風邪と喉の痛みにはハニージンジャー

3連休は夏風邪で寝込んでいました。寒気がして「こりゃ熱が上がる」と思い、一番先にしたのは「コロナ検査キットを買ってくる」でした。ともかくコロナでなければ家から出られないということにはならないので、一番重要でした。

自転車を飛ばして一番近い薬局に行ったら、春に同じように熱が出た時に買った同じキットが1,680円。あれ?前回は確か1,250円だったはず。400円も高い!

「キットはこれですね」と出してくれた薬局の方に「すみません、いいです」と押し返し、怪訝そうな顔をする店員さんの後にして店を出ました。

100円の違いなら「まぁ、いいか」で済みますが、400円も違うとなれば2分と違わないそちらの薬局から当然買う。

無事にキットを買ってきて、綿棒でぐりぐりし、陰性の検査結果が出たのでこれは夏風邪と断定。この時土曜日の夜。連休の3日間は39度近い熱と断続的に続く咳で夜も眠れず、でも休日なのでそこは気を楽にして、ここぞとばかりに寝込んでHULUでトルコドラマ三昧しました。

幸い食料は買ってあったので、それを食べて過ごしました。ひとり者が病気になると心配になるとか気が弱くなるとかいいますが、昔々から病気はひとりでやり過ごしてきたので、看病がなくても平気というか介護された経験あまりなし。

むしろ一晩中ゲホゲホとする咳を家族に気をつかいながらするよりも、盛大に大声で咳をしまくることができるのが独り身のいいところです。家族にうつす心配もない。

ところが盛大に咳をしまくったせいで喉が腫れあがり、熱が下がっても喉の痛みで声が干からびてしまいました。今年春に咽頭炎をした時にもらったトローチをなめまくっていましたが、ふと「生姜がいっぱいあるから生姜湯でも作るか」と思いつきました。

「小さな頃熱を出すと母が生姜湯を作ってくれてね」という話はよく聞きますが、ついぞ私はそのようなものは飲んだことはありません。ただ、「桃の缶詰」は食べさせてもらいました。私の病気フードは「桃の缶詰」です。

気になったのは生姜の刺激とハチミツの甘さが腫れあがった喉にささらないかということでした。カップを傾け、おそるおそる飲んでみたら、温かな甘い生姜湯がまろやか~に、腫れた喉を包み込むように、咽頭を通り過ぎ、食道を下り、胃に到達しました。

このハニージンジャー、美味しいじゃん!

ゆっくりゆっくりと喉に流し込み、体も暖かくなりました。今回は3連休のため病院がお休みだったので、普段だったら病院に行くところですが結局行かずじまいで、春にもらった薬の残りを飲み、自力で治しました。

#熱が出たからって医者に行く必要ないなぁ

夏風邪は疲れもあるので、自分を甘やかし、ゆっくり休養とハニージンジャーで自力回復できますよー。