大日本国防婦人会のタスキ

NHK朝の連ドラの再放送を楽しみに見ている私ですが、どのドラマも太平洋戦争の場面が登場します。もちろん現在放送中のチョッちゃんにも登場しています。

チョッちゃんの叔父さんが経営する「いずみ」という喫茶店が食料不足により閉店しなければならなくなったので、閉店さよなら会を催したところ、さっそくこの大日本国防婦人会のタスキをかけた割烹着の女性が怒鳴り込んできました。

チョッちゃんの前に放送されていた「カーネーション」でも登場し、「贅沢は敵だ!」と教育しまくっていたのがこの大日本国防婦人会。

この婦人会に目をつけられると、「戦争の非常時に贅沢だ!」「戦地の方々に思え!」と怒鳴りながら説教するのも毎回同じ。

国防婦人会 戦争にのめり込んだ 母親たちの素顔↓

https://x.gd/2bMQj

NHKが放送した「銃後の女性たち〜戦争にのめり込んだ“普通の人々”〜」で大日本国防婦人会が取り上げられました。

この記事の項目タイトルだけ読んでも、なぜ国防婦人会が存在したのかがよくわかります。

〇出番のなかった”女性たちが 国防婦人会に感じた“やりがい”

〇社会で必要とされる喜びを感じた女性たち

〇国策に取り込まれていく女性たちの“やりがい”

〇“産む性”として…戦争に息子を出したら一人前

国が女性たちの「必要とされているという喜び」につけこんで、利用していたのです。子どもが亡くなって喜ぶ親はいません。でも「お国のために亡くなった」「名誉です!」と言わせて子どもが戦地に行くのを嘆かせないようにする。嘆いたら叱咤する。

国策と一致したのが白い割烹着にタスキをかけた大日本国防婦人会でした。

私は「子どもは軍隊で教育してもらおう」とか、「国防には核が効率的」などと言っている政党の女性たちは、この白い割烹着にタスキをかけているように見えます。

大日本国防婦人会の代わりに政党の名前が書いてあるタスキ。

よもや80年前からのタスキをリレーしていたのではあるまいな。

夏の夜の安眠術

私はそもそも元から寝つきが悪いのですが、夏は特に寝苦しくて眠れなくなることが多かったものでした。

そこでテレ朝のモーニングショーではよく快眠術を特集していて、これに習って一部取り入れて試してみました。

〇冷房は一晩中つけたままにしておく。

〇布団はタオルケットだけでなく冬の掛布団をかける、ということでしたが、冬の掛布団は分厚い羽毛なのでこれはやめて、薄い羽毛布団にしました。

〇よく言われる「寝る前2時間はスマホなどブルーライトを発生するものはやめる」は守れないので、やっていません。ただ、見ているのはスマホではなくPCです。

〇着るものは長袖と長パンツとのことですが、長袖は鬱陶しいので、半袖Tシャツに100均で買ったアームカバーをつけています。下はユニクロのイージーパンツ。

〇寝る前のお風呂ですが、お風呂はジムで入るので、家では入りません。

とまあ、ほとんど守っていないのですが(特にブルーライト)、寝る前は活字の本を読む、audibleをつけっぱなしにしておくなどで、なんとなく眠れています。

ジムで汗を流すなど、適度な運動をしているので時間になると眠くなります。重要なのは

眠くなったら寝るです。これを「もう少しこの本を読みたい」と引き延ばすと、眠れなくなり、いわゆる「寝そける」という状態になります。

日中運動をする、眠くなったら寝る、一晩中エアコンはつけっぱなし、部屋を寒いくらいにしておいて、布団を被って寝る。これが一番効果があるようです。

シュピルマンの時計とフォーゼンフェルト大尉

我が母はしっかり戦中派の人で、爆撃も体験しています。その彼女が大好きな映画が「戦場のピアニスト」です。父が存命の頃は何度も「ビデオかけて」とせがんでいました(彼女はビデオのかけ方がわからない)。

「あの映画、いいんだよ」と何度も言うので、一応話を合わせるために、アウシュビッツが出てくるユダヤ人迫害の戦争映画だから、たぶん悲惨なんだろうなと思いながら見ていました。

「戦場のピアニスト」はウワディスワフ・シュピルマンという実在のピアニストが書いた原作を元に作られた映画で、彼の親族全員は映画の中で描かれているとおりドイツ軍に殺されます。

一人残ったシュピルマンは廃墟のビルの中で隠れて生きているのですが、ある日ドイツ軍将校のフォーゼンフェルト大尉に見つかってしまいます。

「殺されるか」と思ったその時、将校は「仕事は何をしていたのか」と聞きます。「ピアニストだった」と答えると、ビルの一室にあったピアノを指して、「弾いてみろ」と言います。

シュピルマンは寒さで白い息を吐きながら、ショパンの「バラード1番」を引きます(羽生弓弦君を思い出すわ)

その曲を聞いた将校は彼を連行することなく匿い、食べ物を運び、ドイツ軍が撤退するときには彼のオーバーコートを与えていきます。相当前に見た映画なのですが、このシーンは何度見ても胸をうちます。

このドイツ軍将校はドイツが敗れた後、ソ連の捕虜になり、収容所で死亡したことがわかっています。

この映画だけではわからないのですが、この将校、フォーゼンフェルト大尉はシュピルマンに敬語で話をしていたのに字幕で誤訳しており、「お前」という上からの言葉を使われてしまったそうです。

このことはシュピルマンの息子さんであるクリストファー W.Aスピルマンさんが書かれた「シュピルマンの時計」という本に書かれています。スピルマンさんは現在日本に住み、大変日本語が堪能で、この本も翻訳ではなく日本語で書かれています。

この本の中で「この誤訳のためにフォーゼンフェルト大尉の人間性が誤解されてしまった」と書いています。

そしてフォーゼンフェルト大尉は気まぐれでユダヤ人であるシュピルマンを助けたわけではなく、他にも大勢のユダヤ人を助けていたと書かれています。

映画ではその後のフォーゼンフェルト大尉についてラストの字幕で「収容所で亡くなった」としかありませんが、戦後、ドイツからシュピルマンが働いているポーランドのラジオ局にフォーゼンフェルト大尉の妻から「収容所にいる夫を助けて欲しい」という手紙があり、初めて自分を助けてくれたのはフォーゼンフェルト大尉という名前だということを知ります。

戦時中、ふたりはお互いの名前を知ってしまうと、捕まった時に言ってしまうかもしれない恐れから、名乗らずにいたそうなのです

シュピルマンはフォーゼンフェルト大尉を助けようと奔走しますが、ソ連の収容所だったため、叶わぬままとなりました。

スターリンが死亡した後、ポーランド人も国外に行くことができるようになり、シュピルマンは真っ先にフォーゼンフェルト大尉の家に行きますが、すでに亡くなっていることを聞かされます。

シュピルマン家とフォーゼンフェルト家はその後も親交を持ち、「戦場のピアニスト」がポーランドで試写会をした時にはご子息が出席されたそうです。

あの廃墟で「バラード1番」を弾く場面に佇むフォーゼンフェルト大尉(お父様)を、ご子息はどのような気持ちで見つめたのでしょうか。

「シュピルマンの時計」には、父であるウワディスワフ・シュピルマンの家庭での姿などが書かれています。

さて、出演時間は短いものの、強烈な印象を残したフォーゼンフェルト大尉役のトーマス・クレッチマンを、私は思わぬところで再見しました。韓国映画の「タクシー運転手 約束は海を越えて」で、ドイツ人のジャーナリストを演じておられました。

きっとこのタクシー運転手の監督さんはこの「戦場のピアニスト」を見て、ぜひ彼に出演を!と思ったんだろうなぁ。

母のお気に入りの映画からまた話が広がり、思わぬ展開になったことを戦後80年の今日、書いておきたいと思いました。

いつの間にかが怖い2

こちらの続きです。

先日友人数人とマイナンバーについて話をしていたら、「そういえばマイナンバーって最初は持ち歩かず、家に置いておきましょうって言ってなかった?」と言ったのは友人A。

「落としたりすると危ないから、家に置いておいた方がいいという話だったよね」

全員が「うんうん」

「それがいつの間にか保険証と一緒になり、次は車の免許証と一緒になるんでしょ?これはもう常時携帯態勢だよね。最初の話と違うじゃない」

すると友人B「常時携帯の国もあるよ。持っていないと罰せられるのかも。ATMを使う時は最初にID番号を入れないとお金も引き出せないようになっているんだよ。マネロン対策って言ってるけど、本当は国民の懐具合を押さえておきたいんだと思う」

マイナンバーカードの利点について政府は一生懸命説明しますが、こうやって超監視社会に引っ張られていくのが薄々とではなく、アリアリと感じられるようになっていっています。

それも最初はぬるかったのに、段々熱くなって湯だって死ぬカエルのように、知らないうちに自分の身体から財産から交友関係から何もかも国が把握していることになるのでしょう。

それも、いつも間にか。

海を守る36人の天使

昭和のマンガについて書いていますが、今もネットで読める私が好きだったマンガがあります。

「海を守る36人の天使」

これは臨海学校に行った小学生が突然起きた大波にのまれ、多くの子どもが犠牲になった事件を元にして書かれたマンガです。1967年8月~9月にかけて短期連載されました。

引率していた男性教諭が罪に問われ、裁判を重ねて無罪になるまでが描かれています。友だちや子どもを亡くした人たちの思い、教え子を救えなかった先生の葛藤などが描かれていて、小学生だった私に大きな感動と、裁判の厳しさを教えてくれたマンガです。

このマンガは作者のHPで無料公開されています。

http://okworld.sakura.ne.jp/title/book28/index.html#comic

このマンガは1955年7月28日に起きた「三重県中河原水難事故」が元になっているものですが、この海難事故は一度に多数の女子中学生が死亡した事件というだけでなく、亡くなった生徒たちは「防空頭巾の女達から海中にひきずりこまれた」という話が広まり、怪奇として世に広まることになりました。

亡くなったことよりも亡霊伝説として人の口にのぼることになったそうなのですが、実は亡霊云々の話はなかったということが21世紀になってわかりました。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/nakagawara_jp_62e0d119e4b03dbb991eb7d6

雑誌記者がこの事故についてインタビューを受けた方の話を脚色し、こういう怪奇体験の話を作ってしまったのが真相だそうです。

子どもの頃、「お盆に海に入ると霊が足を引っ張る」とよく大人たちが言っていましたが、もしかしたらこの話から世間に広まったのかもしれませんね。

この事故については「死の海」(後藤 宏行著)として6年前に出版されています。なんだか幼いころに読んだマンガがこのような大きな広がりを見せるとは思ってもみませんでした。

電子レンジ調理器のその後

こちらの続きです。

電子レンジ調理器がブーム

この電子レンジ調理器を買っていろいろ試した結果、この調理器に合うものと合わないものがあることがわかりました。

合うもの:〇焼き魚 魚は焼き目もついていい感じです。コンロを洗わなくてもいいので重宝してます。ただ、容器にぴったりとついている部分はよく焼けているのですが、容器の底が波型なので、ここについていない部分が何やらぬるっとして生っぽい時があります。

〇焼きそば 一人前を作るのにぴったりです。そのまま食べられるので非常に手軽です。ただ、肉に火は通っているけれどパリパリではないのが残念(豚バラ肉のパリパリが好き)

〇ローストチキン 鶏むね肉と野菜を入れてホイル焼きのようにします。特にモヤシがほどよい炒め加減で重宝しています。チキンの代わりに玉子を入れて巣ごもり卵のようににすることもあります。ただ、魚と同じように皮がパリッということにならないのが残念。

〇煮物 牛丼はgood!です。手軽で味もしみしみ。ただし肉じゃががダメ。ジャガイモがほっこりとちょっと煮崩れたくらいのほうがちょうどいいのに、何分やっても角があります。

今のところこんな感じです。何しろ年代物の電子レンジなので、そのせいかもしれないという疑惑はありますが。

いつの間にかが怖い

7月の選挙で参政党の代表が「女性が仕事に就かずに子育てをする選択がしやすくなるよう、子ども1人あたり月10万円を給付する」という公約を掲げました。

テレビのニュースなどでは「大変ありがたいので1票入れた」という方もいましたが、果たしてそうでしょうか。

働かなくても10万円もらえるなら家にいた方が楽というのは、こういう公約をする党の罠にまんまとはまってしまうという大変短絡的な考え方です。

7月30日の朝日新聞に「子1人あたり月10万円」の危うさ 鴻巣友季子さんに聞く 小説「侍女の物語」の続編「誓願」を翻訳」という記事が掲載されました。

「ハンドメイズテイル侍女の物語」は以前書きました。

このドラマの原作「ハンドメイズテイル」を翻訳された翻訳家で文芸評論家の鴻巣友季子さんは、結婚や出産への国家の介入は「ディストピア(超監視管理社会)の鉄則だ」と指摘します。

結婚や出産という、きわめて繊細で個人的なことに国家が介入し、コントロールしようとするのは寒気がします。そしてそういうコントロールはある日突然始まるわけではなく、最初は今回のことのように「10万円あげるから」というような、「お嬢ちゃん、飴玉あげるから」と同じ甘言で始まります。

それがいつの間にか10万円は無くなり、産んで当然、産まなければ罰則というようなお金のかからない方法で出産させようとします。

私はNHKの朝の連ドラを楽しみに見ているのですが、この朝の連ドラでは主人公はほとんど女性で、その一生を描くものが多いため、作中に戦争の場面が入ります。

それを見ていると、昭和一桁はまだそれほど世間はせっぱ詰まっておらず穏やかでのんびりしているのに、二桁になると次第に国の統制弾圧が強くなり、そして戦争に突入していきます。

庶民が知らないうちにいつの間にか戦争へのレールを走り始めているのです。いつの間にかが怖い。知らないうちにが怖い。

知らないうちにがんじがらめにされて、身動きできない状態になるのが怖い。

10万円で魂を売ることになるのに気づかないことも怖い。

オオカミはいつもおばあさんの姿で獲物を待っているものです。オオカミだったら逃げますから。

暑い夏の食卓には佃煮が増える

毎日「暑いですね」がお決まりのようになっている今日この頃。今週は東京も38度になるらしいです。38度予想が出ると、大抵それより1度くらい上を行くので39度くらいになるのではないでしょうか。

39度かぁ。長い人生だったけど、さすがに39度は体験したことがありません。気象庁が発表する気温はどこか日蔭で測っているもの。日向は発表された気温よりも高いので、もしかしたら39度は体験済かもしれません。

こうなると食欲も無くなり、作る気力もなく、お惣菜を買うことが多くなります。また、塩気の多いものが欲しくなるので、普段は買わない佃煮のパックに手が伸びます。

塩気の強いものは確かに気をつけなければならないものですが、こう暑くては食欲も無くなる。パン類には手が伸びない。ひたすら白いご飯に美味しいおかずが欲しくなります。

ふじっ子煮は7月に入ってから何個買ったかわかりません。しいたけ昆布や、生姜煮やシソ昆布などなど、バリエーションも豊富。いつも冷蔵庫に1パック以上あります。

毎日地を這って暑さと戦っている日々。これが10月まで続くかと思うとうんざりしますね。

ジムで聞いたモラハラ男の話

長い間ジムに通っていて、そこで知り合う方からいろいろなお話を伺うことがあります。同じ地域にいますから貴重な生活の情報元でもあります。

先日ジム友と一緒にお風呂に入っていて(大浴場が2つあるジム)、一緒にやっているバレエプログラムの話になりました。

私は幼い頃、バレエを習ってみたかったのですがそれは叶わず、大人になってからジムのバレエをもう10数年続けています。

ある日、40過ぎの男性が新しく入ってきました。バレエをするのはほぼ女性で男性は珍しいのですが、それでも2、3人はいて、一緒にアンドゥトロワをバーにつかまってやります。

コロナでそのバーが使えなくなり、時間帯も変更になって行けなくなったので、その男性がいるクラスにはとんとご無沙汰だったのですが、お風呂で「この間、嫌なことがあったのよ」と聞かされました。

なんでもバーはそれぞれ自分が好きな場所につかまるのですが、どうやらその男性はつかまる個々の場所にこだわりがあるらしい。Aさん先頭(先頭は上手な人)、Bさん2番目、Cさん3番目と自分で決めているらしく、その時彼の決めた順に並ばなかった人たちに、あからさまに嫌な顔をし、不機嫌な態度をとったそうなのです。

「あのバーの順番って、自分の好きな場所ってあるでしょ?だから好きな場所にいただけなのに、彼が自分で勝手に作った順番に並ばなかったとものすごく不機嫌になって、スタジオの空気が悪くなったのよ。先生も、あの大人しい優しい先生がよ、『いったいどうしたんですか?』ってものすごく怒ったのよ」

このクラスで一番上手なのは自分(そうではない、彼がそう思っているだけ)、だから自分の決めた順にしないと不機嫌をまき散らす。

モラハラ男決定!

バレエは週3回あって、私は別の回にだけ出席しているのですが、彼はそこにも来る(平日日中。仕事してんのか?)

レッスン最後には数名がスタジオいっぱいを使って踊る練習があるのですが、彼はひとりで最後に踊る。決して数名の中に入らない。

ナルシスト決定!

ちゃんと数名の中に入ってくれない分、レッスン時間が彼だけのために取られてしまうんですけど。

嫌ならこのプログラムに私が出なければいいだけだし、個人的に何かされたわけでもないのですが、ご家族の方はさぞや大変だろうと思っています。

音声入力のススメ

私はスマホの入力は100%音声入力。PCも他の人たちには「音声入力してるんだね「すごいねと言いますけれど、別に数学もなんともありません。私に言わせると、ちまちまと文字入力をしてる方がよっぽどすごいと思います。

音声入力をすると楽だよと言うのですが、みんなは「そうだね、やってみる」とは言うものの、いまだにちまちまと指を動かして入力しています。なぜ簡単な音声入力せずに、苦労の多い手作業をするのか、私にはよくわかりません。

特にスマホは画面が小さくし、どんな打ち方をしても字が見えず、眉にシワが寄り目がかすみと言うような状態になりますので、基本人が周りにいて迷惑が掛かる場所以外はほとんど音声入力です。

ただ、LINEのようなものとここに書くようなものは、脳の考え方が違うようで、ここに書くのはほぼ今まで通りのキータッチです。ただ、出がけにぽっと浮かんだものをここに書き留めておく時は音声入力です。

一回音声入力にしてみると、特に小さなスマホの画面をちまちまと動かすのがほんとに苦痛になります。人がいるところでは無理ですが、そうでない時はこれ以外考えられません。