いろいろな相談を受けている人たちが異口同音に言うのは「相談される方は魔法の言葉を知りたくて来るのよね」ということです。
「夫がアルコール依存症」「意地悪な義母とうまくやっていきたい」「子どもがひきこもり」などなど、とても身近で深刻な問題で来られます。ネットをググればそれなりの回答のようなものは山のようにあります。おそらくここに来られる前も沢山の機関や人に相談されたのだと思います。
あちこち相談し、いろいろ試してみたけれどなかなかうまくいかないという方の表情は本当にに暗くて、疲れ切っています。もうこういった類の悩みは小手先では無理で、エイっと大ナタを振ることが求められますが、それを言っても「でも」「だって」「どうせ」という3Dワード。
「相談をする方は、これを言えばぱっと解決するという魔法の言葉が知りたいのよ。」
簡単に、一言で、人を変える魔法の言葉を教えてくれと言う。それを言えばアルコール依存症の夫はぴたっと酒を止め、意地悪な義母は優しくなり、子どもは引きこもり部屋から出て働くようになる魔法の言葉。
そんな言葉があったら私も知りたい。