相手の要求を抑えるモラハラツール

クリスマスが終わると年末になり、そして年明けになります。今年は31日が土曜日、1月1日が日曜日なので、ドキドキしなければならない期間が少しは短くてすみそうですね。

元夫は年末年始にも仕事があるので家にいることはなく、そこは助かりました。夫がお正月に大はしゃぎするのは親戚がやってくるからです。

兄一家もやってきて、甥姪にお年玉を渡すのですが、夫からは渡さなくてもいいと言われていました。それでも律儀に私がふたりにお年玉を渡していたのは、昔、私が子どもだった頃、お年玉が私の大事な1年間のお小遣いの稼ぎ時だったからです。

両親からはお小遣いはもらえない。「欲しいものがあったら言いなさい」とはいうけれど、「○○が欲しい」と言えば「そんなものいらない」と言われるし、言ったら言ったで「うちはお金がないんだから」「なぜ必要ないものを欲しがるのだ」とブリブリと怒り出すのはわかっている。ここは元夫と同じですね。

相手から要求があったら「必要ない」と言い、「なぜそんなことを言うのか」と言って怒るとうのは、なかなか効果的なモラハラツールだと思います。もうこれで相手は「要求したら怒られる」ということを学習しますから、二度と要求はしてこなくなります。

怒られるだけではなく、「その後、長い間の不機嫌無視が続く」というのは、「お前が身の程知らずな要求をした罰だ」と言う意味です。

ところが理不尽なことではありますが、夫は無視を始めるとやめるタイミングがない。こちらから止めることはできないので、相手から何かしらの止めるのにふさわしい態度をとってもらわなければなりません。

これが土下座だったり、泣いて謝るとか、ともかく止めるための何かのアクションを相手に要求します。

#自分で始めておいて、何をあほくさいことを言うのかと今なら思う。

ともかくこちらは「身の程知らずに要求などして申し訳ありませんでした。あなたを不愉快な思いにさせてすみませんでした」と謝り続けることになります。

そこで夫は渋々を装いながら「二度とすると誓え」などと誓約書を書かせたりします。どこまでも自分が上なのです。

今年の年末もひとりで穏やかに過ごしますが、1日は子どもたちがみんなでやってきて、三が日は楽しく過ごす予定です。

あんな理不尽な悔しい思いをなぜずっと耐えていたのだろうとは思いますが、「ともかく還暦過ぎたら楽しい人生」を送れていますので、あれも5月の花を咲かせるための1月の雪だったのでしょう。

元夫ですかぁ?

ひとりでコタツでミカンじゃないですかぁ?糖尿病だそうで、酒飲めないしぃ。