結果が出た最高裁裁判官国民審査

こちらの続きです。

先週の選挙では、私の選挙区では見事に落としたい議員を落選させることができたのですが、ハロウィンのゾンビのように比例区で復活してしまった。。なんなんですかね、この制度。

ただ、前回の選挙では差をつけてトップ当選だったのですが、今回は小選挙区では落選。やってみるもんですね、口コミ選挙。

テレビの選挙関連ニュースによると、年代が高いほど野党に流れ、若いほど自民党票が多かったとか。その理由が「今以上悪くなったら困る」

野党はあの震災の時にまったく動けなかったいう汚点が今でもしぶとく残っていますので、確かにこの党に任せたいという党がない。ただ、一党独裁では無茶苦茶なことをするので、緊張感を持たすために議席数は偏らない方がいいと思うのです。

そして国民審査

選挙の結果が出て、↑に書いた深山、林、岡村、長嶺の裁判官に×をつけた人が突出して高かったという結果がでました。


夫婦別姓認めぬ民法 「合憲」4裁判官、罷免要求突出 国民審査
https://mainichi.jp/articles/20211101/k00/00m/040/309000c

今のままでよい、家族は全員同じ姓を名乗るべきとした人に×がでたことになります。

顕著に数字で出たというところが素晴らしい。今まで裁判官の国民審査なんて投票所に行ってから「えーーっと」と思ったりしたものですが、今回は気合が入りました。別姓問題だけでなく、家族やジェンダーといったものに敏感な人たちが動いた結果だと思います。この結果を国民の意見として取り上げてくれたらいいですね。

引きこもる夫

時々「夫が部屋に引きこもって出てこない」というお話を伺うことがあります。出てくるのは食事の時だけ。あとはずっと部屋にこもっているとのこと。ところが夫に言わせると、「自分は家族から疎外されている。自分がリビングに行くと、それまで笑っていた妻子がさっと表情を変え、子どもはそそくさと自分の部屋に行ってしまう」という。

「結局自分は家族団らんの中からはじかれている」といじけた夫は部屋に閉じこもるようになったというのが夫の意見です。この夫はなぜ自分が家族から疎まれているのかがわかりません。

ある有名人の方が結婚するときに「相手には緊張感をもってやってもらいたい。もしそれができなくなったら、自分は離婚届をいつでも出す」と言っていたのを雑誌か何かで読んで、「バカかこいつ」と思ったことがありました。

家庭は安らぎの場です。それなのに「緊張感をもってやってもらいたい」と言う。

それから10数年、何かのメディアでその方が「なんだか家の中で自分がのけ者になっているような気がするんです。妻や子が楽しそうにしているのに、自分だけ入れないんです」と寂しそうな、困惑したような声で語っていました。

そりゃそうでしょうよ。緊張感をもって生活しろなんて言うやつなんかと楽しく団らんなんかできるわけがない。子どもの顔を見ればこれは教育だ、しつけだ、お前のためだと言いながら小言を言う。そんな父親と話なんかしたいわけがない。だから父親が来るとさーっと自分の部屋に入っていくのです。それを「家族からこばまれている、疎外されている」といじける。

疎まれるにはそれなりの理由があるのに、自分のせいだとは思っていない。家族は自分の思うように動き、自分はお神輿に乗って担がれる存在だと思っている。長い時間をかけて妻と子は夫抜きのコミュニティを作っていたことに気づかず、ある日みんな自分とは会話を避けていることに気づく。

もちろん籠る夫の中にはゲームをしたり、趣味のフィギュアを作っていると様々な例もあるでしょう。ただ、「妻子が自分を大切にしてくれない。中心人物にしてくれない、ほめそやしてくれない」といじけて部屋に籠ってしまう夫も、どうやらいるようです。

避難応援プロジェクトに個人面談が追加

ただいま参加者募集中の避難応援プロジェクトですが、今回から新たに個人面談が加わりました。プロジェクトは参加者が一体になって質問を受け付けますが、大勢の前でご自分の状況をお話になりたくない方や、しっかりと相談したい方がいますので、新たに設けたものです。

そのことについて広報するためにここに書いたはいいのですが、この情報をサイトに載せてすぐに今回予定している枠がすべて埋まってしまいました。時間の関係で1枠しか取れないため、プロジェクト1回につき1名様限定にしていたという狭き門ではありました。

早々に枠が埋まってしまったのは、みなさんの要望が大きいものなのだとわかりましたので、複数名で行うプロジェクトの他に個別も増やそうかなと思っています。

このプロジェクト後に別居や離婚をされた方からのご報告が次々と入ってきています。やはり具体的なアドバイスは背中を押すのだなぁと思いました。同じような状況の方が集まってきているというのも孤独の中にいる方にとっては大きいと思います。

今回助成金をいただいての開催ではないので、自由度が高く、ある程度の人数幅が取れますので、お急ぎの方などがおられましたら増員も可能です。どうぞご興味のある方はお申込みください。

なお、岡山フェリースでリモートによる参加も可能です。詳しくは岡山フェリースへお問い合わせください。