宮崎大輔選手の騒動からいろいろと考えられること

交際相手への暴行容疑で逮捕、送検されたハンドボール元日本代表の宮崎大輔選手が、女性が「暴行はされていない」と言ったことで急転し、釈放されました。このことについて、いろいろと思うところはあります。

まず、女性が被害届を出していないのに逮捕されたこと。状況が暴行されていると警察が判断したら逮捕されます。これは私も警察の方に直接伺ったことがありますのでそういうものだそうです。

ではもし女性が「暴行されていないので、逮捕はやめてほしい」と言ったらどうなるでしょう。これはケースバイケースのようです。

夫婦間で争いがあり、警察を呼ぶというのは珍しくなくあります。以前と比べ、警察を呼ぶことの敷居が下がり、危険と思ったら呼ぶようになりました。これ、妻だけでなく、夫が呼ぶこともあります。事情はそれぞれです。これは私は大変いいことだと思っています。密室での争いは社会的問題にしてしまった方がいい。危険な家は警察から守ってもらった方がいいと思います。

警察を呼ぶのは身体的暴力がない場合でも大丈夫です(地域差があるかもしれませんが)。自分が危ないと感じたら通報してもかまいません。「夫が怖い」と感じたら呼んでもかまいません。警察は来てくれて夫と妻の両方から話を聞き取ります。

それからどうなるかについてはここでは記しませんが、警察は以前と比べて家庭内の問題に踏み込んでくれるようになったことは歓迎です。