コロナの感染者が急増していますが、この原因はGo to事業にもあると言われています。旅行代金が半額になったり、無限にタダ飯が食べられるシステムなのだから、それは誰でも使う。私も使いました。
ここにきてマスコミは「Go to事業は失敗だった」「Go toのせいで感染者が増えた」と大騒ぎをしていますが、Go toが始まった時、「こんなにお得なシステムなんですよ」「えー、使わないと損ですね」と散々アピールしまくったでしょ。
毎日毎日、大きな見やすいボードをこしらえて説明し、「実質タダです」と言いまくったのはマスコミでしょ。なんだか毎日それを見ていたら、「使わないのは損」が頭に染み渡りましたよ。
それがここに来てGo toを使うのは悪、みたいな論調になってきた。
泊りがけで旅行するとなると、同行者とスケジュールを合わせ、仕事や家庭との兼ね合いもあり、やっとこさの調整で1か月前に予約して1泊旅行ができるのを、直前になって「なぜキャンセルしないのか」はないんじゃないか。
寒くなったらコロナ患者は増えるとは最初から言われていました。だから、「避難応援プロジェクト」も1月開催予定を早めて夏のうちに終了させました。一個人ですら予想できることが、なんで国はできないのでしょうか。
そんなにGo toが諸悪の根源ならば、毎日ボードを作って「お得ですー!」を言い続けたマスコミはそんなこと、やらなきゃよかったんじゃないですかね。
予約方法がよくわからない年配者は旅行会社に直接行くから、Go to大流行りの10月11月は、代理店に年配者があふれていたそう。その方たちが「Go toを使わなければ損」と思うようになったのは、毎日テレビで流しているGo toキャンペーン特集ではなかったのかしらん。
手のひら返すってこのことだわ。