■裁判の本人尋問■

No.15463 本人尋問された方、いらっしゃいますか? 投稿者:Prudence 投稿日:2011年04月09日 (土)
3月に出るはずの判決が出ませんでした。 理由は、モラ夫が慰謝料の請求をとりさげなかったため。 遅くとも6月にも離婚成立するとばかり思っていたのに……。

別居時、小一だった子も中一になりました。 3歳だった子は小三。 引き延ばすだけ引き延ばして苦しめるつもりなんでしょうか。 そして、どちらに非があるかの本人尋問があるそうです。それも2、3ヶ月も先の日程。 いつになったら解放されるのか。 でも、終わりは近いですよね?

尋問を簡単にするため、文書にしたものを弁護士の先生が送ってきました。 不快な過去を思い出し、つらいです。 それにしても、6年〜10年以上も前のことを語るのって、ばかばかしいですね。もう早く忘れたいし、思い出したくない。 今の裁判官は、和解成立予定日にモラ夫が無断欠席したときに会いました。女性でした。訴訟提起から2年経ち、3年目は裁判官の転勤で女性裁判官に交代したのでした。 男性裁判官でないのであまり恐怖心はありませんが、モラハラという言葉、私が別居した6年前から、今はどれだけ世の中に浸透したのでしょう。 本人尋問、された方、いらっしゃいましたら、どんな感じだったか教えてください。

No.15467 本人尋問 投稿者:バーバラ 投稿日:2011年04月09日 (土)
Prudenceさん、
別居から7年、まだ離婚できてない、裁判中と伺い、どんなに大変か、お察し申し上げます。
私の本人尋問は、別居から2年、昨年の1月でした。 本人尋問の日程が決まったのが、2ヶ月まえでした。まず、私が元夫への恐怖心がものすごく強く、 心身症状がでていたので、法廷での同室も避けて もらう処置をとってもらいました。

私の尋問が先、元夫が席をはずすことをむこうの弁護士が説得してくれて、むこうの尋問のときは、私は退室しました。 私の弁護士は、私に質問することをあらかじめ ぜんぶ、文書にして送ってくれて、私は、それに こたえる言葉を一応、文書で書きました。それを もとに、ペーパーを使わないで、答える事前練習もしました。私の調子がよくなく、弁護士が、私が 緊張のあまり、言葉がでなくなることを心配してくれたようです。

私の精神科の主治医は、当初、 「主治医として、本人尋問は、賛成できない。本人の負担が大きすぎる」と反対していましたが、 弁護士が「法廷で、あなたを裁判官にみてもらいた」といい、私は無理をして、本人尋問に臨みました。 当日は、精神科医の指示もあり、抗不安剤を倍量飲んで、臨みました。 練習もしたので、比較的落ち着いて答弁して、 弁護士によくできた、と言ってもらいましたが、 裁判所は、被害を認定しませんでした。 裁判所は、モラルハラスメントという言葉に理解が ありません。

暴力ということば、虐待と言う言葉を使ったほうが いいと思います。DV防止法違反ですから。 私も弁護士も、、モラルハラスメントと言う言葉は 使わないで、尋問に臨んでくれたのですが、 とにかく相手の背広姿の外ヅラは紳士そのものです。私に「出て行け」と何度も脅したことも 話をそらしつづけ、裁判官もむこうに味方するような発言を!

あとで、送られてきた本人尋問の記録である調書を 私のカウンセラーに見せたところ、あまりに 加害者よりの裁判官に、びっくりしていました。 びっくりすると同時に、私が、DVの被害者のイメージよりずっとしっかりして見えたからではないと いわれました。 とても矛盾していると思うのですが、被害をきちんと 語られるくらいなら、被害者ではないのではないか、、、と思われているのではないかというふしも。 性被害の裁判の構図と同じだと、DV相談室のスタッフにも言われました。

Prudenceさんの場合 まずは離婚を決定してもらうための尋問かと 思います。わからないことなど、どんな感じで すすむのかを弁護士と相談なさるのがいいと 思います。 弁護士との打ち合わせが一番たいせつかと思います。 被害を思い出すことも大変つらいかと思いますが、 とても深く傷ついたことをやはり語るしか ないと思います。頑張ってください。

モラハラは、深く深く、心身をむしばみますよね。 加害者は犯罪者と思います。どうか、 被害の認められる裁判結果になりますように。

No.15474 本人尋問 投稿者:manao 投稿日:2011年04月10日 (日)
Prudence さん
はじめまして。 私は昨年6月に本人尋問→その後の和解にて 離婚しました。 本人尋問については、 弁護士と打ち合わせ&インタビュー(2週間ぐらい前) ↓ 弁護士の作った本人尋問での尋問事項に 実際に答えるリハーサル 相手方尋問への対策(1週間ぐらい前)

↓ 本番で使用する尋問事項について、 自分の回答を弁護士に送って 確認してもらう(2日前)

という感じで進みました。 「緊張して、頭の中が真っ白にならないか 心配」と弁護士に相談すると、 彼女は「皆さん、そうおっしゃるんですよね〜」と笑いながら、

一言一句間違えずに暗記して答える必要はない。 あなたが真実を答えさえすれば、 それで充分裁判官に伝わるように、 私も考えて質問を構成している。 そして、真実はあなたが正に経験した事なのであるから、思い出して答えてくれたら良いのだ。 経験した本人のあなたなら、絶対にできる。 と言われました。 あなたが訴えかける人は裁判官なのであって、夫ではない、とも。

また、尋問に際しては、資料となるものは その場で見せてくださいます。 だから、すべての内容を覚える必要はありません。 年月日を少し覚えたぐらいでした。

本人尋問当日は、とても小さな部屋で 夫とは2メートルも離れてなかったかもしれません…。 ものすごい恐怖でした。 自分に対する尋問が終わり(自分の弁護士→相手の弁護士) 相手に移った時は気分がとても悪くて、 傍聴席の方に座らせてもらっていました。 もし自信がなければ、ついたてを用意していただいたりも できると思います。

私の場合は、自分のそんな様子も事実として 裁判官に見てほしかったので、耐えました。 とにかく、夫が話している声を聞くだけでも怖かったし、 一度も顔は見ませんでしたが、こちらを睨んでいるのも 感じていたので、本当に怖かったです。 私自身はずっと裁判官ばかり見つめていました。 裁判官は、「わかっていますよ」という感じで、 目が会うたびに少し笑ってうなずいてくださり、 ほっとしたのを覚えています。

弁護士が全体的な戦略を 本当にうまく立ててくださっていて、 最後には夫は何も話せない立場に 追いやられていました。 裁判官もあきれるほど モラ丸出しになっていましたよ。

Prudenceさんのこれまでの状況が どうだったのか、はっきり分からないので お役に立たなかったらごめんなさいね。 でも、終わりは近いです。 今まで長い間よく頑張ってこられましたね。 あともうひと踏ん張りですよ。 応援しています。

No.15476 本人尋問 投稿者:マリコ 投稿日:2011年04月10日 (日)
Prudenceさん。はじめまして。
別居されてから、6年になるんですね。大変でしたね。 3月移動を控えた裁判長が、裁判の終結を図るため、和解案を出されたのを、あくまでPredenceさんから慰謝料を取ることに固執し、和解を蹴ったのですね。殆どのDV夫は呆れるほど金銭的に強欲で、手強い相手ではあります。 詳しいご事情が分からないのですが、本人尋問の場でお役に立てたらと思いますので、書きますね。 本人尋問の運びについては、manaoさんがお書きになってる通りです。 大事なのは、弁護士とPrudennceさんが、膝を交えて打ち合わせをし、リハーサルをすることです。担当弁護士からの尋問の後、相手方弁護士からの尋問があります。それから裁判長からの質問(尋問)があります。 担当弁護士の質問に答えることも、Prudenceさんが経験していることとは言え、傷つけられ忘れたい嫌なことですから、打ち合わせの中で、予め答えを用意して置いた方がいいです。 相手方の弁護士、裁判長の質問は、想定される質問をPrudenceさんの弁護士が既に用意し、文書としてあなたにお渡しになってるのですね。近いうちに、どう対応するか相談ということになるのだと思います。 本人尋問に対する答弁は、
@Prudenceさんの経験を聞く側(裁判長も含めて)に分かりやすく、具体的に言うこと。
A「はい」「いいえ」「いいえ違います」をはっきり言うこと。
B思い出せないことは、無理に応えなくてもいいのです。「思い出せません」でOKですが、記憶を喚起しようとはしてください。
C相手方弁護士や裁判長の質問に対して、黙ると、裁判官はあなたを信用しない恐れがあります。
D裁判の場で、辛くて悲しくて、涙が溢れ、泣いてしまうことがあるかも知れません。これもOKです。真実を訴えてることの証しにもなります。
Eたとえ、感情が激しても、相手側であるDV夫に対して、直接怒りをぶつけたりは決してしないで下さい。
Fリハーサル通りでなくても、Predenceさんご自身が経験した真実は、一貫して同じで、ぶれることはありません。真実を語りましょう。 GDV夫はPrudenceさんを苦しめるため嘘と欲で裁判に臨んでいるので、嘘は必ず矛盾し馬脚を現し、manaoさんのDV夫のように、裁判の場で破滅するでしょう。
(裁判官も嘘をつきまくるDV夫に対しては怒りの色を見せますよ。)
H服装もプレゼンを補うものになりますので、派手すぎは避けてください。
I焦らないでください。あなたを勝利に導くために最善を尽くす弁護士と、ここの沢山の仲間が応援していますから。
Prudenceさんのケースによって、裁判官がモラルハラスメント(精神的暴力)をより理解できる一助になればいいですね。
裁判の勝利を信じて、弁護士と綿密に打ち合わせをして下さいね。応援してます。

No.15492 Re:本人尋問 投稿者:mi 投稿日:2011年04月11日 (月)
はじめまして。
時間がなく、そっけないレスになってしまうかもしれません。すみません!
私もバーバラさんと同時期に本人尋問しました。
裁判官から何度も和解の話がでたのに、モラが反訴してきたためです。 裁判官と部屋のスケジュールで当初「3週間後に尋問」との話がでましたが、弁護士より「それはあんまり早すぎる」ということで、約3ヵ月後に尋問になりました。 電話で尋問が決まったことを聞き、 弁護士より言われたことは

落ち着いて、陳述書を読み返し、事実を思い出してください

ということです。
尋問2週間前に弁護士と打ち合わせしました。
@モラに会わないための待ち合わせ方法
(部屋があくのは10分くらい前だったと思います。私は5分くらい前につくように途中で弁護士と約束しました)
A本人尋問の宣誓について
並んで2人で声を合わせてすると聞いて倒れるかと思いましたが、DV案件ということで裁判官より配慮があり、それぞれの尋問前に行うことにしました。これは私にとってラッキーでした。
Bモラの尋問時、私がどこに座るか
弁護士の隣、傍聴席、退出などあります。 私は弁護士の隣に座り、ひたすら裁判官を見ていました。モラはうそばかり言いますので、血が逆流する思いでした。うそを言ってたときは、思わず裁判官に向かって首を振ってしまいました。(「違う!うそだ!」って意味で)私の場合は隣に弁護士がいてくれてよかったです。
C尋問の流れについて
などを聞きました。

Cについてはほかの方が具体的に書いてくださっています。
私の場合は、想定問答集のようなものはありませんでした。 弁護士が裁判官の気質等を考えてのことだと思いますが、覚えると頭が真っ白になってつじつまが合わなくなるかもしれないから・・・という理由でした。 事実を言ってください。
泣いてもかまいません。
訴える相手は裁判官。
「はい」「いいえ」「わかりません」「よく覚えていません」
なるべく短く簡潔に答えてください。
もし、途中で薬が必要そうなら、水の持込を裁判官に言うので、当日教えてくださいね。
とアドバイス受けました。
いろいろ言いたくなりますが、 はっきりと簡潔にいうのが伝わりやすくていいとのことです。 > でも、終わりは近いですよね?
はい、終わりは近いです。

よく本当にここまで闘ってこられました。 あともう一息です。
思い出したくありませんよね。ただ、事実は事実です。 モラの言うことはうそです。 しっかり裁判官に訴えてきてください。

尋問後、冷静で熱血漢の弁護士は・・・ 「感じ悪い。あれはうそを言ってるとしか思えない」と怒っていました。 それは裁判官にもモラ弁護士にも伝わっていたと 私は確信しています。 どうか、お体ご自愛してくださいね。
応援しています。
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