電子レンジ調理器がブーム

最近仲間グループラインでのブームは電子レンジ調理器です。こういうものがあるというのは以前から知っていましたが、12,000円もするので手は出せずにいたところ、友人がこれ便利とグループラインに乗せてきました。

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3,000円台ですが形が丸いので仕舞うときに幅を取るのと、もう一声お安いのを探してみたら、ありました。

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調理器具に2,300円なら払えるし形も四角い、ということで早速購入。

炊飯器で煮物を作ったりケーキを作ったりする人はいるようですが、何しろ一人暮らしなので調理は今まで小さな鍋でちゃちゃっと作っていました。煮物はシャトルシェフを使うし。

油が飛ばないというのはいいなぁ、焼き魚が焼けるというのもいいなぁ。

炒め物は油が飛び散るので結局コンロ周りを掃除しなければいけないし、焼き魚のグリルは網に魚の皮が張り付くし、下の皿も洗わなければということで、一切れ焼くのも大仕事。よって焼き魚をあまりしなくなってきました。

材料と調味料を全部一緒にぶっこんで、後はボタンを押すだけという手軽さということで、一番先に作ったのは肉じゃがでした。ところがついてきたレシピ通りの時間にしても鍋で作ったようにジャガイモがほっこりとはなりません。電子レンジ調理器の限界かしらと思いつつ、もしかしたらとググってみたら

「電子レンジの寿命は10年~12年です」

我が家は東京転居の前に買ったもの。ということはゆうに15年以上過ぎている。つまり、電子レンジが寿命であることを発見しました。

以前より温めに時間がかかるなぁと思っていましたが、この電子レンジ調理器で気が付かされてしまいました。電子レンジ買い替えです。。

電気製品は動いている限りなかなか買い替えに腰があがらないもの。でももう寿命とわかったので家電売り場でお値打ち品を探すことにします。2,300円で喜んでいたら、値の張るものを購入することになってしまいました。

未来の仕事と人間関係

先日友人と会ったらなにか元気がありません。60歳で定年退職し、それからどうしようかと思っていたら、はからずも「うちに来ない?」と誘ってくれた方がいたそうで、喜び勇んで再就職しました。

収入はアップで会社も問題ない、誰が聞いても「よかったね」と言ってくれる職場でした。「問題は人間関係かもね」とお茶をしながら話をしたのですが、1年経って話を聞いたらその人間関係が問題でした。

仕事はほぼリモートで週1回行けばいいだけ。与えられた仕事を個室で行い、ちょちょっと話をして修正して帰るだけ。その話をする人もとてもいい方で、何の文句も言わないでねぎらってくれるそう。

「1年間務めたけど、1度も文句がないんだよ。1度もない」

「それってあなたが優秀だからでしょう?いいんじゃない?」

「1年間に1度もないって変だろう?そもそも他の人との生の交流がない。会議は全部ZOOM。会社に行ってもみんなリモートだから人がいない。1年間誰とも生で話したことがない」

コロナになってリモートが推奨され、自宅で仕事ができるようになり、「通勤地獄が無くなった」と喜んでいた人は大勢いました。誰にもじゃまをされず仕事ができてプライベートな時間を過ごせるはずでした。

ところが同僚とまったくZOOM会議以外で顔を合わせることもなく、通勤もしない。子どもがいなくなった家で妻とふたりだけ。家を出る必要がない。お連れ合いの方もあまり外に出たがらない方だそうで、夫婦で家にこもりっきり。

「ジムにでも行ったら?」

「とにかく何の気力もない。意欲がわかない。旅行にも行きたくない。コンサートにも映画も見たくない。飲み会もなければ歓迎会すらなかった。こんなんでいいのか」

まるでうつ病患者のように生気がありませんでした。仕事場に行くというだけで運動になるし、同僚との会話は嫌なことも多いけど、それなりに刺激的だったのだと思います。その「他から得る刺激」が無くなるとこうも覇気がなくなるものなのか。

大昔、未来の世界を描いた漫画や映画がありましたが、宇宙服は着ていないけれど、テレビ電話は普通になり、チンと音がして料理が出てくる家電はどこの家にもあるようになりました。でも人と人が生でまったくふれあわなくなると、こういうことになるのかと思いました。

人間関係は面倒くさいし、嫌なことも多いけど、たぶん脳に新鮮な刺激を与え続け、それによって生きがいとか新しいことを考える力になるのかもしれません。山奥にポツンとひとりで生活している人はいますが、あれはあれで自然との共存。都会の孤独とは違う。

誰とも話をしなくなり、家の中で仕事をして人との関わりが無くなった世界は、とても辛そうでした。

東京に雪が降る

昨日、外出先から窓の外を見ると、大きなぼた雪が降っていました。今年初めての雪です。

日本海側では例年にない大雪で、20年ぶりだそうです。そういえば私がまだ東京に転居する前、大雪が降ったことがありました。大雪すぎて新聞配達も来ず、家の前の雪かきに追われていました。

私が住んでいた場所は雪は降るものの、今テレビで流れている「屋根にもっこり」というような降り方はしないのに、その年はどこの家も屋根にもっこりと雪が積もっていました。

「除雪費用くらいばかばかしいものはない」と言います。春になればどうせ溶けるものを、大金を使って雪を寄せたり捨てたりしなければならないからです。と言って屋根に雪を乗せたままだと最悪家が雪の重みで倒壊してしまいます。

トタン屋根の場合、屋根に積もった雪は家の暖気でいったん溶けて氷になり、屋根に張り付きます。それが何センチにも何十センチにもなると氷+雪の重みで倒壊するのです。だからそうなる前に屋根から雪を降ろさなければなりません。

ところがそんな大雪が降る地域ではないので、屋根に上るしかけなんぞはありませんから、どうやって雪を下ろそうかと屋根を見上げていたら、ふと、私の家の屋根に積もった雪は他の家の屋根のそれよりも断然少ないことに気づきました。

他の家は「もっこり」なのに、私の家だけ「さらっと」なのです。特に屋根の傾斜が急こう配なわけではありません。でも、確実なのは「天は我を見放さなかった」ということです。「なんだかわからないけれど、神様ありがとう」と屋根を見上げました。

後でよくよく考えてみたら、そういえば前年の秋、屋根のトタンにペンキを塗り替えてもらっていたのです。たぶん塗ったばかりのペンキで雪が滑ったのではないかと思いあたりました。

#今調べてみたら、やはりそうでした。「ペンキを塗った後、雪が滑らないように雪止めを設置しましょう」と書いてあります

「20年ぶりの大雪」とのことですので、あの大雪から20年経っての東京の雪です。東京も7~8年前くらいには子どもたちが雪だるまを作れるくらい積ることはあったのですが、2020年あたりから1~2回、気持ちばかり降るだけになってしまいました。

異常気象で東京に雪が降っても、もう積ることはないのかもしれません。テレビでは電車の遅ればかり繰り返し流しています。通勤が大変になるから雪はない方がいいのでしょうが、私は1年に1回でいいから、「もっこり」積もった雪景色を見てみたいなぁと思っています。

子は親の扶養義務があるか

いつの「避難応援プロジェクト」の時だったかは忘れたのですが、「子どもは親の扶養義務はあるか」という話になりました。つまりモラ夫と別れても、何十年後かに夫が年老いて介護が必要になった時に、法的に子どもはモラ父の介護をしなければならないのかと心配されての質問でした。

民法では「3親等以内の親族ならば、余力がある場合に発生する」ことになっていますので、義務ではないけれど、「できるならやって」ということになります。つまり「できないならばやらなくてもいい」です。

実際日本ではかいがいしく親の世話をしている人がどれくらいいるでしょうか。虐待した親が自分がよれよれになってから「お前は私の子なんだから、面倒を見る義務がある」と言って近寄ってくる場合があります。

義務ではなく、「余力があったら」「その気があったら」助ければいいだけの話で、自分たちの生活で精いっぱいなのに、さらに虐待した親の面倒なんかみられないと言っても、法的には何のお咎めもないのです。

そもそも面倒を見て欲しければ、子どもが小さな頃にそれなりのことをすれば無下に突き放したりはしないものです。虐待をしておいて自分がよれよれになってから近寄ってくるなんて図々しい。

プロジェクトでは「親の面倒をみなければならないという法律はありません」とお答えしたところ、とてもほっとされました。

プロジェクトではこのような小さな疑問にお答えしていきます。今年の日程はまだ決まっていませんが、「参加してみたいなー」と思われる方には登録していただき、日程が決まり次第優先でご案内いたしますので、登録をお願いいたします。

登録はこちらからどうぞ

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