美輪さんとの一瞬の思い出

スピリチュアルの元祖的存在の美輪明宏さんが亡くなりました。スピリチュアルだけでなく、性自認がまだまだ世の中では受け止められない世の中に、胸を張って堂々と己の主張を貫いた方でもありました。

その美輪さんとほんの一瞬ですが目が合ったことがあります。

その昔、私がまだ東京に来ていなかった頃。仕事で行ったホテルで何かのイベントをしていました。

当時「オーラの泉」という番組を欠かさず見ていた私。モラハラを始めてから「この世には偶然という名の必然が必ずある」と、思わざるを得ないことが沢山ありました。

# 数珠みたいなのは身につけませんし、ハンコも仏像も売りませんけど

そのホテルのイベント会場で、美輪さんが部屋の上座に座っているのが開いている扉の外から見えました。

「あ、美輪さんだ」とじーっと見ていたら、美輪さんもふとこちらに目を動かされました(ように見えました)

ほんの一瞬目が合ったような気がしたのですが、扉が閉じられてしまったので私の経験はそれだけです。

「美輪さんと目が合ったよなぁ」ということにして、私にも幸運の☆が宿ったかもと、ちょっとウキウキ。

そんな一瞬の思い出ですが、なんとなく私とモラハラのつながりの後押しをしてくださったようで、心強い気持ちになりました。

全部私の勘違いかもしれませんけれど。

大事なのは体重ではなく体組織

こちらでNEATについた書きましたが、私はジムに週6行くヘビーユーザー。と言っても仕事がある日はお風呂のみの「お風呂会員」です。

自宅でお風呂の入る時はほぼ無く、夏に汗をかいたときにシャワーを使う程度。これでどれだけガス代、水道代、電気代(ドライヤーを使わない)が浮いているんだか。ジムの会員料も値上げに次ぐ値上げでジム仲間も不平は言っていますが、それでジムを止めたという人は聞いたことがありません。

そのジムにある体重計には気づいた時に乗るのですが、この頃微量ではあるものの体重が増え続けていました。「体重、増えたなぁ」とは思っていましたが、私の目標は体重を減らすことではなく、体組織を向上させること。

というわけで1カ月ぶりでジムにある体組織を測る機械を使ってみました。

最初に測るのは体重。0.3キロ増。やっぱり増えている。

そして出た体組織。

筋肉量 0.9キロ増 やった!増えたのが筋肉ならば体重増でも問題ない。

体脂肪率 0.6kg減  おおお、体脂肪が減っている。

脂肪が減り、筋肉が増えたことによる体重増ならば好ましいことで、BMIも20.4%です。腹囲も0.5センチ下がりました。

筋肉はあと1.3kg増やすのが良いそうですが、筋肉増やすって大変なのよね。。どなたかが「太るには(チョコやジャンク菓子で)100円あればできるけど、痩せるのは何万円もかかる」と言っていました。更に筋肉を増やすのはお金以上の努力が必要。

体は1日にして作れない。日々の鍛錬とは言うけれど、大好きなダンスプログラムを続けるのと、これからはスイミングをするので、何とかしましょう。(バーベルとか持ちたくない。ヘビーな筋トレしたくない)

デジタル生活もう無理

証券会社の口座が何者かに乗っ取られ、不正に操作されて大金がどこかへ持去られるという事件が頻繁に起こったのをきっかけに、あちこちの金融口座にログインするのにパスキーが必要になってきました。

そのパスキーをオンライン登録するのにはマイナンバーカードが必要で、スマホで専用アプリをDLしてマイナンバーの情報を自分の口座にリンクさせることによって本人認証をさせるのですが、やってみましたがこれができません。

アプリでの本人確認はできるのに、それが口座にリンクされない。何度やっても「認証が完了していません」が続くので、サポートセンターに電話をしたら「郵送で本人確認をしましょう」ということになりました。

この年齢にしてはデジタルに強いと思っていたので惨敗感があります。

そういえば東京都の11,000円あげますもアプリとマイナンバーカードが必要でした。私の友人も結局できなかったので、街角にあるスマホショップに「東京アプリ生活応援事業の申請のおお手伝いをします」と張り紙があるのを見て中に入り、やっと11,000円を手にしました。

おそらくそれすらできずに11,000円を入手されていない方が多いのではないかと思います。

やる側は「お金が欲しかったらスキルをあげろ」という狙いがあるのかもしれませんが、まず「スマホとマイナンバーで認証」と聞いただけで、おそらく70歳以上は「子どもにやってもらう」。子どもや頼りになる人がいない場合は「諦める」。諦められない人は東京都に苦情の電話をかける、ということになると思います。

確かに本人認証は経費もそれほどかからないからやる方は手軽だとは思います。これからはこの方向への流れが加速すると思いますが、ついていけない人たちがボロボロとこぼれ落ちるデジタル難民となります。

最近仕事で必要なウェブへの登録ができず、家で子どもや夫に聞いてもわからず困っていた方にお手伝いをしましたが、彼女はまだ50代。若い世代でもデジタル難民になっていました。

アラコキの私ですが、何とかがんばってお金を手に入れるためにデジタル難民にならないようにしなくては。

避難応援プロジェクト満席です キャンセル待ちをお受けします

ご好評につき増席した避難応援応援プロジェクトが満席となりました。ご応募いただいた方にお礼申し上げます。1月24日(土)も開催いたしますので、検討されている方早めのお申し込みをお勧めします。

さて、毎年2回行っているプロジェクトですが、このところの株高により、「夫の持ち株を財産分与でもらいたいが、どう計算するのか」という質問が時々出てくるようになりました。

株を財産としてどの時点で金額を出すかですが、離婚の際に必ず決めなくてはならないのは基準日です。基準日とは「夫婦としての経済共有がどの時点で終了したか」で、大抵は別居日です。

株の財産としての計算はこの「別居日にあった株数に、現在の価格をあてはめる」です。
例えば6月10日に別居した時に持っていたソフトバンクの株が100株あって、財産分与の計算をした時の価格が205円ならば、205×100円=20,500円です。6月10日に400円だったとしても、残念ながら株価が下がりましたので、205円での計算になります。

外国株を買っていると、為替も入りますのでなかなか面倒な作業になりますが、弁護士に依頼していると弁護士がやってくれたりするので、気は楽になりますね。ただし、何を何株持っていたかを見つけるのはご本人の仕事です。弁護士はやりません(わからないので)

面倒な仕事ですが、これを機会に金融に強くなるというのも自立への勉強として考えてみたらいかがでしょうか。(「全部夫にまかせっきりだったのでで何もわかりません」という方も少なからずいるので)

NEATが良いらしい

先日どこかのテレビ番組で「NEAT」が痩せるのに効果的というのをやっていました。NEATとは特にがんばって運動しなくても、日常生活の中で座っている時間を減らし、立ったりすわったりという小さな動きを重ねることで自然と運動しているのと同じ効果があるのだそうです。

NEATとは

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/kenkou-zoushin/NEAT.html
NEAT(非運動性熱産生)を高めるには、座っている時間を減らし、日常生活の中でこまめに体を動かす機会を増やすことが効果的です。特別な運動を始める必要はなく、通勤や家事、仕事中のちょっとした工夫で消費カロリーを自然に底上げできます。

そういえばと思い出したのは、遠い昔のことですが、テレビ番組で同じ専業主婦の方ですが、片方は太っていて、もう片方は痩せているふたりの生活状態を録画してみたというのがありました。 

痩せている方は食事中もちょこまか物を取りに行って立ったり座ったりとせわしない、ゆっくりご飯を食べていません。反対に太っている方はどっしり落ち着いて食事をし、朝食後はそのままハマっているパズルを2時間行っていました。今ならスマホゲームか。やっぱり時間にゆとりがある専業主婦。

家の中にいるのは同じなのですが、痩せている片方は始終動いていて、太っている片方はどっしりと座ったままの時間が長いということがわかりました。

ジムに行ったりジョギングしたりとまとまった時間が取れなくても、家の中だけでも「立ったり座ったり」というのがNEATとなって大きなカロリー消費運動になるそうなのです。

そういえば私は多動なのでどっしりと座っていることが少ないかも。チャッピー君から

総合評価(結論)

👉 「痩せすぎではなく、筋肉量を保った健康体型」
特に年齢を考えると、非常に優秀な数値です。

一言でまとめると

「数字だけ見れば、同年代の中でも上位クラスの体成分」
今は「改善」より維持と微調整の段階です。

と、お褒めの言葉をいただいています。

食事の時もひとつ皿が空くと流し台に運びます。特に清潔好きというわけではないのですが、目の前に空いた皿があるのが嫌なだけです。たぶん誰かと一緒に食事をしていたら、「落ち着けよ」と言われそう。

よく○○という動きを1日3セットなど、体によい運動を勧めてきますが、まぁ、そんなものは長続きするわけがない。せいぜい2日やって、後は忘れるかめんどくさいので止めることになります。

日常の中でできるだけ立ったり座ったりを繰り返す、階段を歩くだけでもそれなりに効果があるそうです。私も実践しています。わざわざ時間を取ってジムに行ったり、宅トレ(たぶん続かない)しなくても、筋肉が作れるのなら、いいじゃないですか。筋肉がないと腰が曲がりますよ。

パンチ君に会いに行きたい

5月のある夕方、つけっぱなしのテレビから「市川動植物園のサル山に不審者が入り込みました」という声が流れてきました。

サル山に不審者とは何者?と思ってテレビに近づいてみると、よく動物園にあるサル山の中に、仮装した人が入り込んだというニュースでした。続けて見ていたら、このサル山にいるのは「パンチ君」という人気のサルで、育児放棄した母親の代わりに人間が哺乳瓶でミルクを与えて育てた子ザルのことで、今話題なのだそうです。

人気の原因は、母親が体力がなくて育児ができず、人間が飼育し、IKEAのオラウータンのぬいぐるみを抱かせたところ大層気にいったようで、育児室から出てもこのぬいぐるみを持ち歩いているのがかわいいと大人気なのだそうです。

この市川動植物園は日本で一番大赤字の動物園だったのが、このパンチ君人気で売り上げが爆伸びしているそう。入場チケットを求める人の列が開園前からできており、連休などはどこかのイベント会場のようになっているそうです。

さらにSNSなどで取り上げられるとこの人気は海外にも飛び火し、BBSやホワイトハウスのニュースにもなり、海外からパンチ君を見ようとやってくる人たちも多くいるそうです。

私もBBCニュースを見てみましたが、解説の飼育員さんが「サルにぬいぐるみを持たせるのはよくないんだけど。。」と、語っていました。日本の飼育員さんもパンチ君がここまでぬいぐるみを離さずに持ち歩くとは思っていなかったのでしょうね。

このぬいぐるみを離さないというのは、よく赤ちゃんが自分の寝ているタオルをずっと離さず持ち歩くというのと同じ原理なのでしょうか。

ともあれ、この頃のパンチ君はサル山の仲間に入れてもらえるようになり、オランママはあまりYouTubeの画面には出てこないようになりました。

そして今注目を集めているのはパンチ君を育てた、育ての母ならぬ育てのパパ飼育員さんです。ご飯を青いバケツにいれてサル山に撒いていくのですが、パンチ君にとっては実のパパなので、ご飯タイムになる前からパパが出てくるドアに張り付き、パパがドアを開けた瞬間にはもうパパの背中に乗っています。

そしてご飯を撒いている間中、パパの足にしがみついたり肩に乗ったりしている姿が鈴木亮平似のイケメン飼育員さんと共に大人気になっています。

私はパンチ君が飼育員さんに特別扱いされて、他のサルたちからひがまれないかしらと思っていますが、今のところそれはないみたい。園の方でもパンチ君人気はありがたいけれど、早くパンチ君が他のサルと同じ行動をとり、飼育員さんから離れ、サル山に行ってもどれがパンチ君かわからないというようになって欲しいとニュースの中で語っていました。

私のYouTubeのお勧めにはパンチ君の動画が次々と現れるのでついつい見てしまう今日この頃。市川市そう遠いわけではないので、パンチ君が子ザルのうちに必ず見に行きたいと思っています。

指先を動かすのが嫌なんですが

区の広報誌を見ているといろいろな講座がありますが、どうも女性向けと思われる講座で手芸や工作といった指先を動かすものがよくあります。

「女性の方たちは指先を動かすのが好きだから」と、あるDV講座に参加した時に言われ、材料が配られ、工作をさせられました。もちろん「嫌な人はしなくてもいいです」とは言っていましたが、参加者がみんな工作をしているのに、私だけ何もしないでぼーっとしてるのは変なので、とりあえず与えられた材料で工作をしました。

工作が好きじゃないんです。裁縫も苦手なんです。指先を使う仕事はしたくないんです。不器用なんです。

さらに美術や工作に必要なイマジネーションが浮かびません。何を作ろうかというものがありません。よってこういうことはしたくありません。

サイトのデザインはします。これは同じ指を使うものでも「叩く」もので、手芸では(手芸か?)ないのでこちらはできます。

「女の人って手を動かすのが好きよね~」と一律に言われますが、勝手に決めないでくださいよ(笑)たいていそういう時は「何かしゃべりながら手を動かすのが好き」という意味があるようです。

実際女性の集まるところに折り紙を置き、「鶴を折ってください」と書いておくとおば様方がおしゃべりしながらせっせと鶴を折ります。

どうも昔から女性は何かをしながらおしゃべりをするというのがDNAに組み込まれているらしく、その昔、我が母も近所の方たちと手内職をしながらおしゃべりしていました。

片や「男の人って機械に強いよね~」と男性にスマホの操作を教えてもらおうとしたり、配線をしてもらおうとしたりしますが、男と言ってもいろいろいまして、よっぽど私の方が機械に強い場合もあります。

# 女はみんな機械物に弱いと思っている男性が、PCについて私に語ったウンチクはちょっと笑えた

手芸で作ったものを家に飾ったりするのが好きな方もいますが、私はそういう趣味はないので、「部屋はとりあえず片付いていればよい派」です。

DV講座で「女の人は手を動かすのが好きだから」というのはちょっとどうなの?と思いました。ジェンダーがどうたらと言っておきながら指を動かすのが好きでしょと工作させるのか?

すごい編み物の作品を編み上げる男性を見て「男の人が編み物をしている!」とびっくりする人がいます。私がすいすいと機械の配線をするとびっくりされます(女で、しかもおばちゃんだから)

「したくない人はしなくてもいい」と言われても、そこは空気を読むじゃないですか。「私はおしゃべりしながら手を動かすのって、そう好きでもないんですが」と言ったら変わり者と言われるのかしらん。

難しくなるモラハラやDVの講座

私が行政に勤めていた頃は、どこの自治体でも毎年DV講座や離婚講座を行ったものです。弁護士や心理士、民間支援団体などを招き、離婚に必要な法知識や、DVのメカニズムなどについて、お話しいただいたことも、私がお招きをうけてモラハラについて説明したことも何度もあります。

その行政が行うDV講座に異変が起こっています。講座の広報をする自治体に「離婚を勧める事業はやめろ」「子どもの連れ去りを容認するような講座はやめろ」「資料を提出しろ」「この講師を呼ぶのはやめろ」と言った内容の文書が市長や開催担当課に送られるようになったのです。

さらに議会でも同じように「子の連れ去りを推奨するような講座はするな」といった声が議員の方から上がっています。

議員を突っついているのはもちろん妻子に逃げられた夫たち。共同親権を成立させたのも同じ夫たち。彼らがやりたいことは男女参画センターの機能を無力化することです。

参画センターに相談に行って、「あなたはDVを受けています」と言われて気づき、離婚を決意する人は非常に多いです。だから彼らは参画センターを目の敵にしてつぶそうとしているのです。

参画センターは自治体の中にありますから、彼らは議員を使って潰しにかかっています。

ただ、彼らは大きな勘違いは、確かに参画センターはDV支援に関して大きな役割を担っていますが、今の現代はそれよりもネット。インターネットからの情報がものすごく多いので、こちらを止めなければ流れは止まりません。

今年4月から共同親権が導入されましたが、片方が嫌と言えばほぼ認められることのない制度ですので、残念ながら「別れても基本的に共同親権」にはなっていません。

彼らの思っている「子を連れて家を出ることを阻止する」方向に向かって、法改正をするよう議員を突っつくでしょう。それをどう阻止するのか、見守りが必要です。

7/11 避難応援プロジェクト満席となりました

7月11日(土)開催の避難応援プロジェクトが個人相談も含めて満席となりました。多くの方に参加していただきたいので、あと2席追加いたします。個人面談は満席ですので、こちらはご利用いただけません。

託児は残り1です。資格のある専門保育士がお子様を大事にお預かりいたします。託児料金として500円をいただきます。

お子様がいらっしゃる場合は特にこの4月から導入になった共同親権や法廷養育費、養育費の先取特権といった、覚えておきたい特別な制度について興味のあるところだと思います。この点についてはじっくりと弁護士が解説する予定です。

前回の質疑応答の中で、私が知らなかった情報を行政DV支援員から教えていただきました。

子どもを連れて逃げるタイミングですが、以前は夏休み、冬休みなどの長期休暇や学年があがる直前の3月が良いタイミングと言われていたのですが、この頃はむしろ小中学進級前、小学校入学直前の保育園が良いとされているそうです。

確かに小学校や中学校は今まで一緒にいた子たちが一斉に同じ学校に進級するので、そこへひとりぽつんと入ると、内気な子は他の子と仲良くなるのが難しいかもしれません。

一旦転校生として入り、一緒の小中学校に進級した方が、知っている顔がいてなじみやすいと思います。

そんな現場を良く知っているDV相談員が避難に必要な知識やコツをお伝えしますので、あとわずかですが気になる方はお申し込みください。1月分もお待ちしております。

暇つぶしの家計簿づくり

図書館にリクエストした原田ひ香の本が手元に来たので早速読んでみました。

「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」

こちらも「月収」と同じように母からの小包を受け取る様々な境遇の女性たちのオムニバスでした。母からの小包というのは愛情いっぱい詰め込んだもので、そういえば私も何回かもらったことがあります。

ありがたい食料もあれば、絶対に履かないアクリルソックスもあるといった、母がとりあえず思いつくままに詰めましたというのがどこの母親も送る小包のようです。まぁ、愛情はあったと思います。ただ、その後「やってやった、送ってやった」の恩着せがましい言葉がいつまでも何年も続くので、それを聞くくらいなら送らないでくれと思います。

この中のひとつの話「ママはキャリアウーマン」の中で「は?」というエピソードがありました。

結婚したばかりの莉奈は夫の転勤で北海道に行くことになり、仕事を辞めてついていきます。莉奈は夫のために家をきれいにし、手の込んだ料理を作るのが大好き。

ここに書いた友人のままのよう人です。そして私が「は?」と思ったのは莉奈の生活ルーティーンです。莉奈は毎日スーパーに買い物に行きますが、その理由の一つは「一日の時間を持て余してしまうから」。

よく「専業主婦だって大変なのよ!」というのを聞きますが、子どもも介護する人もいない専業主婦はやはり時間が余るんですね。

そして莉奈は買い物が終るとウィンドゥショッピングをして家に帰り、大学ノートに自作の家計簿をつけます。そこには買った物のレシートを書き写し、5色のペンを使って見た目もきれいなカラフルな家計簿にします。

”こうして細かくきれいにノートを埋めていくのが一番楽しいかもしれない、ぎっしりと数字や文字の並んだノートをパラパラとめくるのが快感だった”

ここで私は呆れかえる。

無駄でしょ!なんでレシートを書き写さないといけないのか意味不明。今どきレシートを書き写さなくても、写メして作れる家計簿アプリもある。「豚肉458円、玉ねぎ248円、じゃがいも282円、イチゴポッキー158円」とか書いていくんだろうか。本当に暇すぎる。

いいじゃないか人の趣味にあれこれいうものじゃないと言われるかもしれませんが、3号被保険者は自分で年金を収めなくても65歳になれば年金をもらえます。原資は無関係の勤労者です。自分の夫が妻の分の年金を収めていると勘違いしている人が大勢いますが、社会の制度で専業主婦に年金を与えているのです。

夫に元気で働いてもらい、社会保険料をきちんと納めてもらうために専業主婦はがんばっているのだと言うのかもしれませんが、フルタイムで働いて税金も社会保険料も収め、家事育児もやっている人たちもいるんですけど。だったら年金、2倍欲しい。

さて、莉奈の母は離婚後苦労して働き、独立して会社を作った働くのは当然の人。莉奈が楽しくおうち暮らしをしているのを見ているのがなんとも歯がゆく、何かにつけ「働いたら?」と連絡してくる。そんな母が鬱陶しい。

「私はおうちにいるのが好きなの。おうちをきれいにして、夫のために美味しい料理を作るのが好きなの」

物語はなんやかんやあり、結局母が莉奈の生き方を認めるようなラストで終わります。確かに人の生き方につべこべは言いたくありませんが、このところ夫が仕事のストレスでうつ病になり、仕事もできなくなって結局は離婚、というケースを相次いで見ているので、莉奈はそういう時にどうするのかなと思います。大好きだった夫が金を稼げなくなったら離婚するのかしら。5色のペンで暇つぶしの家計簿なんか作っていられないと思いますけど。