令和の米騒動はいつまで続く

年明けには米の値段が下がるだろうという識者の予想は大きく外れ、むしろ上昇が止まらない令和の米騒動です。

こちらは独り暮らしの老人ですから、それほど米食いではないのが幸いで、これが食べ盛りの子どもがいるシンママだったらさぞ大変だろうと思います。非課税世帯には来月3万円の給付金があるようですが、ほんの1000円収入が多かったらアウト。無慈悲。

米が不作だから上がるのならわかる。米がとれているのに上がるのは、誰かが買い占めているからだとする政府。米の価格を守るために減反政策をしてきた政府。米の値段が上がったならば、生産者から買い取る値段も上がったのだから、それは適正価格になったということでよかったのかもと思っていたら、そちらは変わらないらしい。おかしい。

備蓄米をやっと放出することになりましたが、それが出回るのは3月末からということです。

平成の米騒動の時、春になったら隠されていたお米が出てきました。それは気温が上がると普通の倉庫では米が劣化するので、低温保存しなければならないからです。今は春から気温が夏並みに上がるので、隠されていたお米がわらわらと出てくるのではないかと思っています。それに合わせて政府が備蓄米を出したのかしらん、とも勘ぐれます。「ほら、政府が米を出したから値段が下がっただろう」と言うために。

どっちにしろ5キロ3500円もするお米を食べるようになるとは夢にも思わなかったワ。