|
|
Harcelement moral Harcelement moral Harcelement moral Harcelement moral |
2009年10月3日、「モラル・ハラスメント」の作者、マリー=フランス・イルゴイエンヌ先生と、パリでお会いしてきました。
9月中旬にお願いしたのですが、その期間はパリにいらっしゃらないとのことで、10月3日にお時間を頂戴しました。後からわかったのですが、その期間はローマで開かれていたG8でのセッションに出席するために出かけられていたそうです。
もちろんDVに関するものです。
先生とお会いしたのはパリ市内にある先生のお仕事部屋です。シャンパンをいただきながら1時間半ほどお話を伺うことができました。
私はフランス語ができませんので、パリ在住友人のお嬢さんに通訳をお願いし、お話を伺いました。
◎今年7月にはフランスで精神的暴力追放キャンペーンのテレビCMが流されたそうです。
身体的暴力に関しては法もある程度整備されているのだが、精神的暴力に関してはまだないので、国民にもその存在を知って
もらうために流したそうです。また、6月にも国会に招聘されて講演をされたそうです。
◎モラル・ハラスメントは、本人が虐待されていると気づくためのものであるという私の考え方が間違っていませんでした。しかし法は必要であると。気づくためのものならば、なぜ法を
作るのかと伺ったところ「抑止力が必要だから」ということでした。(そうですね!荘司先生も同意見でしたね!)
◎家庭内の精神的暴力を立証することは大変難しく、フランスでも日記をつけたり、録音したりと被害者たちは苦労していると仰ってました。
それでもフランスは離婚の際には裁判所が入るから、離婚後の生活に困ることはないでしょう?と伺ったところ、裁判所から命令がきても、無い袖は振れないと。
払わない男性は半数いるということでした。払いたくないためにわざと失業する人もいるそうです。(わざと失業するかは別にして、どこの国も同じなんだなぁと思いました。)
◎モラハラは精神的暴力ですから、被害者は女性に限らないでしょう、男性もいますよねと伺ったところ「もちろん男性の被害者もいるが、大多数は女性です」と。
まず女性の人権を守ること(高めること?)を一番に考えるべきだと仰ってました。
通訳が間に入りますので、なかなか多くのことは伺えなかったのですが、最後に「これからも連絡を取り合っていきましょうね」と仰っていただきました。
大感激です!!(ナミダ)
イルゴイエンヌ先生はとても小柄でエレガントな方です。この小さな体で世界中のモラハラ被害者を救って下さり、法の制定までしてしまい、世の中を変えてしまったんったんだなと、すごいオーラを感じました。
人ひとりがができることって、もしかしたらとても多いんじゃないかなと。遠く遠く及ばないけれど、私もまだ何かやれることがあるんじゃないかなと、オーラをいただいたせいかしみじみしました。
|
Harcelement moral Harcelement moral Harcelement moral Harcelement moral Harcelement moral |
|
|