表に出る変な修正写真

このところというか、以前から、事件の関係者として出てくるものが修正した目がぱっちりのアニメ顔のことが目につくようになりました。

大きな大きな目の中に星や月がちりばめられ、長い長いまつ毛がくるくるしているアニメ顔が被害者の顔となって世の中に出回ることが、本人にとって喜ばしいことなのかどうか。

本当の顔よりも修正したアニメ顔の方が気にいっているから、そちらの方がありがたいのかもしれませんが、何のための写真なのかと思います。

メディアは事件があったときに「被害者はこういう人だった」と写真を公開しますが、この写真を手にいれるために、事件の被害者関係の人たちに「写真ありませんか?」と探して回るのだとか。

時にはお金を出して写真を入手することもあるそうです。

ただ、加害者、被害者の顔がアニメ修正されたものでは、写真を出す意味があるのでしょうか。そもそも被害者の方の写真を出す必要があるのでしょうか。

被害に遭った上に思いもよらないアニメ顔修正写真をメディアに出されてしまっては、不本意なのではないでしょうか。何しろもう亡くなっているのでクレームも入れられない。

被害者の写真として公開するほうも、アニメ修正の写真では見ている方が違和感がありすぎて故人を冒涜すると早く気づいてくれればよいのですが。そもそも被害者の写真がなぜ必要なのか、考えて欲しいと思います。

人の家の離婚話がなぜそんなに大事になるのか

広末涼子がW不倫をしたとの話が6月に入ってからにょきにょきと出てきたかと思うと(人の色恋話はほぼ興味がないのでスルーしていた)、突如として昨日のモーニングショーでショーのように夫の記者会見が流れました。

人の色恋沙汰に興味はないけれど、さらに不倫やらにも興味がない、というか、芸能人はそういうこともメディアに露出するために利用したりするので、どうでもいい。

なのに毎朝見ているバード羽鳥のモーニングショーの前の番組「グッドモーニング」で長々とこの夫の記者会見を流したのにはちょっと驚いたのですが、その後のモーニングショーでも同じように長々長々と流したのはもう、なぜですか?と言いたくなりました。

それほどこの話は重大なニュースなんだろうか。それほど日本国民は広末涼子の不倫に興味があるのだろうか。そもそも広末涼子ってそこまで人気のある女優さんなんだろうか。

確かに広末涼子はちょっと前まで私が楽しみに見ていた「グレースの履歴」の最後の方に重要な役として登場していたので、(彼女の出身の四国が舞台)なんとなく親しみを感じていたところでした。

常人の私には考えが及ばないのですが、役者というのはその人になりきって芝居をするわけですから、ものすごく精神的に負荷がかかる職業なのだろうと思います。

「カット!」と撮影が止まったら素の自分に戻れるものやら、その役を引きづるものやら、さっきまで性悪の悪女役を演じていたのが、撮影が終わったら家に戻って普通にお母さんになれるものやら、そこはプロだからきっかりと気持ちを切り替えて使い分けをするものやら、本当にわかりません。

そういう職業の方が普通に生活するという時点で私の想像を超えるのですから、どういう感情を持って日常を送るのかもわかりません。

ただ、いったんこういう醜聞が出てしまうと、もう広がってしまって手のつけようがない。人の家のゴタゴタに口を出すなと言いたいけれど、こういった職業についてしまったら「良いことだけ書いてね。悪いことは書かないでね」とはお願いできないことを承知の上でこの世界に飛び込んだんだから、そこは受け入れざるをえない部分もあるのでしょう。

夫が涙ながらに「今の子どもたちの様子」を語っていましたが、この間まで幸せだった家族が空中分解しそうになっている衝撃に、お子さんたちが孤立して恐怖を感じていることを思うと、本当にもうどうかそっとしてあげてと思います。

もう元の家族には戻れないかもしれない絶望感の中に放り込まれたお子さんたちには手を触れないで欲しい。報道はこれきりにしてあげて欲しいと思います。

ただ、ご当人にはこうなってしまった原因を作った罪の償いは母としてどう取るつもりなのか。それがどんな茨の道であっても、子どもを優先して選んで欲しいと思います。

どんなに親が偉くても、最後は子どもが左右する

長野で4人の方が殺害されるという大きな事件がありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/07fe9d9631676dab4809c52ae877c4d8ba2e14c4
“【長野立てこもり殺人】高偏差値31歳容疑者は親バカな母親を「横でボーッと見てるだけ」…事件前日に「3人組と揉めていた」新証言も”

ネットにあるこの事件についての記事を読むと、「高校生まではとても明るくて元気な人だった。大学を中退してから変わった」というのと「友だちもおらず、静かで大人しかった」という相反する二つの証言が出てくるのですが、はて、どちらが本当なのでしょう。

というのは置いておいて、父親は市議会議長で事件のあった翌日に辞職しています。母親も息子に仕事をさせるために作ったジェラート店をきりもりしています。

外から見て、このような大きな事件を起こすような要因はないと思われる一家ですが、最終的にはこの事件によって家族は今後が辛いことになってしまいました。

また、一家心中を図ったとされる市川猿之助の代役として、香川照之の息子の市川團子が見事に大役を演じきって梨園の注目を浴び、昨年セクハラでその地位を追われた香川照之が再浮上ということになっているようです。

#息子が親の危機を救う。

エリートの親が引きこもりの子どもを殺す事件もありました。

https://toyokeizai.net/articles/-/320929
「元農水次官の長男殺害」に重なる23年前の事件

この記事の中には14歳の息子に奴隷のように使われ、結局金属バットで殺してしまった父親の話が出てきます。精神科医に息子の暴力を相談したところ、「息子を受け入れるように」「奴隷のように使われるのも、ひとつの技術と考えて頑張るように」と言われ、息子から殴られ続け、結局凶行に及びます。

どんなにがんばって出世をして、お金が沢山あっても、結局は子どもが健全に育つのが一番の安心な老後なのだなぁと、こういう事件を見て思います。

うちの子に限ってというのは子どもが子どもの頃だけでなく、大人になっても心配し続けなければならないのですね。

みんな知ってたジャニーズの性被害

ジャニー喜多川氏から性被害を受けていたと、元ジャニーズJr.で被害者であるカウアン・オカモトさん(26)が告発しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2077723283ab0e3bf048dad83add636e6d25cb78?page=1

この内容は大変センセーショナルなものなのにも関わらず、世の中はそこまで驚いていない印象があります。なぜならみんな知っていたからです。

私がこのことを知ったのは、1988年にフォーリーブスの北公次さんが暴露本を出した時でした。あれだけの少年たちを華やかな芸能界にデビューさせて活躍の場を与えた人の性癖としては十分あり得ると思っていました。たぶん世の中の人のほとんどが同じように思っていたのではないでしょうか。

この大きなニュースにも関わらず、それを制止する動きがなかったのは、ジャニー喜多川の怒りを買えばそのメディアにはジャニーズ事務所のタレントの出演を拒否される。今の芸能界でジャニーズ事務所のタレントを使わなければ番組が作れないというほど、ジャニーズ事務所の力は巨大だったのでしょう。

私はジャニーズ事務所のタレントをそれほど多く知っているわけではありませんが、たまたま見た番組で、滝沢秀明さんが母子家庭の育ちで極貧生活から脱したいとジャニーズに応募したとありました。また東山紀之さんも母子家庭の貧困育ちとまったく同じような境遇だそうです。

ジャニー喜多川は不遇な少年時代を送っている、影のある子を見つける才能があったのかもしれません。人間、くったくなく明るい子よりも、どこか影がある方が惹きつけられるものです。

また、少年の方も貧困からの脱出のため、芸能界に身を投じることが近道だとわかっていますから、ジャニー喜多川の行為を拒絶することができなかったのでしょう。

これが相手が少女だったら大騒ぎになりますが、少年だったことが事件を長い間闇に葬ることができた要因でした。強姦罪は2017年まで「膣に対する男性器の挿入」としてきたため男性は被害者になることができなかったのです。2017年強制性交等罪とになったことでこの要件がなくなり、男女問わず被害者とする法律ができたのです。

同性からの性被害は昔々からありました。軍隊や刑務所や男子校など、男性のみが大勢いるところでは普通にあると私は聞いていました。

それが法律がないために罰することもできなかった。法律ができたのはほんの6年前です。なぜもっと早くできなかったのかと不思議に思います。

このカウアンさんの告発によって事務所の社長が謝罪会見するなど、大きなニュースになっていますが、世の中の多くの人はこの事実を知っていました。でもメディアは報じませんでした。みんなが知っていることを知っていて、元気にモニターの中ではしゃぐ少年たちをなんとも思わず見ていました。もしジャニー喜多川がまだ生きていたら、この告発もいつものように闇に葬られていたかもしれません。

事が事だけに二次被害の危険もあります。有名なジャニーズ系の人たちが、そういう目で見られ続けることも気の毒です。

被害者は千人の単位になるとか。

たったひとりの男の性癖により、心を病む少年たちがそれだけ多くなってしまったのは、1988年の時に何もしなかった大人の責任もあると思っています。

改正DV防止法が成立 精神的暴力への保護拡大

”改正ドメスティックバイオレンス(DV)防止法が12日、衆院本会議で可決、成立した。被害者への接近などを禁止する保護命令の対象被害を、殴る蹴るといった暴力による身体的DVだけでなく、言葉や態度で相手を追い詰める「精神的DV」に拡大。命令違反への厳罰化も盛り込み、保護と防止の強化を図る。施行は2024年4月1日。”

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b9674b44b4b7f70d30e0f68e0cb24cd3cb93dbc

今まで保護命令には精神的な被害は入っていませんでしたが、12日に成立した改正DV法では精神的暴力も保護命令の対象になるとのことです。

精神的なものもこうやって明文化されて、保護の対象になる日がやっと来ました。

今回の改正法は、「自由、名誉、財産に対する脅迫」が追加されますが、脅迫をどうのように証拠を取るかが問題です。名誉とは何を表すのかもあいまいです。

一番わかりやすいのは「おれの言うことをきけないなら生活費を来月からとめる」という財産に対する脅迫でしょう。ただ、夫婦間のお金のやりとりは大抵現金なので、お金を渡されなかったと証明するのか難しい。

夫が「生活費はすべて妻に渡していた」と言うこともあります。銀行口座にあってもそれを使うと不機嫌になるので出金することができず、それは妻が自分で勝手に下ろさなかったということもモラハラの世界ではあります。

日記というのも有効ですが、「どこまで事実かわからない」と言われかねないので、こういったことを証明するには録音かなと思いますが、その録音がまた難しい。

夫が怒鳴りつけている瞬間にスイッチを入れるのはなかなかできないので、いる間中ずっとスイッチを入れっぱなしにするのが確実です。

録れなかったらそれは消去して、録れたらPCなどに移動させてから消去して、新たな録音をするというのがいいかなと思います。

これだとペン型なのでその辺にあっても疑われることは少ないと思います。

注意していただきたいのは、あなたが録音していると同じように夫も録音している可能性があるということです。そうなるとうっかりとしたことは言えません。

というか、こうやって夫婦がお互い録音しあっているという歪んだ家庭生活は異常なので、さっさと見切りをつけた方がよろしいかと思います。

共同親権ならDV専門員を入れてくれ

こちらについてですが、みんながみんなDVなわけではない。ですが、離婚した夫婦というのはみんながみんな仲が悪いのです。仲が良ければ離婚なんかしないのです。

今まで送っていた生活をバラバラにするくらいものすごいエネルギーを使って別れているわけですから、それは憎悪やら葛藤やら恨みやらつらみやら、相当なものを離婚した人はお互い持っています。

時間が経ってその恨みやつらみが薄まることもあるでしょうから、そういう方たちは共同養育ができるでしょう。でも、ほとんどの元夫婦は葛藤を抱えたまま、新しい生活を築いていくのです。

DVではないまでも、恨みやつらみを抱えている元夫婦が話し合うことなんかできるわけないじゃないですか。笑止千万だ。

「子どものことなら別だろう」という方たちはおつむの中にお花畑がある、そういう身になったことのない人たちです。なんでも自分の身に起こらなければ自分のこととして考えられない。どこぞの世界の出来事としか考えられないお花畑頭をしているから、そういうことが言えるんです。

子どもの教育やしつけや生活に関することが原因で別れる夫婦はものすごく多いです。ではこの離婚した夫婦が共同親権になって、子どもの教育について「うまく話し合って」って

  でっっきるわけないだろーーーー!

やる前からでっきるわけないものを目指そうなんてバカじゃないの。

とにかくちゃんとDVを理解している専門員を配置して欲しいです。DVを言ったもん勝ちにしてはいけません。全員被害者にしてはいけません。加害者を無罪にしてはいけません。DVとそうでないものの区別ができる専門員を必ず配置して欲しい。

共同親権になるなら最低限それくらいやるべきだろう。

離婚後の「共同親権」導入に向け議論で合意 法制審部会

とっても残念なお知らせなのですが、4月18日、法制審部会で”離婚した父母の双方が親権を持つ「離婚後の共同親権」の導入を前提に今後の議論を進めていくことで合意した”と報じられました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8219c43886104469a6ef6e424bc4da628b602b9a

みんながみんなDVなわけではない、それはわかります。ただ、そういう家庭は単独親権でも離婚後の夫婦が協力して子育てをしています。

それに対して共同親権にした場合、子どもの医療や教育、将来のことなど、すべて両方の意見が整わないと何もできない事態が発生します。大騒動になるのがわかっていても共同親権にする意味がわからない。

”部会の今後の議論は、具体的な制度設計に焦点を移す。離婚後の共同親権が導入されれば、父母が離婚時に共同親権か単独親権かを選択する仕組みが想定されるが、意見の対立があった場合の親権者の決め方が問題となる。”

ただひたすらに話がややっこしくなるだけのような気がします。ともかくDV関係をどうするのか。誰がDVと認定するのか。そのあたりの整理はできているのでしょうか。

ただ、先日保護命令に精神的DVが入ったのは、この動きがあったから??そのために整備した一環だったのでしょうか。

共同親権、今国会は見送り 賛否まとまらず、民法改正案「時期尚早」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/233588

2月28日の東京新聞に共同親権を導入する民法改正案について、法務省は今国会への提出を見送る方針を固めたという記事が出ました。

すごく大きな話題になるはずなのに、なぜかひっそりとした報道なのはなぜなんでしょうね。

法制審議会での議論は引き続き行っていくとのことですので、油断はできませんが、大きな波であった共同親権推進派のうねりは、やっぱり「変なことをする人たち」と受け止められたのかなぁと思ったりします。

やればやるほど、大きな声を出せば出すほど、みんな引いていく。引かれているのがわからない、困った人たちだなと思います。

今、単独親権でも一緒に子育てをしている人は沢山いて、その方たちになら共同に親権を持って一緒に子育てしてもらいたいですが、「きょーどーしんけん!!」と叫んで街宣車を使ったり、駅前でビラを撒いたり、自販機に自分たちのサイトに引き込むシールを貼ったりするようなへんてこりんな人たちには絶対に親権などは渡してはいけません。

そして今回見送られることになった大きな動力は、パブコメに意見を送って下さったみなさまの生々しい体験をもとにした1通1通に込められた思いです。共同親権推進派の人たちが束になって送ったであろうコメントよりも、実際にモラハラを体験した方たちの悲痛な叫びが、国会提出を阻止しました。

パブコメに送って下さったみなさま、本当にありがとうございました!

議論はまだ続きますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

まずは乾杯!

<3月14日追記>

この情報に関して大手のメディアが何も発信していません。今後の状況に注視していきたいと思います。

自販機に「共同親権」訴えるQRコード

2月の話ですが、新宿や渋谷に設置された自販機に、「共同親権」を訴えるQRコードのシールが無許可で貼られていた、という事件がありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2b139323f4c0639b00bdaa93bbc4b04a9cdaeb5

yahooの記事は時間がたつと消えてしまうので、ここに本文を貼りますね。

”自販機事業などを手がけるスキマデパートは2月21日、公式Twitterで被害を明らかにしました。 問題のQRコードは、自販機の返却レバーの左あたりに貼られており、「SCAN ME」と読み込みを呼びかける言葉が記載されています。

ねとらぼ編集部がQRコードを読み込んだところ、「共同親権」の実現を求める嘆願書への署名を呼びかけるサイトが開くことが確認できました。なお、該当サイトには東京五輪のエンブレムが掲載されていますが、無断使用とみられます。  SNS上には、スキマデパートの公式Twitter以外にも、「コカ・コーラの自動販売機に『SCAN ME』って書いてあるQRコードがあった」「かなりの枚数が新宿駅を中心にばら撒かれている」といった書き込みが見られます。

 スキマデパートは該当のQRコードについて、「このQRコードは弊社が実施しているものではなく、第三者によって貼られたものになります」と説明。読み込んだ利用客からの連絡で発覚し、現在は全台対応中としつつも、「くれぐれもご注意下さい」と注意を呼びかけました。”

この記事の返信にも「共同親権推進する人はこういう非常識な人たちの団体で、さぞかしこういう夫から逃げた人たちは辛い生活だったろう」という返信がほとんど全部でした。

本当にいつも言うけど、こういうことをやればやるほど、騒げば騒ぐほど「これはヤバい人たちだ」ということをまき散らしていることになるんですが。

まぁ、まともじゃないからみんな離婚するんですけど。離婚した後も連続調停や裁判を申し立てるとか、たぶん裁判所でもおなじみの人になっていると思います。

それにしても自販機に共同親権サイトに飛ぶQRコードを貼るなんて、あほちゃうかー。

やっとここまでー精神的DVが保護命令の対象になります

政府は24日、ドメスティックバイオレンス(DV)防止法改正案を閣議決定した。被害者への接近などを禁止する保護命令の対象を、暴力といった身体的DVだけでなく、言葉や態度で相手を追い詰める「精神的DV」の被害にも拡大。命令違反の罰則も強化する。施行期日は2024年4月1日。今国会での成立を目指す。

DVは近年「長時間、正座させて説教する」「相手の行動や交友関係を制限し自らの支配下に置く」など形態が多様化。内閣府によると、24時間態勢の相談窓口事業では、相談内容の約6割が精神的DVを含む。保護対象を広げることで対応の強化を狙う。

 保護命令は、裁判所が被害者の申し立てに基づき、加害者に付きまといや繰り返しの電話連絡を禁じる制度。現行法では、対象となるDV被害を、身体的暴力のほか「生命や身体に対する脅迫」に限る。

 改正案は、DV被害に「自由、名誉、財産に対する脅迫」を追加。通院を必要とするような精神的被害があれば、裁判所が保護命令を出せるようになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/927ef5e0ccb87f140ca0a0ebb44c9539c35f0aa0より

精神的DV(モラハラ)は今まで保護命令の対象にはなりませんでした。ですので、どれほどひどいモラハラを受けていても、相手が親の家に怒鳴り込みに来ても、始終電話をかけてきても、子どもの周りをうろついても、何の手立てもないまま黙って耐えるしかありませんでした。

保護命令を受けることができるようになりましたから、特に今最中の方々は喜ばれていることでしょう。ただ、施行が来年4月なので、これがすごく残念ですが。。。

私がモラハラ被害者同盟を作ってからちょうど20年目の時に、このような大きなサプライズがあるとは。本当に感慨深いです。

以前から精神的DVを保護命令の対象にしようと活動してくださった支援団体のみなさまや研究者、政治家の方々に深く深くお礼申し上げます。

法律ができても結局使えなかったりすることがままあったりしますので、今後の動向に注目したいと思います。

まずは今日は乾杯♪♪