濃いピンクのシャコバサボテンが華やかに咲きました。このシャコバは6~7年前地元のお祭りに行った時、献血ボランティアのおじさんからいただいたものです。
献血をしたらシャコバがもらえるとのことで手を挙げたのですが、残念ながらすでに私が乾杯をしていて血流にアルコールが流れているため「飲んでいる人はできません」とあっさりとお断りされてしまいました。
「そうかー、残念だなー」とシャコバを見るとおじさんが「あげるよ」と鉢を差し出しました。「いいんですか?」というと「来年やってね」とウィンク。
「はい!」と言って鉢を受け取りました。
そのシャコバはいただいた年は咲いたのですが、なぜか翌年は花がつかず、そのままベランダに放置していたら、2年後からは毎年咲くようになりました。
#なぜ翌年つぼみを持たなかったんだろう??
そして先日友人宅へ行ったところ、玄関に赤いシャコバが咲いていたので「きれいねー」というと、「ありがと。もう家の中でもいいんですって」とのことでしたが、私が「クリスマスに咲くようにベランダに置いている」と言うと、「もう霜が降りるでしょ。家にいれなきゃ」と叱られてしまいました。
「はーい」と言ったものの、家の中に入れたらきっとあっという間に咲いてしまうと心残りではありましたが、「花がかわいそうでしょ」と言われ、渋々家の中に入れました。
そして4日がたち、ほら、やっぱり一斉に咲きましたよ。写真のようなシャコバが。
毎年この季節の花便りはシャコバサボテン。クリスマスの女王ポインセチアもいいけれど、いただき物のシャコバサボテンが我が家の暮のプリンセスです。
で、あの献血カーはその後お祭りに来ていなくて、未だに献血できていないのが心残りです。