東京散歩ーパンダとピー助に会いに上野へ

猛烈な暑さが止んだと思ったら、寒波がいきなり来るといった極端な天気が続いています。ともかく暑さにやたら弱いので、仕事以外のお出かけはまったくしていませんでした。

涼しくなったからにはどこかへ出かけたくなります。と言って山は熊が出るので、今回は街に出かけてみました。

まだ暑かった頃、パンダが次々と中国へ返還されるニュースが流れていて、和歌山のアドベンチャーランドにはもう1頭もおらず、上野のパンダも来年2月には返還予定で、上野にはもうパンダがいなくなるとのこと。

特にパンダ好きというわけではないものの、双子のパンダが産まれる前のパンダは見ていましたし、和歌山のアドベンチャーランドまで行って一生分のパンダを見ていた身としては、来年中国へ行く前に見ておこうと、上野へ行くことにしました。

また、子どもたちが良く見ていた「のび太の恐竜」の映画に出ていたピー助(フタバスズキリュウ)の復元骨格が上野の東京博物館に展示されていると知り、どちらも同じ場所にあるので1日で見られると、短い秋の小トリップは上野に行くことにしました。

さらにお昼は海鮮を食べたいなぁと、さっそくChat GPTに日程を組んでもらいました。

——–GPT様↓

目的が「パンダ」と「スズキフタバリュウ(鈴木二葉竜/スズキフタバリュウ化石)」ということは、
➡ パンダ:上野動物園(台東区)
➡ スズキフタバリュウ:国立科学博物館(上野公園内)
がぴったりです。どちらも上野にあるので、1日で無理なく楽しめます。

🌸おすすめ日帰り旅程プラン
🚃 午前:出発~上野到着

🐼 午前:上野動物園(パンダ)

10:30~12:00頃
 上野動物園・東園のジャイアントパンダを見学
 → パンダ舎は朝のほうが混雑少なめ
 → 時間に余裕があれば他の動物も少し見学

💡入園料:一般600円
💡休園日:月曜

🍣 昼食:リーズナブルな海鮮ランチ

上野駅・御徒町エリアには海鮮ランチの名店が多いです。おすすめ3選👇

まぐろ人(御徒町)
 立ち食い寿司で新鮮&安い(1,000円前後)

魚と酒 はなたれ 上野店
 ボリューム満点の海鮮丼(1,200円前後)

築地すし好 上野の森さくらテラス店
 セットメニューが手頃でゆっくり座れる

→ 移動が楽な 「上野の森さくらテラス」内の店 が快適です(動物園のすぐ向かい)。

🦕 午後:国立科学博物館(スズキフタバリュウ)

13:00~15:30頃
 国立科学博物館へ(上野公園内)
 地球館の恐竜フロアに「スズキフタバリュウ化石」展示があります。
 他にも日本産恐竜や古生物が充実。

💡入館料:630円
💡休館日:月曜(木曜は開館)

☕ 休憩タイム

15:30~16:30
 上野公園内カフェ「Park Side Cafe」や「スターバックス上野恩賜公園店」で一休み。
 公園の緑を見ながら休めます。


実際には「築地すし好 上野の森さくらテラス店」というのはすでに閉店していて、GPT様は古いデータを拾ってきてしまったよう。

さらに行ってみてわかったのですが、”地球館の恐竜フロアに「スズキフタバリュウ化石」展示があります。”というのは違っていて、スズキフタバリュウは日本館で展示されていました。

GPT様は「スズキフタバリュウ」とお答えになるのですが、科学館では「フタバスズキリュウ」と表示されています。結構ウロウロして、科学館のボランティアスタッフさんに伺って日本館に展示とわかりました。

また、「さくらテラス」は上野動物園から近いことは近いのですが、道中が坂の歩道で「ここを往復するのはちょっとキツイなぁ」と感じたので、上野駅のNew Daysでお弁当を買い、科学館の中にある休憩所(持ちこみ可能。貴重!)で食べました。

東京科学館は65歳以上は無料なので、暑い夏など避難場所にぴったりですね。

上野動物園のパンダは、数年前に見た時は確かガラスの部屋にいて90秒のみの観覧だったのですが、今回のシャオシャオは元気に屋外で遊んでいて、時間制限なく観覧できました。こちらは待ち時間30分とあったのですが、実際は15分ほどの待ち時間でした。

周りの方たちが「こんなに動くのは珍しい」と喜んでいたところをみると私は運が良かったようです。

レイレイはびたーーーっと伸びきったままで微動だにせず

こちらは90秒で追い出されました。動かないので90秒でよかったです。こちらの待ち時間は30分。入園料は65歳以上300円です。

GPT様は18時に家に着くように予定を組んでくれたのですが、アメ横でお買い物をしているとすでに疲れてる私を感じたので、早めに切り上げて帰路に着きました。

これで心置きなくパンダも見られたし、ピー助にも会えました。上野には何度も行っていますが、いろいろと見どころは他にもあるので、天気の良い時にまたのんびりと行ってみようと思っています。

無職ですが子どもを連れて逃げました

パブにあざらしさんが情報を載せてくださったピッコマのマンガ、「無職ですが子どもを連れて逃げました」を毎日読んでいます。

教えていただいたときは無料で全部読めるのが後2時間30分というせっぱつまった時間だったので、人差し指がひりつくほどスクロールを続け(たぶんこういうマンガはスマホで読むのだろうけど、私はPC派)23時59分までに168話を読みました。ちなみにこのマンガは全部で458話あります。

https://piccoma.com/web/product/103579?etype=episode

優しいと思った人と結婚したけれど、結婚後に豹変。子どもが生れても妻子へのモラハラは止まらない。子どもが産まれそうになっても車を病院の入り口につけず、わざと遠い所に止める、子どもの名前を妻が勝手に役所に届けたと酷暑の中エアコンのない小部屋に閉じ込める、車で行った山の中に置き去りにされるなど、モラハラあるある話が満載。

子どもとふたりの平和な暮らしが欲しいと離婚を決意するのだけれど、そこからがまたモラ夫ならではの立ち回りで挫折、そして締め付けはさらに厳しくなる。

でも周りに人たちの協力のおかげで、家を出て離婚調停を申し立てる、と言った筋書ですが、私はまだ240話のところなので、家を出ていません。

どうもこのマンガ、1日の上限が6話のようなのですが、12時間に6話を読むと、次の12時間で6話というように、半日毎に読めば1日12話読めるようです。

私はあと218話なので、18日あれば読了できます。

物語は10数年前のようなので、使っているのはガラケー、証拠はデジカメで撮ると言った、私にとっては懐かしいアイテムが出てきます。

それにしても主人公のまぁみさんはお金やSDカードを腹巻に隠していましたが、実家がとても協力的なので、実家へ送ればいいんじゃない??と思いながら読んでいます。

利助ってなんだ?

最初は職場のメールにありました。「その日、行けなくなったのでリスケよろしく!」

はて、リスケとは??利助さんっていたかしら。

しばし考えて、文脈から「リスケジュール」であろうと判断。なんでも省略の世の中だから「ジュール」を省略したらしい。

それを皮切りに、あちこちで「利助」が氾濫。長ったらしい言葉を省略形にするのはいいけれど、「リスケ」と言われると私の頭の中には「利助」がちょん髷結って天秤棒を担いでいる。

猛烈な速さで動いている時代に、そろそろ追いつけなくなっているみたいです。

小さなプラゴミ入れ

私の住んでいる自治体で有料ゴミ袋が採用され、燃えるゴミも燃えないゴミもプラゴミも、それぞれ専用のごみ袋を買わなければならなくなりました。

特に量が多いのがプラゴミで、それも大きなものから欠片のようなものまで種々様々。

お菓子の袋のてっぺんを切った細いものとか、薬が入っている小さなものとかとにかく小さなものが頻繁に出ます。

その都度無印良品で買ったゴミ箱(燃えるゴミと燃えないゴミを分別して入れられる)を開けて入れていましたが、あまりにも面倒なので、小さなゴミ専用のプラゴミ入れを用意しました。

お土産にいただいた円筒形の紙製箱にビニール袋を入れて、そこのポイポイと入れます。一番ゴミが出る頻度が高かったのはキッチンだったので、キッチンに置いてあります。

ゴミが膨らんで来たらぎゅーーっと押し込んで、ガチガチになるまで入れ続けます。いくら何でも限界だよというくらい入れたら袋を入れ物から出して正式プラゴミ専用袋の奥底の方へぎゅーーっと入れます。

大体2週間でパンパンになるので、そうしたらゴミ集積所へ持っていきます。マンション専用のゴミ捨て場があるので、特にゴミの日を意識しなくてもいいのですが、とりあえずゴミの日当日までプラゴミは出続けるので、いつもその日の朝に持っていきます。

プラゴミが有料になってから、お弁当を買うのが億劫になりました。お弁当の入れ物は大抵プラスチックで、しかも大きい。友人は「切りまくって捨てる」とのことですが、せいぜい4分割くらいしか気力が持ちません。

ヨーグルトの入れ物も幅を取るのが曲者で、破片ゴミをギューッと詰め込んで捨てる。洗剤の容器も2分割位に切って捨てる。

食品トレーはスーパーが捨て箱を店頭に用意してくれているのでそこに捨てるのでまだよいのですが、カップ麺ぽい物はダメ、納豆もダメ。

紙はそれほどゴミとして出ないのですが、とにかくプラゴミが多い。アマゾンは運搬に段ボールを止めて紙袋になりましたが、このプラゴミは何とかならないものか。

アマゾンプライムセールが開催されます

アマゾンのプライムセールが10月7日(火)~10日(金)まで開催されます。ただ、毎年のブラックフライデーが11月末からあるでしょうから、特に必要なものもないので、今回は何も買わない予定です。

ただ、傍観者としてお勧めはAmazon Fire TV Stick HDが半額の3,480円なので、もし私がテレビでネット番組を見るならこちらを買いますね。

我が家は今はブルーレイがネット番組を見せてくれていますので必要ありませんが、先日BRの調子が悪くてヤマダ電機に見に行ったところ、今はBRをかませてネット番組を見るよりも、このFire TV Stickを差し込んだ方が断然お得なので、そちらをお勧めということでした。

先日買ってよかったのは、水着です。

今年の夏は本当に暑くて、ジムのスタジオで汗を流した後にドボーンとプールに入るのが爽快でした。ただ、この水着はとても伸びる代わりにぴったりと肌に張り付いて、汗をかいていると着るのにとても難儀をするので、スタジオに入る時にすでに下に着て、上にウェアを着ていました。で、ドボーンと。

ただ、ワンピースなのでトイレに入る時は上から脱がなければならないというのが難点。以前セパレーツのものを着ていた時もあったのですが、おばさんモード全開なのと、私はアクアダンスのように水の中でダンスをすることはないので、この競泳用水着でガシガシ泳いでいます。

メーカーも安心のARENAで問題無し。リアル店舗で買ったら1万円超えするところを6千円台で買いました。値段は変動するようで先日見たら1万円越え、今見ると7千円台です。

もし買うなら毎日ウォッチングが必要ですね。

秋茄子は嫁に食わすな

この諺が出てくると、必ずふたつの解釈がでてきます。

1.秋茄子はとても美味しいので嫁には食べさせたくない

2.茄子は体を冷やすので、大事な嫁には食べさせてはいけない

諺とは昔からあるものです。昔は嫁は子を産む道具と労働力のみに必要とされており、結婚した家では最下級の存在でした。その家の娘が離縁して家に戻ってくると、何より血筋が優先されますので、その娘よりも下の存在でした。血が繋がっていない者はよそ者でしかないのです。

そんなよそ者の体を気遣うわけがない。大体気遣わなければならないほど茄子の成分が危険ならば、嫁だけではなく家族全員「食べてはならぬ」はず。

それを「体を冷やすから」などと言って相手を気遣う良い人風に装う。これを詭弁といいます。

世の中は詭弁で満ちています。一見こちらの身を案じているようで、実は相手を蹴落とそう、相手の意見をつぶそうとしている。

こんなものに騙されないぞと、いろんな詐欺に対峙するのと同様に慎重に話の裏を読みに行きます。

母との変な思い出

何の連脈もなく突然思い出すエピソードがあります。学校のこと、友だちのことはもちろんですが、母とは長いつきあいで、成長期の時代が多いためか不思議なエピソードがぽつぽつと記憶の中で点在しています。

その中のひとつ。中学生頃のこと。

母と街中に出かけたことがありました。すると母はふと、とある映画館の切符売り場に寄りました。どうやら母はそこで切符を売っている同世代の女性と知り合いらしい。その切符売りの女性はおそらく母と話をしたいのでしょう、私に「中に入って映画を見ておいで」と言ってくれました。

映画は大好きでしたので、わくわくと館内に入りました。するとスクリーンいっぱいに現れたのは紋々が体中に入ったヤクザの男たちが大立ち回りをしているシーン。

日本刀が銀幕を走り回り、血しぶきが飛ぶ飛ぶ。

思わずフリーズ。

次のシーンでは、大立ち回りで傷を負った男が布団の上に横たわり、和服の女性が団扇で扇いで何かを言っていました。

ここらでやっとフリーズが溶け、気持ち悪さで頭がくらくらしながら室内をでました。

日本刀と血しぶきがスクリーンに舞っていて、男たちが断末魔の声を上げている光景は今も忘れられません。

ふと隣の映画館を見ると「いちご白書」のポスターが。

「こっちを見たかったなぁ」と思いつつ、母の長い世間話が終るのを映画館の長椅子で待っていました。あの布団に寝ていたのは男は健さんだったのか。もし健さんならヤクザの健さんを見た、最初で最後の映画だったかもしれません。

向田邦子と東京地図

今NHKBSで放送中の「あんぱん」を毎日録画してみています。中園ミホさんは好きな脚本家ですが、残念ながら一緒に放送されている「チョッちゃん」の方が断然面白いので、最初に「チョッちゃん」、次に「あんぱん」という順序で見ることになります。

それでも「あんぱん」が1カ月ほど前から実在の人物が名前を少しだけ変えて登場し、やなせたかしの豪華な交友関係のエピソードが出てくるころからがぜん面白くなりました。

「へー、手塚治虫はやなせたかしを尊敬していたんだ。へー、いずみたくと永六輔はこんな感じだったんだ」と、なかなかおもしろいテレビや演劇やマンガ界のことが描かれています。

たまたま「週刊文春」を読んでいたら、脚本の中園ミホの「あんぱん」に関するインタビュー記事がありました。その中で「のぶ(やなせたかしの妻)の妹の蘭子のモデルは向田邦子」と明かしていました。

そういえば蘭子は「辛口の映画評を書いている」のを見込まれて、雑誌の編集長、八木さんから記事を書かないかと誘われていたっけ。向田邦子も映画評を書いていましたよね。

向田邦子がその映画評の思い出として書かれたエッセイがありました。

とある方が「ゼームス・デンの『イデンの東』」と言っているのを向田さんが聞き、「ゼームス・デン?グレートデンみたいだな。遺伝の東?医学映画だろうか」と思ったが、実はその方は訛があり、ジェームス・ディーンの「エデンの東」だったと書いたエッセイがありました。

向田さんのエッセイの中には東京の地名が出てくることが多いのですが、私は地方に住んでいたので、その地名を読んでもピンときませんでした。東京、青山、新宿、渋谷と言われても、その位置関係がわかりません。

東京に来て日比谷と銀座と新橋は地続きであると知り、「へーーーー」とびっくりしたものです。

エッセイの中で「電車に乗って車窓の外を見ていたら、家の中にくたびれたシャツを着た男の人とライオンがいた」というお話がありました。

なぜ家の中にライオンがいるのかとびっくりした向田さんがそれを載せたところ、「それは私です」と名乗りを上げた方がいて、実際に家の中でライオンを飼っていたことがあると判明するのですが、その電車が走っていたのは中野でした。

今は中野あたりの風景と言えばこんな感じねとわかるのですが、日比谷も銀座も知らない頃の私では中野がどのような街並みなのかさっぱりわからず、たぶん自分の知っている町並みに合わせてこの光景を想像していたと思います。

今は大きな駅の名前を言えば「このあたり」と頭の中に地図を描けるようになったので、もう一度向田作品を地図を描きながら読み直してみたいと思っています。

老年夫婦の熟年離婚の解決法?

いつも持ち出すのが朝日新聞で申し訳ないのですが、デジタル新聞は朝日だけなのでご容赦ください。

この記事は、長野県に住む老夫婦の離婚話を取り上げたものです。離婚理由は身体的暴力も含む夫からのDVでした。

https://digital.asahi.com/articles/AST5V7K1GT5VULLI006M.html?iref=pc_ss_date_article

今回取り上げられたのは夫の特有財産は妻には権利がないかの部分でしたが、裁判所が下した判決は遺産としてもらった時期から相当期間があり、すでに夫婦の共有財産とごっちゃになっているので、他の財産と一緒にして1/2にするようにという判決でした。つまり特有財産としては認められませんでした。

しかし夫は貯金をどこかに移してしまい、先に受け取っている1500万円以上のお金を手にいれることはできませんでした。

この記事では他に70代、80代の妻たちからの離婚請求について書かれているのですが、最後の方はこう締めくくられています。

”老年夫婦の離婚のカギは、子どもの助けが得られるかどうかだ。

 70歳以上ともなると、賃貸住宅の契約自体が難しくなる。パートなどで働くこともままならない。母親を引き取って同居するなど、「住居とお金」の問題を子どもが解決できれば、速やかに離婚が成立しやすいという。

 堀井弁護士は、両親の不仲に悩む子ども世代にこう助言する。

 「高齢だから本気のはずがないと放置すると、不仲が深刻化しかねない。両親の話を聞き、離れて暮らすしかないと判断したときは手助けしてあげてほしい」”

「親の住居とお金」を解決してやれと。

ここで私は非常に引っかかりがありました。子ども世代だって子どもの教育費や自分の生活だけで精一杯のことが多い。そこに親に金銭的援助やら一緒に住もうという提案をするのは土台無理な話ではないだろうか。

ましては親が不仲ということは、機能不全の家庭で育てられた子どもたちで、自分自身がまともな家庭環境を与えてもらえなかった子どもたちです。

そんな子どもたちに「あなたたちは幸せな子ども時代は過ごせなかった。その原因を作ったのは親で、その親を助けろ」とはどうも納得しがたいアドバイスです。

「親と自分は違う」という精神的な自立ができている人ならやるかもしれませんが、一時の涙で「一緒に住む?」になったとしたら、その後は悲劇です。お金も家もない親を引き取って、しかも10年20年介護を加えた面倒をみるとなったら?

とんでもない話です。

親が子どもを育てるのは産んだのは親なので当然ですが、子どもが自分の生活まで犠牲にして親に20年も尽くすのは考えられません。

と思っていたら、この記事のコメント欄に「離婚問題について扱った記事ですら、なお「家族はお互い支え合うべき」という前提がついて回ること自体に、日本社会の家族主義の根深さを感じます」とありました。当然です。

たぶんこの記事を読んだ、同様の問題を抱えていない(熟年離婚の当事者)以外は同じように考えていると思います。

高額オーブントースターを買ったその後

こちらで書きました高額オーブントースターですが、ここで書いたとおりアマゾンプライムセールで買って2カ月経ちました。

買った結果どうなったかということをそれこそ「忖度なく」リポートです。

オーブントースターはパンを焼くだけのものと思っていましたが、暑い夏、トーストを食べることはあまりなく、どちらかというと買ってきたから揚げとか天ぷらのようなものを温めることの方が多かったです。

そのため、この2カ月パンを焼いたことが少ないのですが、それでも数回焼いた感想としては、「試してランキング」での感想、「世界が変わった!」と言うほどでもなく、ごく普通に焼けていました。

ただ、「冷凍したパンが美味しく焼ける」では、そもそも以前は冷凍したパンは一定時間常温解凍してから焼いていたので、冷凍したものをそのまま焼くことはなかったため比べようがないのですが、ともかく初のパンを凍ったままこのオーブントースターで焼いてみました。

ところが冷凍した厚切りパンをこれで焼こうとすると

6分かかる

なぜオーブントースターがこんなに高額なのかと言えば、焼くものによって時間がプログラミングされていて、数十秒焼くとスイッチがいったん切れてお休みタイムになる。するとまた数十秒庫内が明るくなり、またスイッチが入る。この繰り返しだからです。

そうなるとどうなるかお判りのとおり

やたら時間がかかる

前のトースターが30秒で焼けていたのに、6分もかかる。朝の忙しい時、家族の人数が多い時はパンを焼くのに6分もかけられないと思うんですよね。。庫内は食パン2枚が並ぶくらいの大きさです。

そして揚げ物を温めようとするとこれまた時間がかかる。温めて熱々を食べようとするなら、逆算してスイッチを回さなければなりません。あれこれとキッチンとテーブルを行ったり来たりしているうちに、せっかく温まったものが冷めてしまいます。

ただ、出来上がりは上々。サクサクとして大変よろしいです。

焼き芋が美味しく焼けるとのことですが、20分ー30分かかる。電気代も考えるとドンキで買ってきて切って冷凍しておいた方がよさそうじゃない?。。

もう長く生きるわけではないので、残された時間を充実させようと買ったオーブントースターですが、コスパを考えると、どーかなー?

これから寒くなっていくので、利用する機会も増えるでしょうから、買ったからには存分に使って行こうと思います。そうでないと買ったことに後悔するから。

操作はシンプルでとてもわかりやすいです。中古品も出ているみたいなので、もし欲しい方がいましたら、そちらでお試ししてもよいかもしれません。