どっちがいいか

昨日は日本株が歴史的大暴落をした日でした。過去最高と言いますが、そもそも4万円以上値がついたことが過去にないので、暴落の幅も2万円の時と違うと思うのですが。

4万円が半分になったら2万円安ですが、2万円が半分だったら1万円安ですからね。4万円になったことがないのだから、単純に金額の多少では比較できないと思うのですよ。

昨日は友人がハワイについたと、グループLINEにハワイの写真と共に投稿がありました。円安で食料があり得ない金額なので(赤いきつねが700円!)たっぷりの食料品を持って行った写真と共に、ステキな海や街角様子が。

「ドルが141円だよ!運がいいね!」と返事を書いたら、「株がダダ下がりー(´;ω;`)ウゥゥ、こんなんだったら円安の方がいいーーーー」

そうかー、投資に熱心だったものね。。株高と円高は共存しないのか。。。

友人にとって待ちに待った楽しいハワイ旅行は、半分楽しくて、半分辛い旅行になったみたいです。

ベランダにシェードを設置してみました

アマゾンプライムセールの時にシェードを買おうと思っていたのですが、レビューの中に「100均よりいい」とあるのを見て、「100均にあるならそれでいいか」と思い、ダイソーに行きました。

さすがに100円ではありませんでしたが、アマゾンにあるものと大して変わりないものが300円だったので、ダメもとでもいいやと買ってきました。

取り付けるのが難しそうと思ったのですが、一辺に取付用の穴が開いているので、家の物干しとその穴を数か所S字フックでつないだらもう完成。

この茶色ではなく、リゾートにあるようなストライプ柄の方がおしゃれだったなと思いつつ、とりあえず30秒で完成しました。物干しざおは2本あるので、普段はこれで良し、シーツなど大物を干すときは物干しからシェードを抜いていったんたたみます。めんどくさそうですが、そう毎日大物を洗濯するわけでもないので。

結果、300円とは思えないほどしっかりと陽射しを遮ってくれます。ただ、気温は毎日35度なので、植物はへたるし、枯れてしまったものもやっぱりあります。

この気温はきっともうこれから下がることはなく、毎年9月末まで真夏なのが普通になるのでしょう。今年はお試しのシェードでしたが、来年は工夫してもうちょっとおしゃれなベランダにするかなと思っています。

家の跡取りの男が全財産を受け継ぐのは普通

こちらの続きです。

相続のご相談でよくあるのは「兄(弟)が全財産を受け取ると言っている」というものです。ただ、私が受けたご相談では母親はこの兄弟一家と同居しているので、「兄(弟)が財産の多くを受け継ぐのは仕方がないと思う。でも、少しくらいわけてくれてもいいんじゃないか」というものでした。

母も兄(弟)一家の世話になっているので、まったく味方になってくれないとのこと。「その家の財産は長男がすべて受け継ぐ」というのは今から77年前に消滅したはずなのですが、21世紀の今日もまだ生きています。

もちろん「虎に翼」にもあったように「遺留分請求」というのを裁判所に申し立てると、離婚と同じように調停になり、そこで遺留分金額が計算されて親の財産を手にすることができるのですが、これをすると家族は崩壊します。

どこの世界にきょうだいが財産欲しさに裁判所に訴え、それが終ったらニコニコとまたきょうだいに戻れるでしょうか。これをするにはきょうだいはもちろん親戚との決別が必須です。

その財産も億を超えるようなものならば私もやりそうな気がしますが、いただけるものが数百万以下だったら、親子きょうだいの縁を切ってまで申し立てるかは疑問です。

男きょうだいは当然のように「全部オレのもの」と言う。親もそれが当たり前だと言う。これが長男が親の面倒をみておらず、娘が面倒をみている場合はどうでしょう。親の面倒は娘がみているから男兄弟は財産はなしになるか。

ちょっと想像できません。「ちょっと太郎にも少しわけてやらないと」と親が言い出すような気がします。やっぱり法律は法律、感情や慣習は粘り強く残っていくのではないかと思います。

続く災害身を守る行動を

先日から東北を中心に豪雨になっていて、今日まで降り続く予報です。

7月24日(水)に、所用があって自転車で家を出るときに、遠雷が聞こえました。家から駅まで自転車で10数分持ってくれればいいなと祈りながら競輪選手のようにがんばってペダルを漕ぎ、後30秒で駅近くの屋内駐輪場にたどり着くところまで来たとたん、いきなり大粒の雨が一気に落ちてきました。

「バケツをひっくり返したような」という表現がありますが、文字通り雨粒ではなく川が空から降ってきたようなものすごい雨に、近くにあったお店の軒先に避難しました。

運のいいことにそこは軒先だけでなく、建物の一部が廊下のように引っ込んでいたので、自転車ごと中に引き込むことができました。そこから見た外の様子は文字通りの「ゲリラ豪雨」。雨だけでなくまるで竜巻のような突風が吹き荒れ、折れた枝やちぎれた葉が雨粒と共に巻き上げられながら通りすぎていきます。たぶん人がいたら人も巻き上げられたのではないかと思えるほどの強風でした。

この日、関東地方はどこもこのような天気だったようで、突風や竜巻などの被害で看板が飛んだり、建物の一部がはがれたりしていました。

異常気象は世界中に広がっていて、人も建物も構築物も破壊しています。おそらく今夏もこれからも、異常な降雨と強風で多大な被害が出るでしょう。これを防ぐことはできないなら、危険な場所から移動するしかない。

ハザードマップで危険とわかっている場所のお住いの方は、これからこれを考えていかなければならないでしょうね。

転居するなんて簡単に言うなと言われるかもしれませんが、まだ学校に通っている子どもを抱えてシンママの私が未知の東京へ来たのは15年前。関東圏に弟はいるというものの、頼りになるわけもなく、ひとりで就活して仕事を見つけ、子どもを学校に通わせる学費を稼いで卒業させ、今に至ります。

能登の地震でたまたま外にいたひとりを残して一家が全員死亡するという痛ましいことがありました。予想される災害からは逃げる選択肢を考えなければならない時代になったのだと思います。

東京から3年、パリ五輪が始まって

2020年に行うはずだった東京五輪が1年ずらして2021に開催され、私もボランティアとして参加しました。「あれから3年経ったんだなぁ」という思いと共に、あの時思い出すのはボランティア活動ではなく、状況がまるでわからないので毎日毎日Twitterやfacebookをググり続けたこと。

無観客が決まり、当初決まっていた場所は仕事が無くなり、「連絡があるまで待機」のメールが来て、その連絡を今か今かと待ち続けていたけれど、開会式が終わり競技が始まっても音沙汰はなく。

幸いだったのはSNSでも同じような書き込みが多数あったので、「私だけではないんだ」「みんな仲間」という安心感があったことです。

競技を見た記憶はほとんどなく、ひたすらPCに向かっていたことや一緒に仕事をしていた人たちと不満をぶつけあったことなど、ネガティブな思い出の方が多かった「私の五輪」でした。

とはいえ、元々スポーツ好きなので、ついつい開会式もリアルで見てしまいました。やっぱり観客がいて世界中がお祭り騒ぎなのはいいですね。

ただ残念だったのは開会式が雨だったこと。私はいつもこういう時に思うのですが、世の中には「晴れ女、晴れ男」という人たちがいて(雨女、雨男もいる)、こういう人たちが外にいると不思議なことに本当に晴れる。

どうしても晴れにしたいときはこういう人を10人くらい競技場に来てもらったらいいんじゃないでしょうか。交通費を渡して開会式に無料でご招待するなら晴れ女のみなさんも喜んで来ると思うんですが。

非科学的だと思われるかもしれませんが、実際にあることだし、万が一はずれても大して費用はかからず、「あ、はずれちゃったね」で済むんですから、こんな簡単なこと何でやらないんだろう。

それにしてもセリーヌ・ディオンの「愛の賛歌」は圧巻でした。闘病中とのことで、ご本人も不安だったでしょうに、歴史に残るパフォーマンスを聴かせてくれました。

東京五輪の時に「マツケンサンバをやったらどうなんだ」という話がネット上を賑せ、私もちょっと「にぎやかでいいかも」と思ったのですが、やらなくて良かった。。。恥さらしになるところだった。。。東京とパリ、状況がまったく違うので比較できるはずもないのですが、格が違いすぎました。でも私は真矢みきさんが登場した木遣りのシーンは大好きです。

多分夜更かしして試合を見ることはないと思うのですが(というか私はハラハラが苦手なので結果が出てからゆっくり見たい)、また流行っているようではありますが、コロナの収束を祝っていつも通りのオリンピック期間を過ごしたいと思います。

イエというもの、血筋というもの

その昔、従妹の結婚式にお呼ばれしたことがありました。従妹が住むのは父の実家でもある山奥です。披露宴は宴会旅館のようなところで、50畳以上はあろうかという広い畳の部屋いっぱいにお膳が並んでいました。

私の名前が書いたお膳を見つけて座ったのですが、一緒に招かれた母がおろおろと私にやってきて「私の席がないんだけど」と言います。「え?」と不思議に思って一緒に探したのですが、やはりない。

叔父に「母の席がないんですけど」と言うと、

「女の席はないよ。披露宴の時は酌婦をやって、それが終わったらちゃんと料理は用意してあるから」と言うではないですか。

さすがに私も母もびっくりしたのですが、母と同じ立場のおばたちは、当たり前のように宴会の用意を手伝っています。同じおばでも父の兄妹は席があり、いわゆる「嫁に来た」女性は酌婦なのだそうです。

「早智子さんは血が繋がっている大事な人だからお膳を用意してあるんだ」

嫁は目上でも他人、子どもでも血が繋がっていれば大事な親族。ここまではっきりした区別をされたのは初めてで、村で暮らしたことのない私と母は口をあんぐりするばかり。

そういえば、まだ元夫と夫婦をしていた頃、あの家はよく親族が集まってくる家でした。ただ、嫌われ者の義父の親戚は見たことがなく、集まるのは義母の方だけ。6人きょうだいの義母ですが、それがとても仲がよく、GW、お盆はいつも大賑わいでした。

よく親族が集まったりするのを嫌う人が多いですが、この親戚の方々はとてもよい人たちだったし、親戚が来ると夫は機嫌がよく外面なので、嫌な思いはしたことがありませんでした。それでも大勢の親戚の中にいるとふと、「この中で血が繋がっていないのは私だけなんだなぁ」と思うことはありました。

子どもは私の子だけど、夫の血も混じっている。だからこの血族の一員。一滴の血も混わらない私だけがこの大勢の中で他人。ヨメという立場は大きなイエという血族の中で、ひとり孤独な立場の人間なんだなぁと毎度思っていました。

それが相続となると、今は法改正によって1/2が配分されるようになりましたが、これとてそのまま適用されているかは疑問です。

私は相談員でしたのでありとあらゆる相談を受けてきましたが、相続に関することも多くはありませんがありました。その中身は概ね兄、弟との遺産配分のもめごとでした。

>>>続く

「虎に翼」に見る遺産相続の変遷

私は今、朝の連ドラを2つ見ています。ひとつは今シーズンの朝ドラ「虎に翼」、そしてもうひとつは再放送の「オードリー」です。「オードリー」は一山超えたところで、「虎に翼」に興味が移ってきました。

「虎に翼」は実在した日本で最初の女性裁判所長三淵嘉子さんがモデルのドラマですが、何週か前から裁判官として調停にも出席しています。

その中で、元法学部の同期、梅子さんの夫が亡くなったのですが「遺産はすべて妾に渡す」という遺言書を残していたため、その財産相続で調停に持ち込まれた事件を寅子が担当することになりました。

その調停の中で「妻が1/3、残りを子どもが人数で割る」というのがありました。

「そうかー、この当時は妻が1/3だったのね」と、ふむふむ。昭和20年代のことです。調べてみると昭和22年まではその家の長男が遺産の全部を受け継いだのですが、法改正で妻が1/3ということになったようです。

なぜそれまで妻に遺産が行かなかったのかというと、それまでの日本は家制度。家族は家を守るための存在で、その最たる責任者は長男の役目だったのです。長男は嫁を取り、子どもを作り、母親のめんどうは全部長男がみるのだから、妻(母)にお金はいらないだろうという考え方だったのです。

ところが戦後に法改正があり、家制度は取っ払われ、妻に財産が渡るようになりました。ですが、ドラマの中で調停委員がため息まじりに「財産は全部長男のものだという訴えがとても多いんです」と寅子に告げます。

法律が改正されたからといって、それまでの風習、慣習がはいそうですかと変わるわけではないのです。

>>>続く

amazon購入品が続々到着

先週のアマゾンプライムデーで購入した品物が次々に到着しています。

購入予定だったマウスの代わりに丁度扇風機が壊れたので購入しました。壊れた扇風機はなんと30年以上使ったのですが、最後は首振りしかできなくなり、強風しか使えなくなったので引退していただきました。

https://amzn.to/3WsD8wE

いろいろ迷ったのですが、充電式のものは結局最後はバッテリーが弱ってきてアウトなので(充電式のものは全部そう)、コンセントから取るタイプにして、寝室でも使いたいので高さの調節ができるもの、リモコンがついているものを選びました。

良かったのは風が柔らかなこと(なにしろ先代は強風だけだったので)、リモコンで操作できること、タイマーがついていること、もちろん高さが調節できることです。

物足りないのは横首振りだけなのでサーキュレーターのように部屋の空気をかき回すことはできないことです。この機能をつけると一気に値段が上がるので、まあいいか。

今は5,504円で出ていますが、セールの時は4,083円だったのでお得でした。

他の予定外のお買い物は知人へのお中元のお返し

https://amzn.to/3WsKbp3

値段も手ごろだし、日持ちするし、夏はあれば飲むでしょうとのことで選びました。ポチると発送が8月7日になっていて、丁度お中元に合わせた品なのですね。これも今は2,980円なのですが、セール中は2,533円でした。

思わぬ当たりがアーモンドフィッシュ

https://amzn.to/3WhJbUB

美味しくてフィッシュが大きいので食べ応えがあり、これは大当たりでした。リピします。これはセール中も今も変わらないお値段の1,082円です。

やっぱりプライムセールはお得ですね。ただ、お得だからと必要のないものまで買ってしまうのがイカンなぁと思ってしまいますが、今回は不要な物なしでした。

7月分電話相談の受付を開始しました

サイトトップにありますように7月分の電話相談の受付を始めました。

避難応援プロジェクトは首都圏以外の方に参加いただくことがなかなか難しいので、この電話相談でお話を伺ってプロジェクトと同じようにアドバイスをいたします。

相談で「あなたはどうしたいのですか?」という相談員がおりますが、どうしたらいいかわからないから相談したいのだという声をよく聞きます。こちらの相談はお話を伺って整理し、どうすることが適切なのかを一緒に考えていくものです。

強引に「別れなさい」ということはありません。離れた方がいいのは百も承知。だけど離婚後の経済的なことや子どものことを考えるとすぐに行動に移せないものです。

まずはお話を伺ってお悩みを整理し、情報はお伝えしますので電話相談後にご自分で再考してください。時間がかかるのは当たり前。揺れるのも当たり前。その時は何度でもこの電話相談をご利用ください。

電話はこちらからおかけしますので、電話代はかかりませんが、そのためには電話番号を教えていただくことが必要です。

当日急に夫が家にいてかけられないというアクシデントは始終あります。その際はきちんと対応させていただきますのでどうぞご安心ください。

詳しくはこちらから

https://morahara.cocoon.jp/denwasoudan.html

思っても言わないのは思っていないと同じ

わが母は思ったことを全部口に出す人です。

そもそも僻みっぽく、被害者意識が強く、勝ち気で負けず嫌いの母ですから、言いたいことが言える相手には容赦はありません。

それなりに社会性はあるので、出してはいけない相手には出しませんが、身内のものには思ったことを全部口にします。

ふと今年のお正月に「あの時こういうことを言われた」と言ったところ、「そんなことは言っていない!」と断固否定。

昔言われたその言葉は今も私の心にぐさぐさと刺さったままなので、母の顔を見ると出てくるのですが、93歳の彼女は認知症でもとぼけているわけでもなく、完全に自分が言ったことを忘れ去っています。

「思ってもいないことを口にしてしまった」とは言いますが、思っていないことは口には出ないでしょう。思っているから口にでる。

正確に言えば「マナーとして口にしてはいけなかったことだが、つい口がすべってしまった」ということかもしれません。

思っていてもそれに相手が気づかなければ思っていないのと同じです。普通に生きている人たちが思っていることを全部口にしたら、もはやこの世はおしまいです。コミュニケーションも何もあったものじゃない。

思っていても口に出さなければ思っていないのと同じ。

世の中は平和に過ごせます。