避難応援プロジェクト in YOKOHAMAで

今年度第1回目の避難応援プロジェクトが終了しました。毎回定員を超す出席者のみなさまとお話できたことを大変うれしく思います。

今回は初の横浜開催。主催者側の私たちも初めての場所でしたので、いろいろと不安なことはありました。さらに10週連続の週末雨で、気持ちも下がり気分。

何か忘れていることがあるんじゃないか、出席者の皆さまにお送りしたメールはちゃんと届いているのか、住所は間違っていないかなど、数日前から何度も確認しましたし、いつもはやらない最終確認のメールも出しました。

結果、体調不良の方おひとりを除いて全員が出席されました。東京会場よりも小さなお部屋のせいか、膝を詰めてと言った感じの、最初にこのプロジェクトを行った時のように「目立たないように小さな部屋でコソコソとやる」という理想に近い形となりました。

今回はいつもと違う内容のものがいくつも出ました。その中で「親から家を建てるためにもらったお金は特有財産になるか」というのがありました。

本来離婚の時は夫婦の貯金を全部合計して1/2ずつにするものですが、家を建てるために親からもらったお金は特有財産になります。ただし、たとえいつもは証拠がいらない調停でも、それは立証しなければなりません。

今回のケースは相当前のためその立証ができないとのことですので、残念ながら証拠があれば特有財産として夫婦の持ち金から除外できるところを共有財産にしなければならないという結果でした。

こうやって親からもらった、あるいは自分が独身の時に貯めていたお金は後からわかるようにきちんと管理しておいた方が、後から便利です。

「そんな~、何十年も前のものなんか、捨てるわよ」と思われる方。ワタクシは20年前、夫が私から搾取した私の通帳から家を建てる資金をATMで下ろした伝票をしっかりと持っていました。いつか何かの役にたつかもしれないと、お守りのように持っていました。

その伝票が証拠になって、土地を買う時に私のお金も使われたことが立証され、家は1/2ずつの分与となり、その家に住み続けることができました。

恨みつらみはこうやって形にして残せば、後で役にたつことになりますよ。