森の中にひっそりと佇む少女まんが館

去年たまたまネットを徘徊していて、東京に「少女まんが館」という、心がスキップするような家があるのを知りました。なんでも昔のマンガが読み放題で入場無料なのだという。

https://www.nerimadors.or.jp/~jomakan/

発見したのが去年の11月で、11月~3月の間は閉館しているため、春を待って出かけてきました。

先週NHKで「少女まんがの魅力は国境を越えて」というタイトルで日本のマンガが他の国でも翻訳され、ヒットしていると放送されました。この少女まんが館も番組内で登場し、管理人の方は(まるで少女マンガに出てくるような美女)少女まんがに対する熱い思いを語っていました。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2025052329075

昭和30年代から始まった少女マンガ雑誌は当初男性のマンガ家が書いているものが多く、題材も「生き別れた私のお母さんはどこ?」といった健気な少女がいくつもの不幸にもめげず、幸せになっていくというものが多かったのですが(男が考える「少女にはこんなテーマがいいだろう」という思い込み)、戦後生まれ世代の少女たちが漫画家となり恋愛マンガを描き始めて、少女マンガは変わっていったという内容でした。

さらに自分の人生は自分で選ぶといった自立した主人公が描かれるようになり、2000年代に入ると、育児をする男性も登場し時代の価値観がマンガにも反映されるようになりました。

そしてそれに共感する他国の女性たちが日本マンガの翻訳を熱望し、実現化されていきました。私も少女の頃マンガを読みふけったひとりとして、こういう館があると知ったからには行かずにおれません。

あきる野市という東京の中でもかなりはずれの場所にあるのですが行ってみました。道中、同じような年代の女性と一緒になり、森の中にひっそりと佇むマンガ館で4時間ほどじっくりと昔のマンガを読みふけりました。

もうそのマンガを見てから60年近く経っているのに、脳が柔らかいうちに読んでいたせいでしょうか、そのコマに描かれている絵に見覚えがある。がっしりと私の記憶の中にセリフが入っていて、懐かしさであの時代までタイムスリップしました。

この館は野越え山越えしていかなければいけないところにあるので、あまり訪問客はいないことが幸いしていると思います。これが人口の多い都心にあったら人が詰めかけ、マナーの悪い人もでてくるでしょうから本が傷んでしまいます。

週刊少女フレンドや別冊マーガレットを山積みして、同様の思いで読みふける元少女だった人たちも満足して家路についたことと思います。

当然賛助会員になり、また時間のある時に伺おうと思います。

お詫び申し上げます

モラハラ被害者同盟に連絡していただく際にはメールフォームのご利用をお願いしています。今まではちゃんとこちらの受信フォルダに配達されていたのですが、今月中ごろから迷惑フォルダに入ってしまうようになってしまっていました。

今までは迷惑フォルダにはちゃんと迷惑メールしか入って来なかったので、迷惑フォルダをチェックすることが月2回程度になっていました。

先日迷惑フォルダを見たところ、お問い合わせメールが沢山溜まっているではないですか!びっくりしていただいたメールにはすぐに全部お返事をしたのですが、お返事が遅れてしまった皆様には大変失礼いたしました。

これからは受信フォルダを見ると同時に迷惑フォルダも見ることにしました。これで漏れはなくなると思います。

それにしても、なぜ急にお問い合わせが迷惑フォルダに振り分けられるようになってしまったのか、謎です。

秘伝焼きおにぎり

我が母はいろいろと困った人ではありますが、料理はとても上手です。一緒にサイゼリアに行くと卓上塩を舐めて、「これはいい塩だ」と言ったりして舌は衰えておらず、いまだ健在のようです。

母の施設に行くと母は必ず「焼きおにぎり」を作ってくれています。いつぞやはその焼きおにぎりから上る煙で警報機が鳴り、大騒ぎをしていたことがありました。

スタッフの方たちは大騒ぎで「どこ!?どこ!?」と走り回っているのですが、母は知らぬ顔。「スタッフさんに行ってきた方がいいよ」というと「何でも大騒ぎをするんだから。放っときな」。

その焼きおにぎりですが、先日はまだフライパンの上で調理中でした。

私は母と一緒にキッチンに立ったことがありません。母は料理をしながら「あれをやれ、これをやっておけ」と指図をするので、他の仕事をさせられていました。

迷惑だったのは弟の配偶者で、一緒にキッチンに立たされ「あー、ダメダメ!あーだからいったこっちゃない!!」とご指導が続くので、配偶者は母と一緒に家の中にいることを避け、母のいる実家には来ず、両親が弟のいる東京へ行くと自分の実家へ逃げるようになりました。

そのような母ですので、料理をしている場面というのは背中越しにしか見たことがないのです。

その焼きおにぎりはフライパンの上で醤油の焦げたいい匂いをさせています。

「そうか!フライパンを使うんだね」

私は焼きおにぎりをコンロで焼いていたので、どうしても表面の米粒が固くなったり焦げたり、醬油をつけるとボロボロになったりしていたのですが、フライパンを使えばこれが避けられます。

握ったおにぎりをテフロン加工のフライパンに油を引かない極弱火で、何度もひっくり返しながら両面焼きます。できればマチの部分も転がしながら焼きます。極弱火のため時間がかかりますので、一度の大量作っておいて冷凍しておくのがお勧めです。ちょうどおせんべいを焼く感じですね。

きつね色になったらお醤油か、砂糖醤油、または味噌をつけてまた極弱火で焼きます。

こんなシンプルな、料理ともいえな料理ですが、母にかかると極上の焼きおにぎりになります。ご飯の握り具合、焼き加減、醤油の分量、塗るタイミングなど熟練の技の集大成がこの焼きおにぎりです。

私も今日、テフロン加工のフライパンを使って作ってみましたが、何かひとつふたつ足りない。

「愛情」なんてものではないのは確かですが。

メルカリにPCでログインできなくなった方へ

メルカリはオークションと違ってすぐに購入できる手軽なネット売買です。オークションだと結局誰かが高値をつけてしまって結局手に入れることはできないことが多いのですが、こちらはそういうことがありません。

さらに送料込みのことが多く、「この金額でこんなにいいものを」という掘り出し物も手に入れることができますし、もう使わなくなった日用品や衣類なども手軽に売ることができます。

こんなに手軽なメルカリなのですが、私はスマホの小さな画面ではなく、PCの大きな画面を使っていたので、ある日突然PCでログインできなくなったのにはたまげました。

PCでログインしようとすると、「パスキーを使用してログインします」と表示が出て、スマホの種類を選ぶとQRコードが出て、スマホでQRコードを読み取っても無効なURLが出るばかりでまったくログインできませんでした。

昨年末からその状態だったのですが、それほどメルカリ依存でもなく、とりあえずスマホではログインできるのでそのままにしていたのですが、先日時間があった時に検索してこの状態になった場合のログイン方法を調べてみました。

検索してみると、同様の症状の方が結構沢山いて、みなさん困っていました。どうやらメルカリ側がセキュリティを上げたようです。

そして検索で出てきた方法をいろいろと試してみたのですが、どれもダメ。どうしようもないのかと思いながら、最後に出てきた「bluetoothを利用する」をやってみたところ、見事成功!無事にPCでログインできるようになりました。

bluetoothを使うというのがめんどくさそうで少し腰が重かったのですが、やってみたら簡単。

まず、スマホの設定でbluetoothをオンにする。次にPCの設定でbluetoothの「新しいデバイス(自分のスマホ名)に接続する」で接続します(ペアリングします)

次にPCでログインを選ぶといつもの「パスキーを使用してログインします」という画面になりますので、自分のスマホの機種を選び「次へ」。ここでスマホのカメラを起動させます。PCの画面にはQRコードが出ているのですが、QRコード用のカメラではなく、普通の写真をとるカメラを起動させます。すると画面の下のほうに「メルカリに入りますか?」とかなんとか(文が切れて見えない)が出てきますので、それをタップするとなんとPCの方がログインできます。

つまりスマホとPCを繋いで、スマホの指紋認証、または顔認証をメルカリ側に送ると繋がっているPCがログインできるということのようです。

文字に書くとめんどくさそうですが、1分で終わりますのでお試しください。

この方法が書いてあった記事はこちらです。

https://note.com/kohhy_cyan92/n/nc2f576f9ca05

chatGptから懸念されること

こちらの記事からChatGPTってすごいなぁと書きましたが、これによって今人間がやっている職種も少なくなっていくのではないかと思います。

自分で考えなくてもAIが考えてくれるので、(それもかなり良い感じに)そういったことに時間を使うことがありません。

昔、そもそもなぜ私がコンピューターをやり始めたかというと、ちまちまとした単純労働をするのは嫌だったからです。

こんな事は機械に任せれば良い。人間は機械ができないクリエイティブなことをやれば良いと思っていました。実際そうなって単純労働は機械がやるようになりました。

ところが、機械ができないクリエイティブなことをができる人間というのはそう多くはなく、工場で人間がやっている単純労働は労働力が東南アジアに移ったので、日本にはなくなってしまいました。

単純労働も、頭脳労働も、機械や別の人がやるとなると、当然、失業する人たちが出てきます。それでも今労働力不足と言われているのがサービス業ですが、カスタマーハラスメントが多く、なかなか定着する人が少ないと聞いています。

世の中が変わって、AIなんかが出てきたから、と嘆き怒るよりも、この流れに乗って、AIを活用して、チャットGPを使いこなせるようになれば良いのですが、脳も気力も衰えてしまい、そもそも新しいことに取り組もうという意力も無くなってきました。

「いや、いくら優秀でも機械は機械。人間の漠然とした考えや感情に訴えるといった細かいところまでは行き届かないから人間は残る」と思う方もいるかもしれませんが、いえいえ、前に書いた通り、その細かな行き届いた思いやりといった部分までChat GPTはやってくれます。イライラしている相談員よりはよっぽど冷静に。

和文タイプがワープロに変わる時、断固反対した和文タイプ従業者の中でいち早くワープロに乗り換えたタイピストの方が生きながらえたように、Chat GPTを有効活用する方面へ行った方がたぶん正解なんだと思います。

ただ、年をとると腰が重くなるし、覚えるということが難しくなっています。これが最後と思えればがんばりもできるかもしれませんが、覚えたとたんにまた新しい技術が出てくる。

もう、Give upしたいという気持ちも同じ分量であります。。

楽天カードがロックされてしまいまして

3月、楽天カードの番号が漏洩したらしく、楽天からいきなり電話があり「NYでウーバーを使いましたか?」とか「海外で電化製品を買いましたか?」などと質問され、すべて「いいえ」と答えると強制的にカードがロックされてしまいました。

どうやら私のカード番号で盛大に買い物をした人がいたらしいのですが、カード会社はどうやって不正を見抜くのか。このことについてChat GPTに聞いてみました。

クレジットカード会社が不正利用を見抜く理由

1. 不審なパターンをAI・機械学習で検知

カード会社は膨大な取引データを元に、「通常の利用」と「不審な取引」のパターンを学習しています。

例:

  • 普段使わない国や地域での利用(例:日本在住→急にアメリカでの決済)
  • 高額な買い物や短時間での連続利用
  • 通常と異なる店舗ジャンル(いつもスーパーばかり→急に高級ブランド)

「いつもスーパーばかり→急に高級ブランド」には笑ってしまいました。確かに!


物理的に不可能な移動パターンも不審とされます。

確かに!日本に住んでいるのにNYでウーバーは使わない。

例:

  • 10分前に東京で使われていたのに、今度は海外で決済された
    →「スキミング」や「カード情報の漏洩」が疑われる

3. 本人認証(3Dセキュア)の異常

ネットショッピング時に「本人認証パスワード」や「SMS認証」を使う仕組みで失敗が続くと、不正利用の可能性としてフラグが立ちます。


🛡 不正利用が発覚したときの流れ(一般的)

  1. カード会社からSMSや電話、メールで「不審な取引」について確認連絡が来る

はい、来ました!福岡からの電話でひとつひとつ「買いましたか?」「使いましたか?」の電話が来ました。

  1. 本人が否定すればカード停止・再発行
  2. 調査の後、不正と認定されれば補償(原則、本人に過失がなければ全額補償)

どうやら全額補償されたようです。そしてカードは停止され、再発行の手続きをしました。

困ったのは公共料金の引き落としができなくなるので、思いつく限りの公共料金はカード番号を変えたのですが、漏れてしまったものは引き落としができず、請求書が来てコンビニ払いになりました。コンビニ払いになると1通につき手数料が110円かかります。

楽天カードでの漏洩でこの手続きをするのは何度目だろう?楽天から「うちから情報がもれちゃったんで、カードを変えてください」というのもありました。あの時も同じように公共料金の引き落とし番号を変えるのにドタバタして、いくつか漏れて、コンビニ払いになりました。

オタクの不備でカード情報が漏れたのに、なぜにユーザーがこういうことをしなければならないのだろうか。

証券会社の口座乗っ取りもあり、不正利用も身近になってきました。こればっかりはいつ何時にくるかわからないので、せめて引き落とし一覧を作っておくしか手がないですね。


新名所東京ジャーミー

昨年友人が来た時にどこかへ行こうという話になりました。友人は東京へ何度も来ているのでいわゆる観光名所のようなところへはすでに行っています。

「あまり遠くへは行きたくない。ささっと行って帰って来られるところがいい」

美味しいものには興味がなく、健康第一。あまり歩きたくないという彼女の求めで考え付いたのが「東京ジャーミー」

東京ジャーミイは、代々木上原の住宅街にひっそりと佇む、日本最大級のイスラム教のモスクです。一歩足を踏み入れると、まるで中東やトルコに旅したような、静かで荘厳な雰囲気に包まれます。

高い天井、繊細な装飾、そしてやわらかな光に照らされたステンドグラスは言葉を失うほど美しく、自然と心が落ち着いていきます。

しばらくその空間に身を置いていると、日常のざわめきが少しずつ遠ざかり、心の中に静けさが広がっていくのを感じます。

もしかすると、テレビやニュースの影響などで

「イスラム教=なんだか怖い」「モスクって閉鎖的な場所なんじゃ?」
と思っている方もいるかもしれません。

でも、実際に東京ジャーミイを訪れてみると、そのイメージはきっと大きく変わるはずです。(私はイスラム教の様々なところが私の考えと反するので入信なんてとんでもないです。それとこれとは話が別)

ただ、普通のお寺と同じように無料で入館でき、ちょっとした海外旅行気分にひたれるので年1回程度訪れます。

東京ジャーミイでは、日本語のパンフレットやガイドツアーも用意されており
スタッフの方もとても親切。質問すれば丁寧に答えてくれます。

ここで「なぜみんな髭を生やしているのですか?」と質問した方がいましたが、「神が生やせといったから」というわけのわからないお答えが。

世の中のすべてが「神が決める」

イスラム教は女性の髪を隠さなければならないのですが、(こういうところも嫌なところ)貸し出し用のスカーフは入り口に置いてあります。

礼拝の時間を避ければ、建物の中をゆっくりと見て回れます。建築が好きな方や静かな場所でリフレッシュしたい方にもぴったりです。

広い建物の中が外の喧騒と違ってとても落ち着く、静かで温かい空間だと感じます。私の友人も行ってみて「よかった」と言っていました。


モスクの1階には、ちいさなトルコショップもあります。色とりどりの器やスカーフ、スパイスなどを見ているだけで、気分はプチ海外旅行。休憩所にはデーツやチャイが置いてあって無料でいただけます。私はいつもお菓子をいくつか買ってきます。

土日にはレストランが開いていて、1,500円でデザート付きのトルコ料理が食べられます。私が行ったときは1階よりも2階の方がちゃんとした食器を使っていい感じでした。

実はここは東京に来たばかりの頃、交通費節約のために歩いていた時に偶然見つけた場所で、それ以来お気に入りになりました。

たまたま金曜礼拝に入ってしまい、ものすごい人波で出るに出られなくなってしまったことがありました。礼拝の群衆を見たいと言う方は別にして、金曜は避けた方がよろしいと思います。

Chat GPTってすごい!

少し前からChat GPTを使っていますが、瞬時にweb内を捜索して、精査して的確な答えを出してくれるのが毎度驚きです。

旅行で「〇〇に行きたい。いつ頃がいいか」と入力すると、瞬時に答えを出してくれます。それは自分であちこちググって見つけるよりもはるかに早くて正確です。

これを見つけた時はビックリしましたねー。すごすぎて。早く会いたかった。なんでこんなに早く答えを出せるんでしょうね。ググろうとしてハタと「これをChat GPTに聞けばいいんだよね」と気づき、音声入力しました。

瞬時にお答え

Chat GPTがこんなに早く答えを出せる理由は、以下のような技術的要素が組み合わさっているからです:

1. 事前学習済みモデル

Chat GPTは、あらかじめ大量のテキストデータを使って訓練されています。この訓練によって、言葉と言葉のつながりや、質問とその回答のパターンを学習しています。そのため、質問を受けたときに「考える」というよりは、「似たようなパターン」を瞬時に探して、それに合った回答を出すのが得意です。

2. 推論エンジンの高速化

Chat GPTの裏で動いているのは「トランスフォーマー」という非常に効率のいい機械学習モデルです。これは、大量の計算を並列処理(同時進行)で行えるため、非常に高速に結果を出せます。

3. 高性能な計算インフラ

Chat GPTは、強力なGPU(画像処理装置)などのハードウェアを使ってクラウド上で動いています。これにより、何百万のユーザーからのリクエストにも素早く対応できます。

4. 入力文を効率的に処理

質問が送られると、その文の意味を効率的に分解し、「どんな意図か」「どんな情報が必要か」を瞬時に把握するしくみがあります。これもスピードにつながっています。

要するに、「大量の知識をすでに持っていて」「処理がとても早いコンピュータで」「効率よくパターンを探している」から、すぐに答えられるのです。

気になる点があれば、もう少し深く掘り下げて説明できますよ!

こうやって最後に「気になる点があれば、もう少し深く掘り下げて説明できますよ!」と必ず次に続くサービスがあるのがすごい。

Chat GPTに「35歳専業主婦の女性。夫からのモラハラでつらい。子どもは3歳と1歳。親には頼れない」と入れてみたところ、これも瞬時に回答がありました。

“とてもつらい状況ですね。毎日、心身ともに消耗しているのではないかと想像します。あなたがひとりでその苦しさを抱えていることに、まず心から寄り添いたいと思います。

モラハラ(モラルハラスメント)は、暴力が伴わなくても深刻な精神的暴力です。継続的に人格を否定されたり、無視されたり、支配されたりすることは、自己肯定感を奪い、うつや不安などの心の病にもつながります。特に幼い子どもを育てながらでは、逃げ場もなく、日々が耐えるだけのものになってしまっているかもしれません。

あなたのように、親にも頼れず孤立している場合は、外部のサポートを考えることがとても大切です。いくつか、すぐにでも検討できる支援をお伝えします”

DV・モラハラ相談ナビなど具体的な相談先をいくつか紹介してくれます。その他に

「何かを決める前に、まず話したい」
「子どもの前で泣けないから、ここで泣きたい」
それでも大丈夫です。誰かに話すだけで、少し心が整理されることもあります。今すぐ行動に移せなくても、「この気持ちはおかしくない」と確認することが一歩です。

あなたは今、2人の小さな命を育てながら、自分自身を守ろうとしている立派な存在です。どうか、自分を責めないでください。そして、助けを求めることは「弱さ」ではなく「勇気」です。

必要なら、もっと具体的な行動プラン(たとえば「今日できること3つ」など)も一緒に考えられます。

今、一番つらいと感じることは何ですか?

と、話を続けてくれます。これがつらいと書くとまたさらに的確なアドバイスや寄り添いの言葉が並びます。もう相談員顔負けというか、相談員になるためには何年もの実地訓練が必要ですが、これはいりませんし、人件費もかかりません。

もしひとりで辛いなぁと思っていることがあったら、Chat GPTに相談してみるもありだと思います。

Chat GPTはこちらから。無料ですぐに使えます。

https://openai.com/ja-JP/chatgpt/overview/

自転車も違反切符-来年4月から

来年4月から自転車の青切符(違反罰則金)が取られることになりました。自転車しか乗り物がない我が家は毎日の利用しているので、相当慎重にならなければいけなくなりました。

自転車に乗っていて私が1番怖いのは、若い男子の自転車です。

小学校高学年から30代位の男子は猛スピードで道路や人の間をすり抜けていきます。

時には目測を誤ってぶつかることもあります。私もぶつかりそうになったこと、ぶつけられたことがあります。ぶつかった後は大抵逃げるので、犯人を特定することができません。

黙って逃げるのはまだしも、「くそばばぁ!!!!」と怒鳴って消えるのもいます。

私はこの罰則規定に無謀運転を重点的に適用して欲しいと思っています。

その次に怖いのは子どもを乗せるようの器具がついた自転車です。地方の方は馴染みがないかもしれませんが、東京ではきちんとした装備さえしていれば、子供を前後ろに乗せても良いことになっています。3人乗り自転車です。

ただ、子どもを乗せていない時などはものすごいスピードで突っ走ってます。この種の自転車はほとんど電動な上に、なにしろ若いママなので馬力があります。右側通行当たり前、左右の確認もせず道路を斜めに走って行ったりします。

私は今回の改正で疑問に思うのは、例えば信号無視は6千円の罰金ですが、では自転車を押して信号無視をしたらどうするんでしょうか。

自転車に乗っていない時は物を運んでいると同様なので、歩行者ですよね。もちろん歩行者でも信号無視は何かしらの罰則があると思いますが、歩行者が信号無視して罰金を取れらたというのは聞いたことがありません。

自転車で信号無視するときは降りる、が日常になったりして。

そして、自転車が歩道を走るとこれまた罰金が科せられることになりました。この違反で一番頭を抱えるのは車を運転する人たちと思います。

今は歩道を走っているから何とかなっているけれど、小学生もヨロヨロの老人も、自転車に物をいっぱい積んでフラフラの自転車も車道を走ったら、車は怖くて脇を通り抜けられません。

#自転車は積載荷物制限を作るかも

地方は車が必需品な分、道路が整備されていますが、東京は狭い土地に家を建てたりするものだから、道路に白線を引いて「ここ自転車」というところが沢山あります。

その白線と道端がほんの10センチくらいというところもざらにあります。

#サーカスの曲芸乗りしか通れない

ともかくあの片手乗り、時には両手を離して曲芸乗りをしながらすっ飛ばす若い男子たちをどうにかして欲しいと思います。

旅にまつわるエトセトラーその3 深夜特急

深夜特急(ミッドナイトエクスプレス)は沢木耕太郎のベストセラーです。バッグパッカーの聖書とも言われています。1986年の発売ですが、それまでの聖書は小田実の「何でも見てやろう」でした。

どちらも青年がバックパックを背負って世界中を貧乏旅行する話ですが、旅行の途中で起こる出来事や出会う人たちが生き生きと描かれ、今も色あせることはありません。

私は深夜特急が最初に出て時に買い求め、1・2巻とも夢中で読みました。2巻から3巻の間が数年空き、待ちわびて3巻目を買ったのですが、今見ると3巻がありません。仕方がないのでkindleで買いました。

今まではkindleを読むときはiPad miniを使って読んでいたのですが、たまたま出先でスマホしかなく、仕方なくスマホを使ったら、これがとても読みやすい。字が大きくて行間が広い。1画面に8行なのでめくるのが忙しいのですが、なかなか読み進まない紙の本に比べ、読んだ感があります。

1986年にこのようにして本を読むことになるとは思いませんでした。

今回深夜特急を再読して、なぜこのタイトルをつけたかを沢木耕太郎は本の冒頭に「ミッドナイト・エクスプレスとは、トルコの刑務所に入れられた外国人受刑者たちの間の隠語である。脱獄することを、ミッドナイト・エクスプレスに乗る、と言ったのだ。」と書いています。

沢木耕太郎は映画「ミッドナイト・エクスプレス」を見てこのタイトルにしたそうです。私もこの映画を最新作として映画館で見ました。麻薬を密輸しようとしてトルコの刑務所に投獄されたアメリカ人青年ビリーが、地獄のような刑務所生活から逃れるため脱獄します。

ただ、私の記憶ではよくある脱獄劇のように長期間穴を掘るとか、計画的に脱獄したわけではなく(それは企てていたけれど結局できなかった)たまたま偶然脱獄できちゃったというラストだったと思います。

〇害した刑務官のダブダブな制服を着て、まるでおしっこを我慢しているようなヨチヨチの足取りで刑務所を出ていく様が印象的でした。

沢木耕太郎は日本を脱出して世界旅行へ旅立つことをこの映画になぞらえて「深夜特急」としたのかはわかりませんが、本の冒頭に↑にあるような文章を載せているところを見ると、示唆はあると思います。

ビリーは刑務所の中で廃人になっていく仲間たちを大勢見ていました。何もしなければ自分も同じ道を歩むことになるのだろうと恐怖の日々でした。刑務所から出られるよう懇願した両親もアメリカ政府もできるだけのことをしてくれましたが、刑期は延びるばかり。深夜特急に乗ることしか道はありませんでした。

地獄のような所から自由な世界へと戻ることを深夜特急に乗るというならば、モラハラの家から避難して自由な生活を送ることも、深夜特急と同じではないでしょうか。

この映画を見て「トルコって怖い所だなー」という印象が強く、なかなか考えを改めることができなかったのですが、エルトゥールル号やイラン・イラク戦争での日本人救出などのエピソードが上書きをしてくれました。

GWでお暇がありましたら、「深夜特急」を一度読んでみませんか?(長いよー)