旅にまつわるエトセトラーその4 添乗員が苦手

こちらに書きましたが、私は添乗員さん付きの旅行が苦手です。団体旅行はいわゆる航空券とホテルがセットになったフリーツアーなら行きますが、びったり添乗員さんにくっつかれてする旅行はどうもなじめないのです。

その元凶となった出来事は、まだ結婚していなかった頃、友人と海外旅行で起こりました。新婚旅行がハワイならば豪勢と言われた時代でしたから、その旅行は最初で最後の海外旅行のつもりで、J〇Bのかなり頑張った金額のツアーを(借金して)予約しました。

そのツアーには男性の添乗員さんが日本から同行しました。現地に着けばその国のガイドさんが付きますから楽ちんだと思うのですが、そう言うと添てんさんに叱られるかも。

その方は年の頃は40代半ばと思われる男性添乗員ですが、この人の物言いがとても冷たい。恐る恐る言葉を選びながらお願いしたりしていたのですが、決定的だったのは

「あのー、ここに行きたいんですが」とガイドブックあった場所を示すとひと言。

「行けばいいじゃない」

だから、どう行けばいいのか、バスなのか歩きなのか、Googlemapが無い時代、どうやって行けばいいかわからないから添乗員に聞いたのに、「行けばいいじゃない」

しかもこの添乗員、お金持ちと美人には優しいのですよ。どちらのカテゴリーにも入らない私たちはみそっかす。

当時、連れていかれるお土産屋で買い物をすると、添乗員のふところにキックバックが入ってくるしくみだったらしく、大した買い物もしない私たちなんか見向きもされなかったわ。

そしてその後、再び友人と参加したツアーの現地ガイドはどうも先輩と新人らしい男性ふたり。バスであちこちに行った後、たまたま4人になって、「オレはこっちにする。お前はそっちにしろ」と、ナンパ。

#客をナンパしてどーすんだよー。しかも「お前はそっちにしろ」って失礼じゃない(ぷん)

この2回でもう添乗員さんという人がいるツアーには参加したくなくなったのです。