駆け込み部屋のマリコさんがガン闘病

古くから「モラル・ハラスメント被害者同盟」の掲示板に来られていた方はご存じでしょうが、よく掲示板にお返事を書いてくださっていたフェミニストカウンセラーのマリコさんがガンと診断され、現在抗がん剤治療を受けています。

https://1939mariko.blog.fc2.com/
マリコさんのブログ「野の花日記」

マリコさんと被害者同盟のおつきあいはとても古く、2003年から始まっています。

当時マリコさんは「尼僧紅蓮の駆け込み寺」というDV被害者支援のサイトの副管理人をされていました。管理人は紅蓮さんです。被害者に寄り添った掲示板もあり、駆け込み寺と被害者同盟はまるで姉妹サイトのように仲良くさせていただいていました。

私はまだ自分がモラハラ被害者だと知ったばかりで、DVの知識のない私にマリコさんや紅蓮さん、その他の会員の方たちからは本当に沢山のことを学ばせていただきました。

マリコさんはお仕事を退職後、フェミニストカウンセリングを学ばれ、猛勉強の末、カウンセラーの資格をおとりになりました。地元のDV被害者の方ひとりひとりを大事にし、支援をされていました。

その後「尼僧紅蓮の駆け込み寺」は諸事情により閉鎖になり、私もぽっかりと穴があいたようになり、それから長い年月が流れました。

マリコさんから「新しくDVサイトを作るつもり。『マリコの部屋』にしようと思うんだけどどう?」と尋ねられましたが、「マリコの部屋」というタイトルのサイトはたくさんある。差別化する必要があるだろうと思いました。

サイトタイトルは見ただけでどういう内容を扱っているのかわかった方がよいことから、ずっと「駆け込み寺」が閉鎖になったのを残念に思っていた私は「駆け込み寺をもう一度やってみませんか?」と言いました。

それでできたのが「マリコの駆け込み部屋」です。

マリコさんの豊富な知識が詰まった「駆け込み部屋」と、日々の暮らしを元気よく伝えてくれるブログ「野の花日記」。どちらもマリコさんの英知が詰まったものです。

マリコさんは高齢のもさることながら、無理をして支援活動していたため、体がボロボロになっていました。抗がん剤治療は副作用がきつく、大変体に堪えると聞いています。

マリコさんは掲示板の隅々を読み、いつも的確なアドバイスを被害者の方たちに与えていました。

今、マリコさんはガンと戦っています。心の励みのひとつはブログを書き続けることです。ブログには「拍手」という「イイね!」みたいなボタンがありますので、そちらをぽちっと押して下さると、マリコさんへの応援になります。

マリコさんが再起されますよう、時々ぽちっとよろしくお願いします。

東京都がひとり親の自立支援をサポート

東京都ではひとり親の方に対し、PCや通信機器を無償で貸し出し、e-ラーニングを使って資格取得やスキルの習得に向けた訓練と職業紹介等の就職支援を一体的に行い、就職活動やキャリア形成を支援します。

https://tokyo-job-elearning.com/

受講条件は↓

  1. ひとり親の方で家庭との両立のために、eラーニングによる訓練受講を希望する方。
  2. 都内に在住または都内で在勤している方。
  3. 前年度及び今年度に「成長産業分野キャリア形成支援事業」の受講が決定していない方。

これを見ると、「これから離婚のために資格を」という方はダメみたいですね。すでにひとり親になっていなければいけないようです。つまり、東京に住んでいるか勤めているかしているひとり親で、仕事センター主催の講座に応募していなければOKということですね。

中身を見ると、人気の医療事務に資格がとれるコースやら経理事務という昔ながらのホワイトカラーな職種よりも、プログラミングやWebデザイン、ネットワークエンジニアといった今の時代に即したラインナップですね。

でも、医療事務基礎科、PC・ビジネススキル科、経理事務基礎科などの中身を見ると、それほどレベルが高そうな感じもしないので、応募してみるのもありかなと思います。

東京の方限定のお知らせですみません。

お住まいの場所でこのような事業がありましたら広報しますので、お知らせください。

国際離婚の判決

以前こちらの記事を上げました。

そして、この事件についてもっと深堀した記事が出ました。とても興味深い内容です。

https://note.com/kyodo_shinpai/n/n634d7742c695
共同親権の問題について正しく知ってもらいたい弁護士の会がアップした「令和4年7月7日東京家裁離婚訴訟判決について」

この記事の中は今まで夫側から述べられたいたことのいくつかが、まったくの間違いであることが書かれています。

”被告がマスコミで発信した、「原告が、娘を車のトランクに入れて連れ去った」という事実は認定されていない” 

連れ去ったと大騒ぎをしている動画は別の日に隠し撮りされた、関係のない動画だったということが裁判ではっきりとしました。

判決文:
「私は妻に脅しをかけれられています。非難することはあってはならないと脅しをかけられています。」などと客観的事実に反する主張をし、その結果、原告は、内外のメディアから犯罪者であるかのような誤った個人情報を開示されるに至ったこと」

連れ去り動画を捏造され、誹謗中傷を受け続けた妻の精神的苦痛は計り知れません。

note記事より:
“被告は、原告に対して、婚姻費用を支払っていない。これは、子どもたちに対する経済的虐待である。さらには、原告が、やむを得ず、差し押さえをすると、被告は勤務先を退職し、差し押さえを空振りにさせた。そればかりか、夫婦共有名義の自宅不動産を原告に無断で被告の持分だけ売り払うという、嫌がらせとしか考えられない行動にも出た。”

私はSNSで「フランス人の夫は妻に多大な婚姻費用を払っている」と書かれた投稿を沢山見ましたが、実際は払っていません。さらに差し押さえをしようとしたら、退職をしました。差し押さえは給料の支払い者にするものですので、退職をすると差し押さえができません。

この「多大な婚姻費用を払っている」と書いた人たちの勘違いだったのか、それとも「払った」と本人が支援者に偽りを言ったのか、さて、どちらなのでしょうか。

そもそも彼が望んていたことは何なんでしょうか。妻に離婚だと言い続けたので、苦痛を感じた妻が子どもを連れて(主に子どもの面倒を見ていたのは妻ですから当然)家を出たら、誘拐だ連れ去りだと大騒ぎをしました。

子どもに会いたければ裁判所に面会交流調停を申し立てればいいのにそれをせず、「会いたい会いたい」とSNSに繰り返し投稿している。

この男性がしたかったのは子どもとの面会であり、そこに共同親権を推進する人たちが一緒になって大騒ぎをしているように見えます。子どもに会いたければ、所定の手続きをして会えばよいのではないでしょうか。

どうも当初の目的がわからなくなって、目的自体が変わってしまったようにしか見えないのですが。

宗教に頼ることは悪くはない けど

安倍元総理が銃弾に倒れましたが、容疑者が旧統一教会に恨みを持っていたのが原因と、思わぬところに飛び火しました。

容疑者の母親が統一教会に家や会社を売り払い、億単位の献金をしたことで家族が崩壊したと報道されています。

私も似たような話をご年配の方から伺ったことがあります。「夫から殴られた、DVだ」とのことでお話を伺ったところ、とある宗教に8桁の献金をしたことが夫にバレ、殴られたそうなのです。

そのお金は老後資金として老夫婦が長い間かけて貯めたものでした。なぜ献金をしたのかは忘れてしまいましたが、おそらくは不安を煽るようなことを吹き込まれたのではないかと思います。

エセ宗教がお金を集めるために行うのは

■不安を煽る(献金しないと不幸になる)
■幸福になれる(願いが叶う)

このふたつではないかと思います。両方とも保険の勧誘と同じですね。

特に「不安を煽る」は「今不幸なのは何かがとりついているから」「前世での悪行が」「何かの祟り」など、普通に考えたらないだろうと思うことも、沢山の人に囲まれ、何度も耳元で囁かれると、本当ではないかという気になるのでしょう。

#マインドコントロールですね。ということは、保険の勧誘もそうか。

お金の記事でも書きましたが、人間の心は「幸福になる(儲かる)」よりも「不幸になる(損をする)」方が断然大きく動くのです。損をする、不幸になると言われると「どうしたらいいのだろう」と、そこで脳がフリーズしてしまいます。

そこにつけこむのがエセ宗教(保険の勧誘も同じ)です。

私は宗教は否定しません。どうしようもない事態になったとき、私も今までの不徳を詫びながら必死で神に祈ります。ただし、どの宗教かと言われたら、「特に。。」です。特定の宗教信者ではないので、とりあえずの神頼みです。

死ぬ恐怖でおびえている時に、「死は怖くない。神のところに帰るのだ」と言われたら、なんだか気持ちが安らかになる気がするでしょう。

この事件の容疑者の母親も不幸が続いたので、宗教にすがりついたとのことです。すべてを売り払い1億円以上の献金をしたとか。そして家族は貧困のどん底になり、容疑者は優秀だったにも関わらず進学することができず、その後も辛酸をなめ続けての犯行でした。

仏教、神道、キリスト教などは昔からあるもので、寄進も一軒の家に1億円を出せとは言わないでしょう。

駅近の一等地にエセ宗教団体の施設はあります。そのお金はどこから出るのか。

東京の白金という高級住宅街に、屋根の上にネギ坊主のような装飾をつけた建物がポコポコ建っていて異様な風景です。(白金 宗教 でぐぐってみてください)

どうやって駅近や高級住宅街に教団施設を建てることができるのか。

そして政治家は裏切らず票を大量に集めることができる宗教と仲良くしておきたい。宗教団体は箔をつけるために、名のある政治家からその宗教を賛美するコメントをもらいたい。win-winです。

旧統一教会の信者で合同結婚式にも参加したタレントが芸能界にカムバックしたかったけれど、旧統一教会の献金で家庭を破壊された被害者が大変多く、社会的影響が大きいため結局カムバックできなかったという話を聞いたことがあります。

もし安倍元総理が旧統一教会によって家庭を破壊された人たちが大勢いるということを知らずに教団トップを賛美するビデオレターを送ったとしたら、国民の事情をまったく知らない総理大臣ということになります。

最初に書いた老後資金を全額エセ宗教に取られてしまった方は「家に戻りたい」と仰っていましたが、何分夫の怒りが大きく、しばらくは家には戻らない方がいい(戻れない)ということになりました。

これもDVと言えばDVなのですが、「君は家族のことを思って8桁の寄付をしようと思ったんだね。君の気持ちが嬉しい」と言って受け入れてくれる夫がどれくらいいるものか。何しろ老後資金のほとんどを寄進したのですから、離婚されても仕方のないところです。

詐欺は世間話をしながら詐欺をはたらきます。もうお金の話がでたらすたこら逃げる。でもエセ宗教はお金の話が出た頃にはほぼマインドコントロールが効いているので、なかなか逃げるのは難しい。お金を出せば不幸から逃げられると思い込めば、出してしまう。

あ、やっぱり保険と同じだ。

今日からアマゾン祭り

7月12(火)、13日(水)に年に1度のアマゾン祭りがあります。年に1度だけのこの日のために、カートの中に買いたいものを入れておきます。

今回はリピートのプロティン、以前買ったものが壊れてしまい、今度はケーブルなしのワイヤレスイヤホン、消耗品のスポーツブラなどを購入する予定。

以前スポーツブラは消耗品だからと、やっすい2枚組のものを買ったら、本当に安っぽくて、生地が不織布みたいなものでした(使い捨てか?)

ということで、今回はそれなりのお値段のものを買う予定です。ワイヤレスイヤホンは以前買ったものが壊れてしまったので(壊れるの早かった!)、今回は別のものにしようと思っています。

あと、気になるのは「アシックス商事」の靴かな。靴だけは試し履きをしないと怖くて買えないのですが、どうもアシックス商事のものは私の足に合っているようで(3Eとかです)ちょっと試しに買ってみようかと思います。

2日間、タイムセールを見て、良さげなのを買おうかな。

上のリンクからはいっていただけると、モラハラ被害者同盟運営の寄付になります。寄付していただいたお金はBBSなどの掲示板に係る費用、サーバー使用料、イベントに関する補助などにあてられます。

いつもご協力いただき、ありがとうございます。みなさまのおかげで活動を続けることができています。消耗品、家電、本、なんでもかまいません。よろしくご支援よろしくお願いいたします。

国際結婚の離婚裁判判決がでました

7月7日国際結婚のカップルの離婚訴訟判決がありました。この離婚裁判は被告である夫が妻が子どもに合わせてくれないとハンストを行うなど、いろいろな物議を醸しだしたものでした。

そもそも子どもがいる家庭が離婚に際して決めなければならないことは次のことです。
1親権(日本は単独親権のため、どちらかが親権を持つ) 2養育費の額と終期  3財産分与 4面会交流 5年金分割

協議離婚で話がつけばそれでよし、つかない場合は裁判所に離婚調停を申し立てることになります。

https://www.bengo4.com/c_3/n_14688/
弁護士ドットコムニュース

海外でも大きく報じられた異例の離婚訴訟で判決 ネットでは誹謗中傷も、妻は「怒りと恐怖を感じる」

2022年07月08日 15時55分

この記事を参考に考えてみます。


この離婚裁判の結果は「親権者を妻とし、離婚を認める判断を示した」でした。つまり離婚と「1」について結果がでました。もっとも夫は控訴の意向だそうで、結果は高裁に持ち越されます。

なぜひとつの離婚でこんな大きなことになっているかと言えば、夫が「妻が子どもに会わせてくれない」といろいろな行動をとったからです。そのひとつがハンストでした。

ちなみにハンスト中、私が偶然ハンストをしているという千駄ヶ谷駅に行ったのですが、ハンストの姿は見ることができませんでした。堂々の日中だったのですけど。

”この夫婦の離婚をめぐっては、一般の夫婦の離婚訴訟では異例とも言える報道が国外でもなされ、ネットでは妻や子の実名や写真が広がり、誹謗中傷も書き込まれる事態となっている。”

夫はプライバシーの配慮なく、妻や子の実名や写真を公の場に出しての行動でした。

この後のことはこの記事を注意深く読んでいただければと思います。特に妻はこの間にネットやリアルな生活において誹謗中傷に遭っていますので、相当な精神的ダメージがあったことと思います。

この記事にある妻の主張を転載させていただきます。

”本来であればプライベートな出来事が、国内外のメディアで事実と異なる情報が大きく報じられ、名誉が傷つけられたり、子どものプライバシーが侵害されたりするようになるとは思いませんでした。私自身が国内外で『誘拐犯』と言われ、ありもしない虐待をしていると発信されることにこの間、怒りと恐怖を感じてきました。

そもそも離婚は、私から言い出したことではありませんでした。別居する数年前から日常生活の中で、彼が『離婚だ』ということは度々ありましたが、私が弁護士に依頼した時も最初は『相手から離婚と言われているけど、どうしたらいいのか。話し合いをしなければいけないから力になってほしい』という心情でした。

代理人を立ててからは、どういう形で子どもと会わせていこうか、という話も出ていました。しかし彼は『離婚しない』と意向が変わり、『僕には子どもを育てる権利があるから、面会交流の申し立てもしない』などと主張するばかりで、話し合いは進みません。彼が結局のところ、離婚したいのか、子どもと会いたくないのか。彼がどうしたいのかわからず、私は混乱していきました。

さらに、メディアやインターネット、SNS上では『妻が虐待した、誘拐した』などと事実と異なる彼の一方的な主張が繰り返され、子どもの写真を公開されるなど、著しいプライバシー侵害もありました。

こうした彼の対応をみて、この人とは婚姻関係を続けることはできないと離婚を決意し、裁判所の面会交流調停を通さずに面会することは子どもにとっても危険だと考えるようになったのです。その後もメディアで、彼は『子どもと会えない』と言っていたのに、実際には彼からの面会交流の申し立てはありませんでした。

なお、彼が申し立てた『子の監護者指定審判』の高裁決定では『未成年者らを監護養育する上でより重要な役割を担っていたと評価し得る相手方(妻)が、抗告人(夫)と別居するにあたり、年少の未成年者らを伴い家を出たことをもって、違法な子の連れ去りに当たるとはいえない』と判断されています。

その他にも、彼がこれまでメディアなどで行ってきた主張には誤りばかりです。彼が私に対して行った暴力(DV)、婚姻費用(養育費)を差押えされるまで支払わなかったこと、差押えられるとすぐに退職し、不動産を売ったことなど、自分にとって都合の悪いことには一切、触れていません」

また、判決後には次のようにコメントした。

「この期間、幼い子どもたちの前では『毎日ハッピーで楽しく』過ごすことを心がけて、子どもに不安を感じさせないようにしてきました。裁判で勝訴しても、彼が国を巻き込んで事実と異なる主張をしてきた事実、それによってどれだけ恐怖を味わったかに変わりはなく、悔しさが残ります。

このケースでDVが認められないのであれば、認められるケースは、極めて限定的だろうと思います。今、DVケースを除いて共同親権を導入するなどと議論されていますが、別居後も子どもを巻き込んだDVを繰り返す相手と共同親権による子育てができるとは到底思えません」

#太字は私です

突然の訃報に思うこと

7月8日に安倍元総理が亡くなりました。銃で撃たれるというショッキングな事件でしたので、私も最初の一報を友人からのLINEで知り、びっくりしてスマホを手に取りました。

突然のできごとで、ご親族、ご友人、政財界など親交のあった方はさぞ驚かれ、悲しまれたことと思います。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

ただ、このありえない出来事で、メディアの報道が一方に偏っているのには少し疑問があります。確かに奪われてはいけないたいせつな命を突然絶たれたわけで、しかも一国の総理を2度も務められた方の死ですから、悼む言葉であふれるのは当然なのですが、総理という、その地位にいたときに何をしたのか、何があったのかを追いやって「良い方でした」一偏になるのは、とても引っかかります。

数々の強行採決、いろいろな疑惑、同調しかねる信条に対して、その時々に納得できる説明をいただけなかったことは、今はその死を悼むにしても、後からきちんと総括してほしいなと思います。

とても暴力的で納得のいかない最後だったからそれは棚上げにする、ということではないはずです。

ちょっと前に友人たちと話していたときに私が「人って結局平均値に落ち着くんだよね」と発言したことを友人は覚えていて「やっぱりサッチーの言うことは当たってたね」と言われました。

この記事はすでにできあがっていて、この後にアップしようと思っています。

今は一人の方の死に際し、その死を悼み、一方的に人の命を奪う行為に、犯罪被害者支援をしている者として、怒りを声をあげたいと思います。

選挙に行こう!

7月10日は参議院議員選挙です。街も演説カーで賑やかになってきました。私はもう期日前投票を終えたので、当日の発表を待つだけです。

10日は午前中に用事が入っているのと、とにかく私は前倒しにして終わらせてしまいたい人なので、やってきました。

当日になって今日中にやらなきゃ、行かなきゃと思っていても、急に行けない用事ができたりするものです。未来のことはわからない。用事ができたら嫌だな~、困るな~と思い悩むよりも、今日行けるならとっとと行ってしまった方が精神的に楽、というのが私のパーソナリティ。

先日同年代の男性と話をしていて「夏休みの宿題は先に終わらせる派」と「磯野カツオ君のように前日にやる派」に分かれました。私は先に終わらせる派です。ちゃっちゃと終わらせて、後はのんびり遊んだほうがいい。

ところがこれをやると休み明けのテストは散々なんですよね。1か月も前に勉強したものだから、テストの時にはきれいさっぱり忘れているという。

これに関しては、精神的に耐えられるのなら、テストに合わせたスケジュールの方がいいのかも、と思ったりしてしましたが、

ダメだ、私は無理。宿題はやってしまいたい。心おだやかに遊びたい。

何を言っているんだ、そうだ、選挙の話だ。

投票は共同親権に反対している男性候補。政党は共同親権に反対している政党に投票しました。

この共同親権についてはこの間の「避難応援プロジェクト」で知っておいて欲しいな~という情報がでました。このブログもいろいろな方が見るのでここに書けないのが残念なのですが、離婚する、親権をとることに関してはちょっと厳しい時代になりそうです。

早めに準備をして動いた方がよさそうです。

投資は心臓に悪い

よく金持ちは自分のお金を投資に回してさらに儲ける。金持ちはさらに金持ちになる、と言われますが、投資ってものすごく心臓に悪いことですよ。

儲かっているうちはいいけれど、どんな人がやっても失敗することはある。その証拠にプロの投資会社や証券会社がつぶれたりします。プロがやって失敗するのに素人が失敗しないわけがない。

要はその失敗が許容範囲内か、一生の挫折になるかという話です。

「金持ちは投資で儲ける。羨ましい」と言いますが、前述したとおり、投資というのは精神的にとても厳しい状態になります。

もしあなたが100万円持っていて、これを定期預金にしたら利子はほとんどありません。しかしながら減りもしませんので精神的には安定しています。

これを全額危険な投資の仕方をすると(レバレッジをかけるとか)、あっという間に無くなるどころか借金になります。大きくもうけるようなことをするとこうなります。

「いえいえ、そんなに大儲けをしなくてもいいの。でも今の定期預金の金利はあんまりだから、それよりはちょっと増えればいいだけなの」という方。

証券会社が一番のカモというのが↑のようなことを言う方だそうです。「ちょっとだけ増えればいい」という人は知識に乏しく、最高の美味しい客になってくれるとのこと。

証券会社は客からお金を集めて客の代わりに投資し、儲かったら一部を客に還元します。ただし、損をしたらその損も客に還元します。つまり損を押し付けます。自分は損はしないのです。

100万円預けたものが、1週間後に95万、さらに1週間後に90万と減っていく時、とてもドキドキします。証券会社の営業マンは「長い目でみましょう。大丈夫です」と言うのでさらに見守りますが、88万、83万とお金は減っていきます。

投資をしている人たちは、こんなに心臓に悪いことをしているのです。必ず増えるわけではなく、毎朝起きるたびに自分の財産が減っていくという恐怖の中で生活しているのです。

ですから投資の世界では「恐怖指数(VIX指数)」という言葉すらあるのです。

私はこんなに心臓に悪いことをしている人たちは心から尊敬します。精神の安定が何より大事。ドキドキビクビクなんていう生活はしたくありません。

「お金持ちはいいなー」ではなく、「お金持ちはすごいなー(恐怖を乗り越えている)」なのです。

世の中の不公平をどう考える

今までいろいろなことで差別され、不公平な取り扱われ方をしてきました。原因は性だったり、生まれ方だったり(いわゆる親ガチャ)、学歴だったり、見た目だったり、身体的特徴だったり、コネなしだったり、人種だったり、本当に様々です。

親に力のある人なら進学も(裏口入学あったあった)就職先も全部親が露払いをしてくれて、高いハードルもひょいと持ち上げてくれておろしてくれるといったことができます。

私が短大を卒業した時は本当に就職難で、まったく女子学生の就職先がありませんでした。就職課の掲示板には数枚の求人募集がずっとひらひらしているだけで、みんなどうするのかと思っていたら、卒業式に出席した友だちは名だたる官公庁や企業に就職していました。みんな「コネ(コネクション)」でした。

世の中に「コネ」というものがあるとは知らなかった世間知らずの私は、「コネ」というものが強大な力を持っているものだと初めてそこで知りました。女子学生に必要なのはAが並んだ成績表ではなく、親戚筋の「コネ」なのです。

東京の短大へ進学した友人は地元のテレビ局へ就職しました。「親が勝手に決めちゃってたのよ」と口を尖らす友人は、東京で就職したかったと文句たらたらでしたが、親の「コネ」で努力することもなく、自然にショートカットできていたことをどう思っていたのかはわかりません。この友人は病気で早くに亡くなりました。

女は男より20点多く取らなければ合格できないと、高校進学の時にはごく普通に進路指導で言われていた時代です。私もそれをなんとも思わず受け入れていました。

不公平は世の中に数限りなくあります。不公平はどうしても生きていくうえでつきまとう話です。人を羨ましいとか、悔しいとか思う気持ちはとっくにどこかへ行ってしまいました。そうなると不公平感というものもそう大きくはないけれど、世の中って理不尽だなぁと思うことは度々あります。

それに気を取られていると、生活まで嫌になってしまうのと、老年になって本当にどうでも良くなってきているので、これが「枯れる」ということなのかなぁと思ったりします。