聖なる夜はシャコバサボテン~ベランダ便り

ベランダに置いてある鉢のシャコバサボテンが今年も花をつけました。このシャコバは、町のお祭りで出店を出していたJAからいただいたものです。

つぼみがついた状態でいただき、その年は咲きましたが、なぜか翌年と翌々年にはつぼみをつけず、でも葉は生きているので捨てることもできず、ベランダの隅に置いておいたら、3年後から花を咲かせるようになりました。

今年も12月に入ってから少しずつつぼみに色が付き始めました。これを室内に入れてしまうとあっと言う間に花が咲いてしまうので、クリスマスに満開になるよう、寒いベランダに置いたままにしていたから、クリスマスイブの今日にちょうど7分咲きになりました。

今年はいつもと違うクリスマスです。コロナ禍で収入が減り、日比谷にはリーマンショックの時のような炊き出しが始まったようです。収入がなくなり、ホームレスになってしまった方たちが次第に増えてきています

これから年末、夫のモラハラがさく裂する時期になります。本当に嫌な季節です。更に今年はコロナが加わり、夫のイライラも例年よりヒートアップしているのではないかと心配です。

そしてその家に暮らす子どもたちはちゃんとプレゼントをもらえているのか、怒号や苛立ちで屈辱的な言葉を浴びせられているのではないかと、わが身を振り返っても心が痛みます。我が母、なんであんな風に子どもを口汚く罵れたのかなぁ。

私は現在被害に遭っている子どもと直接ふれあう機会はないので、子どもの心を癒してあげることはできません。でもその母親がストレスから子どもにきつ言葉をかけないよう、心に溜まったものを伺うことはできます。

お母さんも辛いんだよね。

どうにかしたいんだよね。

でも、今はどうにもならないんだよね。

今日、夫が帰ってくるのが辛い。年末年始の休みが怖い。

さぞ心が重くなると思います。

でもお願いです。

イライラしても絶望感にさいなまれても子どもに当たるのはやめてください。

子どもは無力です。何もできません。

この家の中で守ってあげられるのはあなただけです。

そしてあなたは助けを子どもにではなく、外からもらってください。

来年の聖なる夜には、静かに暮らせるように。