参院選をボートマッチしてみた

参院選が7月20日(日)にありますが、今回もNHKのボートマッチでマッチングしてみました。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/2025/votematch/

「あなたは何について一致度を知りたいですか」と一番最初に質問が出たので、とりあえず「全部」を選ぶと、27の質問が出てきます。

27の質問に全部答えるのはなかなか時間がかかるのですが、それでも候補者ひとりひとりを調べるよりも断然楽。

出てきた結果は候補者も党も共産党でした。

ということでこちらに私の一票をいれることにしたのですが、それにしても立候補者の党がバラエティがあります。

N党の立花さんのポスターは頭に包帯巻いてるし、もはやエンタメの様相さえある。

いつだったか忘れましたが、どこかの駅前で大きなイヤリングをつけた参政党の和服の女性が街頭演説をしていました。

中身はほぼ中国批判でした。「日本は中国に乗っ取られる」という意見で演説の中身は過激でしたが、ジムに通うおば様方からよく聞く話でしたので、同感する人も多かったでしょう。

確かに私も中国人らしい団体とホテルの朝食ブッフェで同席するとあまりいい気持がしません。その汚い食べっぷり、散らかしっぱなし、くちゃくちゃという音をたてながらの食べ方、大きな声を上げながらの食事に同席するのは気が重くなります。

参政党という新しい党が「日本人ファースト」というスローガンを掲げてただいま大躍進していて、それを指示する人たちが大勢いるのは、こういった外国人のマナーの悪さもあって、少し納得感があります。

日ごろから外国人の行為を苦々しく思っていた人たちが、「よく言ってくれた!」と賛同の意を表したのでしょう。

ですが、参政党の主張はこれに留まりませんでした。↓この動画では「男女参画をやりすぎた。女性に働け働けと言いすぎた」と言っていますが、その最前線にいた私としてはこの主張に?があります。

2013年頃でしょうか。DV被害者支援に対する国の予算が削られてきたのです。その代わり、「女性にも働いてもらおう」と「ママインターン」なるものができて、一旦家庭に入った人がスムーズに働くための橋渡しとする試みができました。

私が働いていたところでもこのママインターンを行ったのですが、

そもそも応募者がいない

働かなければ食べていけない人はとっくに働いているし、「子どもも大きくなったからちょっと日中働いてみようかな」と言う方たちが希望するのは

「事務職」だけど

「パソコンはメールを打つ程度」(今はこれすらできないかも)

働くのは午前10時から16時までの事務職では企業とのマッチングができないのです。この大々的に予算を使って行った「ママも働こう」がどの程度効果をあげたかはかなり疑問です。

男女参画が女性も働こうとやりすぎたわけではなく、やってもやらなくても働かなければならない人は働いていたし、働かなくてもやっていける家庭は専業主婦を続行しました。

少子化はもっと複合的なもので、そもそも私は「ママも働こう」プランは失敗だったと思っています。国は本当に庶民の生活や思考をわかっていない。わからずに予算だけつけてくる。そして成果のあがらないちょっとしたアイディア的なものを作る。

参政党の党首は専業主婦になって子どもを持った人に毎月10万円を下さるそうですが、モラ夫だったらどうするんでしょうか。

この国会質問の時に自民党議員が「離婚しづらいのが健全な世の中」と発言したように、離婚しづらい制度にするのでしょう。

以前書いた「ハンドメイズ・テイル」のように、産める女性を飼育場に集めて子産みをさせるようにするのでしょうか。

この参政党の党首、以前は「天皇に側室を」と言っていました。側室とは名前はきれいですが、愛人、2号です。愛人ならまだ愛があるからいいですが、ただ世継ぎを産ませる生殖だけのもの。それを推奨していたのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f610098aa728e0efbd1a66b8253683d78e72c426

この党は「日本人ファースト」のように、今世の中でちょっと迷惑行為の目立つ外国人を排除するを手始めに、いつの間にか自分たちが排除される(産めない女や役にたたない老人たち)側になるのではと危惧しています。