高額オーブントースターを買ったその後

こちらで書きました高額オーブントースターですが、ここで書いたとおりアマゾンプライムセールで買って2カ月経ちました。

買った結果どうなったかということをそれこそ「忖度なく」リポートです。

オーブントースターはパンを焼くだけのものと思っていましたが、暑い夏、トーストを食べることはあまりなく、どちらかというと買ってきたから揚げとか天ぷらのようなものを温めることの方が多かったです。

そのため、この2カ月パンを焼いたことが少ないのですが、それでも数回焼いた感想としては、「試してランキング」での感想、「世界が変わった!」と言うほどでもなく、ごく普通に焼けていました。

ただ、「冷凍したパンが美味しく焼ける」では、そもそも以前は冷凍したパンは一定時間常温解凍してから焼いていたので、冷凍したものをそのまま焼くことはなかったため比べようがないのですが、ともかく初のパンを凍ったままこのオーブントースターで焼いてみました。

ところが冷凍した厚切りパンをこれで焼こうとすると

6分かかる

なぜオーブントースターがこんなに高額なのかと言えば、焼くものによって時間がプログラミングされていて、数十秒焼くとスイッチがいったん切れてお休みタイムになる。するとまた数十秒庫内が明るくなり、またスイッチが入る。この繰り返しだからです。

そうなるとどうなるかお判りのとおり

やたら時間がかかる

前のトースターが30秒で焼けていたのに、6分もかかる。朝の忙しい時、家族の人数が多い時はパンを焼くのに6分もかけられないと思うんですよね。。庫内は食パン2枚が並ぶくらいの大きさです。

そして揚げ物を温めようとするとこれまた時間がかかる。温めて熱々を食べようとするなら、逆算してスイッチを回さなければなりません。あれこれとキッチンとテーブルを行ったり来たりしているうちに、せっかく温まったものが冷めてしまいます。

ただ、出来上がりは上々。サクサクとして大変よろしいです。

焼き芋が美味しく焼けるとのことですが、20分ー30分かかる。電気代も考えるとドンキで買ってきて切って冷凍しておいた方がよさそうじゃない?。。

もう長く生きるわけではないので、残された時間を充実させようと買ったオーブントースターですが、コスパを考えると、どーかなー?

これから寒くなっていくので、利用する機会も増えるでしょうから、買ったからには存分に使って行こうと思います。そうでないと買ったことに後悔するから。

操作はシンプルでとてもわかりやすいです。中古品も出ているみたいなので、もし欲しい方がいましたら、そちらでお試ししてもよいかもしれません。

タダより高いものはない

こちらの続きです。

催眠商法と疑っては見たものの、高価なものを売りつけられるわけでもないので行き続けてみたら昨日、「今日は新しく出た化粧品をご案内します」と。

いつもの健康談義をしているおじさんが、いかにも怪しげなビンに入ったものを掲げて「ちょっと手にのばしてみてください。すごーくのびます」と言いながら、参加者の手に数滴たらしていきます。

「ほら、のびるでしょーー??」と言うと前列のおばあさま方が「うんうん」と頷く。

70代を過ぎた女性たちは「相手に不快感を与えないような対応をする」ことを叩きこまれていますから、のびようがのびまいが、手に垂らしてくれた人に満足をしているという表情を見せます。

ここで「のびないですけど」などという人はまずいません。この会場で主催者にNoを言うような人はそもそも来ませんし、心の中で「どこまで本当やら」と思っていても、そこは大人なので顔にも口にも出しません。

よって会場全体はこのとてもよくのびる(普通です)商品をよい感情で受け止めます。

この商品は3千円から4千円台で、こういったところで売るにしてはお手軽なお値段です。これが2万も3万もしたら誰も買わない。

「いつも電位治療器をタダで使わせてもらっているので悪いわ。1本くらい買ってあげようかしら」と思わせるのに丁度よいお値段です。

ここで書きましたが、人間は何かをしてもらったらお返しをするという習性があります。これはお願いしてやってもらったわけではなく、相手が勝手にやった場合も同様の効果があります。

特にこちらから「ください」と言ったわけではなく、相手が勝手に「あげます」と物を渡された瞬間「お返ししなくては」と思う気持ちが働くのだそうです。

私は年をとって図々しくなったので、お返しは笑顔で充分と思うのですが、そうではない年の取り方をしている方もいて、「この次は何かお返しを」と思う律儀な人もいます。

タダを売り物にして人を集めて、結局はこうやって商品を売るのが催眠商法。それは高額な医療機器や羽毛布団だけではなく、3、4千円のお手軽な品物でお返ししたい方たちに向けたマーケティングのように思えます。

AI検索で困る人たち

googleで検索をすると、真っ先に「AI による概要」というのが出て、ひとつひとつのサイトを開けなくても調べることができるようになりました。

その結果、知識集約型の記事を載せていたサイトが訪問されなくなり、アクセス数が減っているようです。

例えば離婚について知りたい場合は「離婚」「方法」「親権」「貯金」などと検索すると

”離婚における親権の決め方は、まず夫婦が話し合って合意に至るのが原則です。合意できない場合は、家庭裁判所での調停や審判を通じて親権者を決めます。裁判所は、子供の監護経験、育児への関わりの度合い、子供との愛情の深さ、子供の生活環境の継続性、子供の意思などを考慮し、子供の福祉に最も適うと判断される方に親権を与えます”

こんな風にAIがあちこちにあるものを集めて要約してくれます。

以前は「離婚」「方法」「親権」と入れると弁護士事務所がgoogleの検索で上の方に出るようにお金を払っていたので、まず弁護士事務所のHPがトップにずらずらーっと並んで出たものです。ところがAI概要で知りたい内容がほぼ全部最初に出るようになったため、検索する人はそれで満足し、サイトまで行かなくなりました。

情報を載せることでサイトを訪問してもらい、そこに出る広告収入や自分への依頼が無くなってしまいました。

このように、AIようやくで知識や情報を流しているサイトは総崩れ状態ですが、自分の生活を書き綴ったブログなどを訪れる人たちは情報が欲しくて覗くわけではなく、そのサイト主が書いているものが好きだからクリックするわけで、多分それほどの被害はないと思います。

AI要約がはびこっても、サイト主が好きという、極めて人間的な動機がある場合は、ずっと生き残れるということになりそうです。

ここでふと私は「googleにお金を払って検索の上の方に出しても人が来なければ意味がない」と気づいたスポンサーが広告費を払わなくなったらgoogleは困るのでないか、であればAI検索を出さない方が良いのでないかと思わなかったのかと不思議に思いましたが、すでにAI要約が出てしまう世の中にシフトしているので、乗り遅れるわけにはいかなかったのかなーと想像しています。

下駄を10足履かせて欲しい

同じ年代の男性たちを見ていると、今までの生き方や収入にダンチの差があることに愕然とします。もちろんその人たちの才能や努力が今の状態を作ってきたことは承知ですが、それだけではないと思います。

そもそも高校入試の時に「男子の合格点、女子の合格点」というものがありました。女子は男子よりも高い点数を取らないと合格できないのです。

これは特に隠語でもなんでもなく、ごく普通に進学の面談でも言われていました。「お前が男子だったらこの高校に合格できるが、女子なので危ない。ランクを下げよう」という話も当然でてきて、話をされるこちらも不思議でもなんでもなく受け入れていました。

税金は男性の税率と女性の税率高低差はありません。ここはなぜか平等。「映画やイベントではレディースデーがあって得しているじゃないか」と言われそうですが、一生の問題である入試の合格点を嵩上げされるのと、レディースデーで数百円得するのを一緒に語られては困ります。

そして私たちの世代は会社に入ると「お茶くみとコピー取りと単純作業」しかやらせてもらえず、25歳を過ぎると「まだ結婚しないのか」とプレッシャーをかけられ、結婚すると寿退社と言われて就業規則にはない退職をさせられました。

それでも頑張って働いていても子どもができると「出産休暇はあるけれど、絵に描いた餅は食べられないんだよ」とほぼ強制的に退職させられました。

「子どもは3歳までは母親が育てるものだ」と言われ、実際保育園などはなく、実家で子どもを預かってもらえる以外に働くことはできませんでしたし、遠方への転勤を言われた同僚もいました。

そうやって65歳になり年金をもらえるようになると、これまた男性の年金額と女性の年金額に差があるという現実が待っていました。もらっていた給料に差があるので、当然年金額も低いのです。

ここまで虐げられてきたのだから、年金受給には下駄の10足くらい履かせてくれ。だけど税金と同じくそこは平等。

どこまで国に都合よくできているんだろう。

お家で日よけグローブ

とにかく暑いので1日中冷房をつけていることが多いのですが、困るのは「冷え」。

特に私は腕と首が冷えるのが天敵なので、本当は長袖の服を着て首を保護しなければならないのですが、暑苦しいのと、着替えられる長袖Tシャツが少ないので半袖を着ています。

今は寝ている間もエアコンをつけっぱなしなので、腕を守らなければなりません。そこでいつもは100均で売っている日よけグローブを付けています。

こんなの。温めるものだから冷感の必要がないので、高いものなくて大丈夫。私は数年前に100円で買ったものを使っています。同じく100均の肘用サポーターも適度の圧迫でお勧めです。

長袖は鬱陶しい、でも体は冷やしたくないという方にはお勧めです。

そして外出の時もキツイ冷房の場所のところでは、これが重宝します。上着だと幅を取るし皺になったりしますが、これは場所も取らずささっと腕を通すだけ。3枚バッグに入れておいて、2枚は腕に、もう一枚は首に巻いたりしています。襟のところに入れ込んでしまえばわかりません。

今では欠かせない夏の必需品になっています。

チョッちゃんの頼介さんは職業軍人なのに

いつも見ている朝の連ドラ再放送のチョッちゃん。今は戦争の真っただ中です。

チョッちゃんの周りの男性たちにも次々に召集令状が来て、みんな戦地に赴いています。親友のクニちゃんの夫さんも、仲良しだった落語家の夢助さんも戦地に行きました。

そんなある日、幼馴染の頼介さんも戦地に行く命令が来たと聞かされました。

と、ここで私の頭に疑問符が?

大介さんは自分で志願した職業軍人のはず。なんでいの一番に戦地に行かないのだろうか?

そりゃー全員が戦地に行ってしまったら指令を出す人がいなくなるから、日本に残留する軍人がいるというのはわかる。でも頼介さんは大尉とか少佐とかそんなにエライ階級だったのだろうか。そうには見えないけど。

彼が職業軍人の中でも下級の軍人なら、真っ先に戦地に行ってもいいんじゃないの?

確か百田尚樹さんだったと思いますが、著書の中に「指揮官が戦地にいない時は敗色が濃厚でこれ以上は戦死者を出すだけとわかっていても『行けーー、進めー』と言い、指揮官本人がその場にいると勝てる戦なのになぜか『退けー、退けー』と言って退却するのが不思議だ」という文章があったように思います。

自分のいない場所では兵隊を2千死ねば勝てると、戦死者をアリのように扱い、自分が行けば命惜しさに退却する。

戦争を拒まない政治家たちは当然自分は戦地には行くつもりもないし、自分の子どもも行かせないように画策するでしょう。だから「行けーー」が言えるのだろう。

そんなに戦争をしたいなら、真っ先に自分と周りの人たちが前線に行くという法律でも作ったらいかがだろうか。

大日本国防婦人会のタスキ

NHK朝の連ドラの再放送を楽しみに見ている私ですが、どのドラマも太平洋戦争の場面が登場します。もちろん現在放送中のチョッちゃんにも登場しています。

チョッちゃんの叔父さんが経営する「いずみ」という喫茶店が食料不足により閉店しなければならなくなったので、閉店さよなら会を催したところ、さっそくこの大日本国防婦人会のタスキをかけた割烹着の女性が怒鳴り込んできました。

チョッちゃんの前に放送されていた「カーネーション」でも登場し、「贅沢は敵だ!」と教育しまくっていたのがこの大日本国防婦人会。

この婦人会に目をつけられると、「戦争の非常時に贅沢だ!」「戦地の方々に思え!」と怒鳴りながら説教するのも毎回同じ。

国防婦人会 戦争にのめり込んだ 母親たちの素顔↓

https://x.gd/2bMQj

NHKが放送した「銃後の女性たち〜戦争にのめり込んだ“普通の人々”〜」で大日本国防婦人会が取り上げられました。

この記事の項目タイトルだけ読んでも、なぜ国防婦人会が存在したのかがよくわかります。

〇出番のなかった”女性たちが 国防婦人会に感じた“やりがい”

〇社会で必要とされる喜びを感じた女性たち

〇国策に取り込まれていく女性たちの“やりがい”

〇“産む性”として…戦争に息子を出したら一人前

国が女性たちの「必要とされているという喜び」につけこんで、利用していたのです。子どもが亡くなって喜ぶ親はいません。でも「お国のために亡くなった」「名誉です!」と言わせて子どもが戦地に行くのを嘆かせないようにする。嘆いたら叱咤する。

国策と一致したのが白い割烹着にタスキをかけた大日本国防婦人会でした。

私は「子どもは軍隊で教育してもらおう」とか、「国防には核が効率的」などと言っている政党の女性たちは、この白い割烹着にタスキをかけているように見えます。

大日本国防婦人会の代わりに政党の名前が書いてあるタスキ。

よもや80年前からのタスキをリレーしていたのではあるまいな。

夏の夜の安眠術

私はそもそも元から寝つきが悪いのですが、夏は特に寝苦しくて眠れなくなることが多かったものでした。

そこでテレ朝のモーニングショーではよく快眠術を特集していて、これに習って一部取り入れて試してみました。

〇冷房は一晩中つけたままにしておく。

〇布団はタオルケットだけでなく冬の掛布団をかける、ということでしたが、冬の掛布団は分厚い羽毛なのでこれはやめて、薄い羽毛布団にしました。

〇よく言われる「寝る前2時間はスマホなどブルーライトを発生するものはやめる」は守れないので、やっていません。ただ、見ているのはスマホではなくPCです。

〇着るものは長袖と長パンツとのことですが、長袖は鬱陶しいので、半袖Tシャツに100均で買ったアームカバーをつけています。下はユニクロのイージーパンツ。

〇寝る前のお風呂ですが、お風呂はジムで入るので、家では入りません。

とまあ、ほとんど守っていないのですが(特にブルーライト)、寝る前は活字の本を読む、audibleをつけっぱなしにしておくなどで、なんとなく眠れています。

ジムで汗を流すなど、適度な運動をしているので時間になると眠くなります。重要なのは

眠くなったら寝るです。これを「もう少しこの本を読みたい」と引き延ばすと、眠れなくなり、いわゆる「寝そける」という状態になります。

日中運動をする、眠くなったら寝る、一晩中エアコンはつけっぱなし、部屋を寒いくらいにしておいて、布団を被って寝る。これが一番効果があるようです。

シュピルマンの時計とフォーゼンフェルト大尉

我が母はしっかり戦中派の人で、爆撃も体験しています。その彼女が大好きな映画が「戦場のピアニスト」です。父が存命の頃は何度も「ビデオかけて」とせがんでいました(彼女はビデオのかけ方がわからない)。

「あの映画、いいんだよ」と何度も言うので、一応話を合わせるために、アウシュビッツが出てくるユダヤ人迫害の戦争映画だから、たぶん悲惨なんだろうなと思いながら見ていました。

「戦場のピアニスト」はウワディスワフ・シュピルマンという実在のピアニストが書いた原作を元に作られた映画で、彼の親族全員は映画の中で描かれているとおりドイツ軍に殺されます。

一人残ったシュピルマンは廃墟のビルの中で隠れて生きているのですが、ある日ドイツ軍将校のフォーゼンフェルト大尉に見つかってしまいます。

「殺されるか」と思ったその時、将校は「仕事は何をしていたのか」と聞きます。「ピアニストだった」と答えると、ビルの一室にあったピアノを指して、「弾いてみろ」と言います。

シュピルマンは寒さで白い息を吐きながら、ショパンの「バラード1番」を引きます(羽生弓弦君を思い出すわ)

その曲を聞いた将校は彼を連行することなく匿い、食べ物を運び、ドイツ軍が撤退するときには彼のオーバーコートを与えていきます。相当前に見た映画なのですが、このシーンは何度見ても胸をうちます。

このドイツ軍将校はドイツが敗れた後、ソ連の捕虜になり、収容所で死亡したことがわかっています。

この映画だけではわからないのですが、この将校、フォーゼンフェルト大尉はシュピルマンに敬語で話をしていたのに字幕で誤訳しており、「お前」という上からの言葉を使われてしまったそうです。

このことはシュピルマンの息子さんであるクリストファー W.Aスピルマンさんが書かれた「シュピルマンの時計」という本に書かれています。スピルマンさんは現在日本に住み、大変日本語が堪能で、この本も翻訳ではなく日本語で書かれています。

この本の中で「この誤訳のためにフォーゼンフェルト大尉の人間性が誤解されてしまった」と書いています。

そしてフォーゼンフェルト大尉は気まぐれでユダヤ人であるシュピルマンを助けたわけではなく、他にも大勢のユダヤ人を助けていたと書かれています。

映画ではその後のフォーゼンフェルト大尉についてラストの字幕で「収容所で亡くなった」としかありませんが、戦後、ドイツからシュピルマンが働いているポーランドのラジオ局にフォーゼンフェルト大尉の妻から「収容所にいる夫を助けて欲しい」という手紙があり、初めて自分を助けてくれたのはフォーゼンフェルト大尉という名前だということを知ります。

戦時中、ふたりはお互いの名前を知ってしまうと、捕まった時に言ってしまうかもしれない恐れから、名乗らずにいたそうなのです

シュピルマンはフォーゼンフェルト大尉を助けようと奔走しますが、ソ連の収容所だったため、叶わぬままとなりました。

スターリンが死亡した後、ポーランド人も国外に行くことができるようになり、シュピルマンは真っ先にフォーゼンフェルト大尉の家に行きますが、すでに亡くなっていることを聞かされます。

シュピルマン家とフォーゼンフェルト家はその後も親交を持ち、「戦場のピアニスト」がポーランドで試写会をした時にはご子息が出席されたそうです。

あの廃墟で「バラード1番」を弾く場面に佇むフォーゼンフェルト大尉(お父様)を、ご子息はどのような気持ちで見つめたのでしょうか。

「シュピルマンの時計」には、父であるウワディスワフ・シュピルマンの家庭での姿などが書かれています。

さて、出演時間は短いものの、強烈な印象を残したフォーゼンフェルト大尉役のトーマス・クレッチマンを、私は思わぬところで再見しました。韓国映画の「タクシー運転手 約束は海を越えて」で、ドイツ人のジャーナリストを演じておられました。

きっとこのタクシー運転手の監督さんはこの「戦場のピアニスト」を見て、ぜひ彼に出演を!と思ったんだろうなぁ。

母のお気に入りの映画からまた話が広がり、思わぬ展開になったことを戦後80年の今日、書いておきたいと思いました。

いつの間にかが怖い2

こちらの続きです。

先日友人数人とマイナンバーについて話をしていたら、「そういえばマイナンバーって最初は持ち歩かず、家に置いておきましょうって言ってなかった?」と言ったのは友人A。

「落としたりすると危ないから、家に置いておいた方がいいという話だったよね」

全員が「うんうん」

「それがいつの間にか保険証と一緒になり、次は車の免許証と一緒になるんでしょ?これはもう常時携帯態勢だよね。最初の話と違うじゃない」

すると友人B「常時携帯の国もあるよ。持っていないと罰せられるのかも。ATMを使う時は最初にID番号を入れないとお金も引き出せないようになっているんだよ。マネロン対策って言ってるけど、本当は国民の懐具合を押さえておきたいんだと思う」

マイナンバーカードの利点について政府は一生懸命説明しますが、こうやって超監視社会に引っ張られていくのが薄々とではなく、アリアリと感じられるようになっていっています。

それも最初はぬるかったのに、段々熱くなって湯だって死ぬカエルのように、知らないうちに自分の身体から財産から交友関係から何もかも国が把握していることになるのでしょう。

それも、いつも間にか。