夫がいるとできないワークス

こちらの続きです。これを書いていて思い出したのですが、私は「このスニーカーをヤフオクに出品する」というアルバイトをしていたのはまだ結婚していた時でした。

この事件は知人から「息子が趣味で集めたスニーカーを100足以上(もっとかも)が箱に入ったまま放置して海外へ行ってしまった。置くところもなくとても困っている。何か方法はないだろうか」と相談されたことが発端でした。

子どものママ友などに「いらない?」と話をして数足はさばいたのですが、それ以上は無理。そこで「ネットオークションで売りませんか?出品は私がします」と提案しました。まだネットオークションの黎明期で、今ほどあれこれとサイトがあったわけでもないので、利用したことのあるヤクオフに出品しました。

写真はほとんど知人宅で撮り、家でPC作業と発送をしていたのですが、押し入れの中にしまっていたものを、ある日、夫が見つけました。

「お前!商売でもしてるのか!!!!!!」

いやいや、これは人助けで頼まれたからと説明しても、いつもの「捨てて来い!!!」

やむなくシューズは知人宅に戻し、発送は知人がすることになりました。ただ、慣れない仕事だったせいか、発送トラブルがよくあり、その謝罪メールに追われることになりました。。。

知人からは歩合のお金と「お礼に」と小さなバケツほどの大きさに入ったお味噌をもらいました。なんでも地元で作っている味噌だとか。

それまで家で使っていた味噌が切れ、その味噌で作った味噌汁を出すと味がモラ夫の口に合わなかったようで「こんな味噌汁飲めるか!!!」

バケツひとつにある味噌をどう処分したのか覚えていませんが、あちこちに小分けして配ったのかも。

モラ夫は「こんなもの、食えるか!!」と絶対に食べなかったものを、知り合いが「おいしいよ」と言うと、「うまい」と言って食べたりする、人に影響されやすい人でした。。

ネットオークションの出品代行という、今は普通に行われていることを先駆けてやっていたのですが、こうやって家族の可能性をひとつひとつつぶしていくモラ夫。

この夫が家にいる限り、一緒に暮らしている人の才能も未来もつぶれてしまいます。