もはや温暖化ではなく沸騰化

つい最近まで「地球は温暖化」と言われていたのに、ついに沸騰化のステージに入りました。

”国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、「地球は沸騰化の時代」に入ったと述べた。”

去年7月、所用で福岡に行ったのですが、あまりの太陽熱のすさまじさに観光する気にもなれず、お土産を買うとそそくさとチェックアウトしたホテルのロビーで帰りの飛行機までの時間をつぶすことになりました。

この経験から私はもう6月~9月は旅行には行かないと決め、行きたかった所には3月に行ってきました。本当は暑さが遠のく11月以降がよいのですが、秋から冬は日が短いので行動時間が限られてしまいます。

5時になったら真暗で、ナイトライフをエンジョイする趣味もないとなると、半日はホテルの部屋でタブレットで映画を見るということになります。

その後2月末から4月にかけては人によっては寒いと感じる人もいるかもしれませんが、寒さには強い私は生き生きと活動できる温度。そして日が長くなります。

あの「春 は、あけぼの。 やようやようしろくなりゆくやまぎ は 、すこしあ かりて、 むらさき だちたる雲 の、ほそくたなびきたる」というぼんやりした夜明けと、夕暮れがいつまでも続く季節は、咲き乱れる豪華な花や緑の木陰はありませんが、これからは一番旅行に適た時期になると思います。

この10年で大きく季節感は変わってしまい、この変わりようは加速度がつき、この先の10年はどうなるかわからない状況です。加速度がついてしまった自然はもう個人の力等ではどうにもできないことなのかもしれません。

ともかく寝ている間もエアコンを切らさず(設定温度28度~29度)、まだましな朝は網戸にして風を通し、暑さに慣れるようにしています。