売されました。
昨年私もこの本の制作協力の依頼をいただき、榎本さんと出版社の方とお会いしてお話しさせていただきました。榎本さんの「督促OLシリーズ」は以前読んでいて、コールセンターの厳しさを、コミックという形で世の中に発信した榎本さんのカンの良さが素晴らしいと思いました。
私も一時テレアポの仕事をしていたので、本当にコールセンターの辛さがわかります。一番つらかったのは、体育会系の私が、あのトットの小屋みたいなブースに1日中いて、ひたすら口だけ動かすということでした。。体がなまる。。
ともかく、この本は実際の被害者がどういう被害に遭っていたかと、モラハラ被害から脱出するまでを、短いストーリーで描いていきます。私が登場するのは後半ですが、実は当初、私もマンガの中に入るとは知らなかったのです。
取材もいつものモラハラについてのものでしたので、ストーリー作りの参考なのだと思っていました。ところが校正の時に、私がマンガになっているじゃあ~りませんか~!
ビックリ!!
「聞いてないよ~」とは言ったものの、この先私がマンガの登場人物としてセリフを言うことは、たぶん一生ないと思ったので、ありがたくそれに乗っかり、続行いたしました。
読んでいただければわかりますが、登場する被害者の方のお話が生々しく、こんな展開はフィクションじゃ考えつかないだろうという、ノンフィクションならでは奇想天外なお話がてんこ盛りです。
特筆すべきは性的DVについての座談会が挿入されていることです。今までのDVの本の中でも性的DVについては省かれるか、さらっと書いてあるだけでしたが、この本では主役級の扱いをされています。
夫の性処理道具とされているのは、一番自分がみじめになる時間です。それが今回描かれています。みなさん、ぜひご期待くださいね。
また、海外で暮らしている方のお話もあり、登場人物が実にバラエティに富んでいます。最後の本田先生の解説は必読です。
ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思います。
発売は3月30日。ただいま絶賛予約受付中です!
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