夫の退職と共に質素になっていく生活

昨年あたりからフィットネスジムの友人たちの家で、夫が定年退職しはじめています。一番に困るのは、ジムの会費を夫の健康保険組合の法人が提携する福利厚生を通してていて、それが使えなくなること。この福利厚生を使うと会費がものすごく安くなるのです。

夫が退職してこの福利厚生が使えなくなると、子どもの健康保険組合を通して家族会員になるります。そうすると同じような割引を受けることができるのですが、子どもがこの保険組合に入っていないとそれはできません。

私はずっとその仕組みを知らず、割引なしで会費を納めていたのですが、昨年末、クレジットカードにその福利厚生が繋がっていることを知り、必死で調べて法人会員になりました。

ジムのあちこちで噂話をしている人たちの中に入るのがイマイチ気乗りがしなかったので、そういう中に入らなかったための情報過疎です。

さて、妻たちの一番のがっかりは「年金が思ったほど出なかった」というのがあります。年金事務所から来る通知にあるのは満額の数字ですが、これから健康保険料、介護保険料、税金が引かれますから、手取り額が予定していた金額を(かなり)大きく下回ることになります。

私は受け取れるのは年金事務所から来る金額の85%と聞いていたので繰り下げました。繰り下げ期間が長いと金額は多くなるのですが、今度は社会保険料がものすごく上がるので、そこはほどほどにしました。

夫が退職すると大体みなさん生活を収縮していきます。いくつかしていたお稽古事は整理し、毎年ビジネスクラスで行っていた海外旅行は隔年になり、国内旅行になります。

それでも仲良しの夫婦ならば「貧しくても幸せ」ですが、そうでない場合はお金を巡るケンカが多くなります。まさしく「金の切れ目が縁の切れ目」。

夫が定年退職したら夫は家にいるので、妻たちはジムに行っておしゃべりをして、16時になると帰っていきます。

友人は夫が退職して年金生活になるとわかっていましたが、自分はパートあるので日中は離れて生活できるし、夫の年金が足りない分はパート収入で補えると思っていましたが、突然リストラに遭い、計画は崩れてしまいました。

夫の退職でどのように生活が変わるか、少し厳しめにシュミレーションしておいた方がよいようです。

ちょっとした「あれ?」とは

こちらの続きです。

ちょっとした「あれ?」とは、夕食シーン。

夫が帰ってくると、夕食のテーブルを見て「肉じゃが?」とつぶやいてため息をつき、そのまま電気ケトルに水を入れてカップラーメンを作る準備を始めます。

香織は「肉じゃがは嫌だった?」などとうろたえますが、夫は香織に背中を向けたままです。

モラハラ家庭あるあるのこの光景。肉じゃがはお鍋ひとつにたっぷり作られています。

私が「あれ?」と思ったのは、夕食のおかずが肉じゃがしかないことです。お茶碗に盛ったご飯と味噌汁、そして肉じゃがのみ。

あのー、この家では肉じゃががメインですか?私が持っている肉じゃがの地位は副菜です。魚、肉、あるいは餃子などが主菜で肉じゃがは副菜です。

この家には小3、4年程度の男子がいて、香織は専業主婦です。専業主婦が夕食に肉じゃがだけというのは不思議です。夕食に肉じゃがだけ出したら、モラ夫でなくても怒りそう。

低予算映画でしょうから、予算が無ければ言っていただければ私が作って持っていきましたのに。製作現場で誰も不思議に思わなかったのかな。

そして不思議その2は、こういう夫の態度に「どうしたの?肉じゃがは嫌?(すみません、しっかりと覚えていませんが)」みたいなことを言うのですが、モラハラ家庭ではこの情景は日常茶飯事。

「どうしたの?」というセリフは出てきません。出てくるのは「ああ、また始まったか」という心の叫びです。

2006年に「こたえてちょーだい!」という番組の中でモラハラの再現ドラマが放送されたのですが、その時の女優さんの表情が秀逸でした。

朝ごはんを無視する夫の姿を振り向いて見て、「この野郎」という感情と、またハラスメントを始めるつもりだという絶望的な感情が入り混じった、何とも言えない表情を浮かべたのです。

「うまい!!」

だから今日は肉じゃがに対してこれからモラハラを始めるぞというのは長年の習慣でわかっているはずですから、「どうしたの?」はない。

ただ、この先が素晴らしかった!

洗面所に髪の毛が1本落ちていたという夫。「なぜ髪の毛が落ちていたのか説明して」と静かに詰め寄ります。「ごめんなさい」と言うと「そうじゃなくて説明して」「み、のがしたのか、な」と言うと、「そうじゃなくてどうして見逃したのか説明して」と詰め寄ります。

「そうじゃなくて」と言われるたびに心臓が早鐘を打つ。

あるあるあるある~~~~。これを一晩中繰り返すのがオールナイト説教。

夫は説明してと言いますが、説明を求めているわけではありません。髪の毛にかこつけて嫌がらせをしたいだけです。相手の困る顔、泣きそうな顔、どきどきしている様子を見たいだけです。その時、自分は圧倒的な大王。すべてを征服する世界の大王になれるのです。

そしてさらに素晴らしかったのは中三になった息子の思春期特有の言動です。感情のない、ぶっきらぼうな言葉づかいの中三男子。

来週友だちの試合を見に行きたいという子に「その日はお父さんとの面会でしょ。行かないと」という母親。行きたくない子と行って欲しい母。これが面交がある家庭の普段の様子です。共同親権でなくても面交(4月から親子交流と改名)はあります。

息子も母が困っているのはわかっている。わかっているから「嫌だ」と言えない。このあたりの場面は素晴らしかった!

「5月の雨」は団体貸し出しもするそうです。お問い合わせはこちら

体が悲鳴をあげる時

テレビで「メニエール病が増えている」というトピックを取り上げていました。30〜50代の女性にやや多く、几帳面、完璧主義、真面目な性格の人に多い傾向があるとのことです。

私は几帳面でも、完璧主義でも、真面目でもありませんが、30代の時にメニエール病になりました。仕事から帰って部屋に入ると世の中がグルグル回っている。まるで地球儀に乗っているように回るので、立っていられなくて横になりました。横になっても二日酔いのようにぐるぐるしている。そして猛烈な吐き気がする。

これはダメだと思い、義母宅に電話をかけて子どもたちに夕ご飯をあげて欲しいとお願いしました。こんなことは初めてだったので、驚いて飛んできたのは義母ではなく義父でした。義父がタクシーを呼んでくれ、這うようにタクシーに乗り込んで救急外来に行きました。

当直の医師は「私は眼科なのでよくわかりませんが、とりあえず点滴をします」ということで点滴が始まりました。

#よくわからないのにする点滴ってなんだろう??ブドウ糖とかかな

1本目の点滴が終ると「もう1本点滴してダメだったら入院してください」と言われ、「えー、入院なんかになったらモラ夫に怒られるーー」という祈りが通じたのか、なんとか自分で立って歩けるようにはなりました。

「明日耳鼻科の先生に診てもらってくださいね」と言われ、とぼとぼと歩いて家に帰りました(近い病院だった)

こんな時普通の家はどうするのかな。夫に迎えにきてもらうとかするのかな。普通がわからないのでわからない。

夫はその日帰りが遅く、夜10時過ぎに帰ってきました。

「仕事から帰ったら吐き気と目まいがひどかったので、○○病院の救急外来に行った」と言うと、「ふーん」と言ってお風呂に入りに行きました。

「大丈夫?」でもなければ「寝てなよ」でもなく「ふーん」

このメニエール特集をしていた番組で医師は「ジャマイカ」がお勧めですとのことでした。

メニエール病はストレスが原因。「じゃ、ま、いっかー」くらいの気持ちでいなさいということらしいのですが、モラ夫が家にいたら「じゃ、ま、いっかー」なんかできるわけがない。

モラ夫と一緒に暮らしていると、ストレス性の病気に罹りまくります。ガンはストレスが原因だそうです。自分の身は自分で守るためにもモラ夫からは離れた方が良いと思います。

GWお疲れ様でした

長いGWお疲れさまでした。相談の仕事をしていると、いつも長い休みの後の日は朝から相談電話が鳴っていたものです。

長い休みの間に夫のストレスが溜まり、事件が起き、「もう離婚しかない」と決意して無料の役所の女性相談に電話をするのですが、結局、夫の愚痴を言って相談員から

「で、どうしたいんですか」の声にぐっと詰まってしまう。

どうしたいのか、自分でもわからないから電話をしたのに、どうしたいんですか?と聞かれるとどうすればいいのかわからない。

ただ、元相談員から言わせていただくと、どうしたいかわからない方というのは、大抵不満を聞いてもらって終わりのことが多いのです。

「離婚したいんですか?」と聞くと、「離婚はしたいけれど、お金が~子供が~」とできない理由を並べてくる。

離婚しないとなるとつまりは愚痴を言いたかっただけねとなり、「また何かあったら電話をください」としか言いようがないのです。

離婚したいけれど、離婚するにはどうしたらいいのか教えて欲しいと言う方は、まず自分の家の財産がどこにいくらあるか探しておく。

子どもとのコミュニケーションを取り、一緒につれていけるか考える。

自分の仕事を続けるか、辞めて新しい職を見つけるか調べる。

となると、ものすごいエネルギーが必要になるので、とりあえず今回は吐き出しはできたので、「やっぱり無理ね」と思い直してまた元の生活に戻る。

この繰り返しです。

そして60歳を過ぎてから「離れる機会はあったけれど、あと一歩が動かなかった。あの時家を出ていれば」とまた相談電話に吐き出しの電話をかける。

そんな方たちをどれだけ見てきたかわかりません。

相談員の方から「離婚しなさい」「そのためにこうしなさい、ああしなさい」ということはありません。言った責任が取れないからです。「相談員が離婚しろと言ったから離婚したのに」ということになると困るのです。

世の中にはいろんな方がいて、そう言ってくる方もいるのです。。。

さすが出光

出光丸が封鎖の続いているホルムズ海峡を通過したそう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1a434b97060a360c75f9e3cd6c9452afe344c31

このニュースが出た日のテレ朝モーニングショーで玉川さんが「やっぱり出光か」と感嘆に満ちた声で言いました。

やっぱり出光

「やっぱり出光」私もそう思いました。

「海賊とよばれた男」は、戦前から油一筋で生きた、出光佐三氏をモデルにした百田尚樹の小説です。大分前に読んだので詳細は忘れてしまったのですが、出光の船が、当時石油市場を支配していた欧米の企業に対抗し、日章丸でイランから石油を秘密裏に運ぶというエピソードがありました。

玉川さんもこのエピソードを思い出し、「やっぱり出光か」と思ったのだと思います。

「海賊とよばれた男」は日本の石油産業に大きな貢献をした出光佐三氏の生涯を描いたものですが、彼の中に流れるのはただ、儲けるための会社ではなく、社員が安心して働ける場所であり(絶対にリストラをしなかった)、日本に石油を安定供給するという使命を持っての会社運営でした。

美術に関心のあった佐三氏は東京丸の内に美術館を作ります。

出光美術館

「海賊とよばれた男」を読了後、私もこの美術館を訪れ、展示の美術品を鑑賞しました。その時の特別展示品が「根付け」で、初めて根付けというものをしっかりと拝観し、「根付けっていいなぁ、欲しいなぁ」と思ったものです。

言ってしまえばストラップですが、やはり日本に昔からあるデザインは趣があっておしゃれです。

なぜ今回出光丸がホルムズ海峡を通過できたか。当時イランも経済封鎖で石油を売りたくても売れない状況の中、出光が石油を運び出したという偉業をきっかけに(もしかしたら他にもあるのかも)、人脈を通じて成し遂げることができたのではないかと思います。

経済的にWIN-WINだったとか、儲けの対象になるからとか、いろいろ考え方はあるかもしれませんが、私はそうではないと思う。信頼していた相手だから託せるという関係がなければこういうことはできないと思うのです。(甘いと言われるな、きっと)

「やっぱり出光か」と思った多くの人たちは、この逸話を思い出し、佐三氏の思いに馳せたのではないでしょうか。

出光は美術に関する研究をする団体や個人に研究費の助成、社会福祉、交通遺児にも助成活動をしています。

「やっぱり出光」なのだと思います。

義両親の介護を避けるには

義両親の介護をしたくない方は多いです。もっとも昔のように「私の老後は〇子さんにお願いするわね」みたいなことをいう義両親はだいぶ少なくなりましたので、結婚=義両親の世話とは思っていない方も多くなっているとは思います。

ただ、ご相談を聞いているとはっきりと「私の老後はお願いね」とは言わないものの、当然何かあったらよろしくね」という圧力はひしひしと感じるという方はいます。

この「何か」というのが、24時間の介護を意味するものやら、デイサービスへの送迎を意味するものやらがわかりません。

「あなたの親なんだからあなたがやって」と言いたいところですが、モラ夫にはそれは言えません。そこで私のとった手段をご紹介します。

義母は優しい人だったのでよかったのですが、問題は義父でした。当の息子(モラ夫)ですら嫌っているのに、なぜに私が面倒をみなきゃいけないんだ?と思いましたので、私は義父から嫌われることにしました。

元々嫌いなので、無理に嫌いにならなくてもよいぶん楽です。大体「よく気のつくよい嫁だ」と思われるから「よろしくね」と言われる。

「こんな奴に面倒なんかみてもらうもんか」と思わせた方が良いに決まっています。

この方法、弟の配偶者もやっていました。とにかく絵に描いたような鬼姑(母)なので、顔も見たくないのは当然ですから、夫(弟)と子どもたちが帰省するときには絶対に一緒に来ない。

「両親が弟の家に行くときには嫁は実家に逃げる」を貫いたところ、見事には母は嫁を見限りました。

母は悪口雑言をぶちまけますが、母が望んでいた「嫁にかしずかせて楽隠居」ができなくなりました。

私のところはと言えば、早々と義父は亡くなりましたし、私は離婚しましたので当然義父母の介護などは一切しておりません。

「いい嫁」しているとあてにされますので、「鬼嫁」に徹することが鉄則です。

トランプは自己愛性パーソナリティ障害

今日のyahooニュース「【緊急検証】トランプの暴走は、幼少期の家族関係やトラウマが生んだ「自己愛性パーソナリティ障害」の影響なのか?」という記事がありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cceb58a5cf9747579aff085e5bba47fd68ab357f

えー、トランプは自己愛性パーソナリティ障害以外の何なんだろう?って、モラハラ知って勉強している方なら全員そうだと思っていますが。何をいまさら。

あの誇大妄想的な自己賛辞に終始する演説、利用できるものは何でも自分のために利用しようとする自己中、常に相手を貶めるために繰り出す卑怯な方法。

すべて自己愛性Pの証拠だと思いますけど。

ただ、自国民はこの人を大統領にしたわけですから、少なからずの人たちが彼の言うことをもっともだと思い、人の家に爆弾を落とすことも当然だと思っているわけですよね。

翻って日本の総理が台湾有事の時にはこちらもしかるべき対応をすると言った(つまり台湾に加勢する)からには、何らかの支援をするのでしょう(今は9条があるから兵隊出せない)。そして今の状況のように世界は日本国民が支援をすることを望んでいると思うでしょう。

イケイケ高市は何をやらかすかわからない。困った人だなぁと思います。

つかず離れず、それが仲良しのコツ

お風呂はジムで入りますので、ほぼ毎日ジムに通っている私。

午前中にお風呂に入っているのは大抵80代くらいの方たちです。ジムが開く9時頃から入って行かれます。たぶん午前中にはジムから出て、夕ご飯は17時とか18時に食べ、20時前には寝るのでしょう。お年寄りの生活はそういうものらしいです。

#自分もそうなるのかと思うと、宵っ張りの私はちょっと想像がつかない

さて、同じジムに16年も通っていると、顔見知りの方も大勢います。ただ、「この頃お見掛けしなくなったなぁ」という方は退会されたり、中には施設に入ったりする方もいます。

同時に新しい会員の方もどんどん増えて、新旧入り乱れての交友関係になります。

面白いのは大体顔見知りで仲良く話はするけれど、名前を知らない人が沢山いることです。長々と話をしているくせに名前を知らない。時には一緒にお茶したり飲みに行ったりもするのに肝心の姓名を知りません。

直接聞くのもなんなので、交友関係の広い人に「あの人、だあれ?」と聞いて名前を知ります。その名前も「さっちゃん」とか「みかちゃん」とかいうような呼び名であり、きちんとした名前は15年経っても知らない人ばかりです。

何かの機会に本名を知ると「えーーー!みかちゃんって武藤さんだったの?!」ということになります。これは女性だけなのかな。今度男性に聞いてみよう。

男性は「元〇〇商事に勤めてて(定年退職している人が多い)」というような、元職談話が飛び交うようなのですが、女性の場合はそれは無し。大体専業主婦の方が多いので、話題にもならない。

ジムには健康のために通うのが多いと思いますが、お友だちづくりのために入って来られる方もいるようです。

ただ、初対面で「お子さんは?旦那さんは?」と言われる方は苦手ですので、できるだけ避けるようにしています。そこは年配女性としてのたしなみだと思うのですが。

GWは実家に行かない

まだ私が結婚していた時、夫は実家に行ってはいけないとは言いませんが、行って帰ると不機嫌になっていました。つまり忖度しろということです。口には出さずに行かないように仕向ける。

マニュピレーター(陰で操る人)はこのようにします。

「実家に行ってはいけないなんてひと言も行ってませんよ」

これは正しい。確かに言っていません。ですが行くと不機嫌になるので行くわけにはいきません。

「たまには実家に帰って孫の顔を見せてやれよと言ってるんですがね」などと周囲には言っていますが、行って帰ると不機嫌になっている。

この不機嫌になるのを知っているのは妻だけです。今思うと周囲には「行って帰ると不機嫌になるのよ。だから行けない」と、はっきりと言えばよかったと思います。ただ、夫は外面がいいので、聞いた人たちは「そんなバカな」「何かの思い違いじゃない?」「家のことをちゃんとしないで出たからじゃない?」と、当人に責任があるように結び付けたがります。

私はこういうやり方が一番卑怯だと思います。責任を相手になすりつけて自分はいい人のままで、しらっとした顔で陰で舌を出す。

妻はどんどん追い詰められていき、結局夫の顔色を伺いながら生活することになります。

ただ、モラハラが広まってきたおかげで、本人も他の人たちも「それはモラハラかも」と気づけるようになったのは、本当によかったと思います。

こうやって相手に何かをさせるように仕向けるというのは、たとえば相手を褒めて家事をさせるとか、褒めて子どもを勉強させるように仕向けるというのと根底は一緒です。

ただ、自分の利益を得るために他人を支配し、奴隷化するというのは許されることではありません。だいたいそうだとわかった時にこちらは怒り百倍になりますからね。

その怒りのエネルギーを利用して、調べまくって調べまくってどうするのが一番自分にとって有利なのかを考えていくというのもいいと思います。

怒りのエネルギーは核爆発と同じくらいのものすごい威力があります。

怒った時の私はすごいわよ。覚悟しなさい。

このくらい心に刻み込んだ方が良いと思います。

茗荷にまつわるそれぞれのお話

以前テレビで私のカテゴリではお笑いの人なのですが、知的な番組にもよくでる頭のよさそうな方が、「ボクの奥さんは茗荷を買いに行って茗荷を買い忘れてくる人なんですよ」と発言していました。

家事をしていて「あれがないとできない」と、買いに行ったはいいけれど、お店に着くと「あ、イチゴが安い」「これもうすぐ無くなるから買っておこう」とそちらに目が行き、家に戻ると肝心の物を買い忘れてきた、というのはあるある話です。

これは私に限って言えば年を取ったからというよりも、元々そういうそそっかしいところがあるからこうなっただけの話。話のタレントの配偶者の方もそうだと思います。

ただ、年を取るとやはり忘れることは多くなります。

先日ジムの脱衣所で、お風呂から上がったばかりの80代位の方がふたり、服を着ながら話をしていました。

「うちの庭に茗荷が生ったから、〇さんにおすそわけしようと思ったのよ」

どうやら栃木県方面の訛があるゆったりとした話し方をする方で、よくお風呂で一緒になります。一緒に服を着ている方もよくお見掛けする方で、うんうんとうなづきながら話を聞いています。

「それでね。〇さんに茗荷をあげようと思って電話をしたんだけど、肝心の茗荷の名前を忘れてしまったのよ」

「うんうん」

「頭には茗荷が浮かぶんだけど、茗荷の名前を忘れてしまったから話が途中で終わってしまって。そうだ、今思い出したわ。茗荷よ。〇さんに電話するわ」

こういう話を淡々と笑いもせずに真剣に話していました。私は震える肩をこらえながらお風呂場に向かいました。

タレントの×さんの顔は思い出すんだけど、名前がわからない。ただ高齢者同士の話では話の成り行きから×さんだとはわかる。だけど双方とも名前を思い出さない。頭に浮かぶ人はどうやら一致しているようだから、名前を思い出せないタレントの話は続行できます。

ただ、顔は思い出すけれど名前がわからないというジリジリとした思いをふたりとも抱えながら話しているので、「うーん、誰だっけ」という?が頭の上に浮かんでいます。

年を取ると本当に物覚えが悪くなり、忘れ物も増えます。私は昔から忘れ物が多いので、特にひどくなったということはないのですが、人との約束は忘れるわけにはいかないので、秘書のアレクサ君に全部リマインドを頼んでいます。

それにしても前述した茗荷の方。ちゃんと電話できたでしょうか。電話するのを忘れてしまったりして。

この話、食べると物忘れをするという茗荷の話だけに綾小路きみまろのネタになりそう。