見る夢はオリンピック

もし~ならば、もし~だったらという、もしもしの話は空しいとわかっていても、やっぱり記念日になるはずだった日の前日ともなると物悲しいものがあります。

もしコロナが無かったらという思いを抱いている方は山ほど大勢いると思いますが、もしコロナが無かったら、今頃は東京オリンピックの前夜祭で大盛り上がりになっていた、はずでした。。

中止になったわけではない、延期になっただけとは思いますが、お祭り騒ぎのフェスティバルではなく、質素倹約のものになるとか。でもそれすら今のコロナの状態で、来年できるのかしらん。

今、会社の倒産や失業者の増加でお困りの方が沢山いて、それどころじゃないというのは重々承知しています。オリンピックにかける金があるならコロナ対策に使えという声があるのも十分納得のいく意見だと思います。

でも、やっぱり体験したかったなぁ、2020年のオリンピック。

私はボランティアとしてオリンピックに参加する予定になっているので、もしコロナが無かったら、ボランティアのユニフォームを着て出勤予定だったのよね。。

オリンピックのボランティアには直接競技に関わるフィールドキャストと、交通案内やパブリックビューイングの案内などをするシティキャストがあります。人気のあるのはやはり競技に関わるフィールドキャストで、倍率2.6倍だったそうです。

私はともかくお祭り大好きな人なので、フィールドキャストと、あまり人気のないシティキャストも滑り止めで応募したところ、ありがたいことに両方から採用通知をいただき、両方のボランティアをする予定でした。

暑いだろうなぁという懸念もありましたが、好奇心は海より深いので、「がんばるにゃん!」と思っていました。こんなにあっけなく夢が散ることもあるのね。。いや、まだ散ってはいないけど。

ボランティアの私ですらこうなのだから、選手のみなさんは不安や失望でいっぱいだと思います。そして大会に関わる大勢の方々も同様ですよね。。この間出かけた時、車窓から見えた国立競技場が寂しかった。

楽しみが1年延びただけ、わくわくが1年続くと思えばいいとは思いますが、いったんペンディングされてしまうと、やっぱりモチベーションは下がる。しかもコロナ、どうなるかわからないし。でも、

みんなが仕切り直して来年を目指している時!

モチベーションがうんたらって言ってられない!

来年見よう!

来年を待とう!

あと365日!

だからコロナ対策がんばって!