まぁ、なんとなくわかっていただけると思いますが、私はスピリチュアルが割と好きです。ぞっこんのめり込んでいるわけではないけれど、この世は不思議な偶然で満ち溢れていると思っています。
「人生は筋書きのあるドラマだ」
とも思っています。そう思うに足りる出来事が今まで私の身の上に起こっているからです。
以前この小部屋に徳貯金の話題を載せました。電車で席を譲るでもいい、道を聞かれたらそこまで一緒に行ってあげるでもいい、ちょっとした得貯金を積んでいくと、利子がついて戻ってきます。かといって舌切雀の強欲ばあさんのように、利子目当てにする善行は残念ながら何も戻りません。今まで生きてきて、この法則はあるよなぁとなんとなーく思っています。
「日本財団」という団体の名前を聞いたことがある方はいると思います。あちこちで ボランティア支援をしたり、慈善活動をしている団体ですが、この資金の大元はボートレースです。ギャンブルです。お父さんがハマって借金を作ったりするやつです。その贖罪があるのか、この団体は慈善事業に熱心です。
ある時、DV啓発講演会に行ったら、その講演会のスポンサーはパチンコ業界でした。何だかこの場に似合わないような男性が挨拶をして、その会は始まりました。
お金儲けをする人たちには、どうやら法則があるらしい。それは「独り占めしたらすべてを失う」という法則です。儲けたお金の一部は慈善に使う、それが言い伝えなものやら、彼らが直感的に知っているものやらわかりませんが、ともかくお金が入ったら、一部は他人のために使うというのが決まりごとのようです。
投資家のジョージ・ソロスは慈善家でもあり、哲学者でもあります。投資と慈善は相反するように見えますが、慈善のための投資は効率的で美しい。 本物の投資は難しいので、私は徳貯金の積立をせっせとすることにします。