毎日新型コロナウィルスのニュースが朝から晩まで続いていますね。中国の様子は極端なものを放送しているのかもしれませんが、まるでドラマのよう。武漢に住んでいただけで人をウィルス扱いする様子は、正気の沙汰とは思えない。この騒動はいつ、どういう形で終息するのだろう。2009年の豚フルエンザのように、「もう手が付けられず、新型インフルエンザという新種の病気になりました」となりそうな気配。
たった1匹の動物からこうやって世界中に拡大していく様子。まるで映画「復活の日」を見ているよう。
「復活の日」は小松左京原作、1980年に角川映画になったSF大作です。ジャニス・イアンの主題歌が好きだったなぁ。主人公の草刈正雄が杖をつきながら、ワシントンから南極まで歩いてくるというのは、「ないだろう。。」。と思いながら見てたけど、今調べたら、アンデスの風景はマチュピチュで撮ったそうです。ああ、マチュピチュ(謎)
ところがラスト、南極にいる恋人オリビア・ハッシーの元へたどり着くシーンは本栖湖で撮ったそうで。これはカメラの木村大作さんのトークショーで知りました。そういえば映画で見た時「これ、南極?」と思いましたもんねぇ。
<カメラ:木村大作>の名前は良く見ていて、職人気質のむっつりとしたおじさんかと思っていましたが、こんなにケタタマシイ方とは。冬になると木村さんが撮られた「八甲田山」を見てしまいます。私、「八甲田山」が好きすぎて、青森の八甲田山雪中行軍遭難資料館まで行きました。 私は新青森からレンタカーを借りましたが、資料館にバスで行く方法あるのかな。ロープウェイ乗り場までのバスはあるようでしたが。
「何でこんな里の近くで遭難した」と思うくらい、街からそう離れていないところなんです(車で行ったから距離感がわからない?)。温暖化で次第に雪が少なくなってきていますが、明治時代の冬の八甲田山はまさに凍てつく山だったのでしょう。
「復活の日」からずれてしまいましたが、機会がありましたらこの映画、ご覧ください。ポスターに使われた太陽と草刈正雄が重なるシーンを撮ったカメラは800ミリだそうです。そしてジャニス・イアンの「You are love」は私が何かを終わりにするときになぜか聞きたくなる曲です。聞きながら、しんみり。
ウィルスがどう広がるのか。これから先、オリンピックもあり、気になるところです。