受験シーズン真っ只中ですね。私も10数年前に子どもの最後の受験が終り、ほっと一山超えたような気がします。
受験は子どもも大変ですが、親も大変です。平気な顔をしている人もいますが、どんなに「子どもの人生なんだから」と言っても、「もし落ちたらどうしよう」と最悪の想像ばかりしてしまいます。
私の子どもが高校受験の時には地方に住んでいましたが、一緒に受験をする子の母親で精神科に入院した人が2人いました。心配のあまりおかしくなってしまったそうです。
2人のうちのひとりは夫が私の職場の同僚なのですが、「妻がノイローゼなので介護が必要。仕事を軽くしてほしい」と申請していました。つききりの見守りが必要だったそうです。
他のもうひとりとたまたまスーパーで会ったら、誰だかわからないくらい太ってしまっていました。精神科の薬の副作用だそうです。
たまたま私が知ったのが2人だけだっただけで、探せばもっといるのかもしれません。
入院が必要なほど追い込まれていくのは尋常ではありませんが、大なり小なり受験生の親は精神的におかしくなるのが普通ではないかと思います。
東京の職場で一緒だった同僚は、夫の職場でインフルエンザが流行っているという話を聞いた途端、「家に入らないで!」と言い、子どもの受験が終るまで夫にホテル暮らしをさせたそうです。
いつもは沈着冷静な同僚が、そこまで極端なことをするほど追い込まれるなんて、「後から考えればバカバカしい話なんだけど、その時はそれしかないと思ったのよ」と困ったような顔で語っていました。
何もそこまでと、傍から見れば奇異に見えるかもしれませんが、受験生の親というのは普通ではないのです。みんな狂っているのです。狂うのが普通だと思った方がいい。
私はその受験生の親だったので、その気持ち、よーくわかります。合格発表が見られなくて、「誰か2千円あげるから番号があるか見て欲しい(何で2千円なんだ(笑))」と、本気で思いましたもん。
自分の子どもがいないカウンセラーにこの話をしてもわかってもらえないだろうなぁ。
