YouTuberに未来を見る

自粛期間中、テレビもつまらないのでもっぱら見ていたのはYouTubeでした。今思えば正解だったのですが、最初に見たのは「お部屋の片づけYouTube」

この他片づけグッズ動画がいっぱい

緊急事態の自粛で時間はたっぷりあるので、この類の動画を見て片っ端から片付けていきました。このお宅、猫を3匹飼っているのですが、動物を飼うとどうしても毛が飛んだり、床が猫トイレのチップだらけになったり、棚に物は置けないと、動物と暮らすと部屋の片づけは無理と思っていましたが、とってもきれいに暮らしています。

このご夫婦、お掃除は大好きのようですが、食事が「朝はシリアル、昼は直前にインスタントカレールーを溶いたカレー、夜は野菜を切ったのにマヨネーズつけて食べる」と、あまり食べ物には興味がないよう。

昔「私の部屋」という雑誌を見ていたものですが(あまりにも現実感のない部屋で、無理。眺めるだけ)、今の時代は「動く『私の部屋』」がYouTubeに出るのですね。無印良品のモデルハウスみたいな感じ。

でも、いろいろなアイディアのおかげで部屋は片付き、今は清々と暮らせています。次にはまったのは「お料理YouTube」

このはるあんさん、ごま油メーカーとコラボしたり、農林水産省とタッグしたりと、もはやアマチュアではない。顔を見せず、声も出さずにひたすら料理する他の料理チューバーとはちょっと違うYouTuber。

自粛前は時間がなかったので、YouTubeで見るのは旅行関連や、買ったけど使い方がよくわからないサプライの使用法だったり、どちらもオタッキーな男子がMCのようにコメントしているものばかりだったので、私はYouTuberとはこういうオタッキーな人のことだと思っていました。

違うのね。

そして毎日見ていたのはエクササイズ動画です。私は体を動かさないと息が止まってしまうイルカ体質なので、毎日見ながらやってます(進行形だよー)。毎日バレトンやビリー隊長のエクササイズをやっていましたが、友人が教えてくれたのはこちら。

これは19分サイズですが、60分サイズもあってこれが好き

痩せるダンスとありますが、たぶん私はこれでは痩せない。体重は標準値なので痩せる必要もないのですが、汗をぐっしょりかいて「やった感」があるエクササイズが好き。

そしてこの竹脇まりなさんはフォロワーが100万人以上いる人気YouTuber。動画だけでなく、その生き方が同年代のアラサーの方々のあこがれになっているようで、いろいろなメディアで取り上げられています。

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%81%8B%E3%82%89%E3%83%A8%E3%82%AC%E8%AC%9B%E5%B8%AB%E3%80%81%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%AE%B6%E3%81%B8%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E5%8F%B6%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E7%AA%81%E3%81%8D%E9%80%B2%E3%82%80%E3%80%8D%E7%AB%B9%E8%84%87%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E8%BB%A2%E8%BA%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/ar-AAJmSb0

↑このURL短縮できない(泣

この記事を読むと、華があってどこでも成功できる方のようですね。健康的な食事紹介も含めてこれからが楽しみです。

でもその華を作ったのはどうやら生まれたお家のよう。 続く

返報性の法則

前の投稿で、「なぜお金をもらうと投票してしまうのか(私はしないけど)」についてちょっと調べてみました。日本人は義理堅いからからなのかと思いましたが、でも諸外国でも選挙の収賄は禁止されています。そうしたところ、これは「返報性の法則」という「もらったら返さなければならないと思う」という心理からだということがわかりました。

いただいたらお返ししなければならないというのは、人間に埋め込まれた心理だそうです。ワタシだって普通はそうです。お隣から「おすそ分け~」と何かいただいたら、何かお返しをしなければと、戸棚をかき回したりします。「空の皿をそのまま返すのは失礼」の作法が身についているからです。

ではなぜ私はお金をもらっても投票しないのか(もらってませんよ!)は、私は相手からいただいたとは思っていないからです。相手が私に勝手に渡したと思っています。大体こ~んなお金で票を集めようとするヤツなんか落ちてしまえ~と心の中では思っているので、顔で笑って心では軽蔑してます。

きっと純真な方は「はっきりと断るべきだ!」と思うかもしれませんが、選挙に限らず、こういった場面は普段の生活でもよくあるもの。いちいち角を立ててお互い気分の悪い思いをして後からぎぐしゃぐするよりは、表面はつるっと平らにしておいた方が社会では生きやすいものです。

モラハラ被害者の方とお話ししていて気になるのは「夫は結婚前~してくれたので」「夫も我慢して~してくれているので」というワードを出される方がいることです。お話を伺えばその中身は大したことではなく、当たり前のこと。「夫は何度も家に送ってくれたので」「よく子どもと遊んでくれているので」と、夫のしたこと、していることは当たり前のことです。それを「~してくれている」と感謝にしてしまうところが問題です。

これはモラ夫と暮らしている中で、そう思わなければ今なぜ自分が耐えているのか辻褄があわないので、そう思うように自分に言い聞かせていることもあれば、子どもの頃からそう思うように親からコントロールされてきたということもあるでしょう。

夫のしたこと、していることはあなたが人生を夫に捧げるほどのものなのか、じっくり考えてみた方がよいと思います。

選挙と良心

河合議員夫妻が買収で逮捕されました。

”国会議員の夫婦がそろって逮捕されるという異例の事態。克行容疑者は、案里容疑者への票の取りまとめなどの依頼の報酬として、91人に対し116回に渡り合わせて約2400万円を配ったほか、夫婦2人で共謀し、5人に票の取りまとめなどを依頼。合わせて170万円を配った疑いだ。”
https://www.fnn.jp/articles/-/54042

とあるテレビ番組で「なぜ案里議員は堂々としているのか」という質問に、元衆院議員の金子恵美さんが「みんながやっているから」と答えていました。交通違反をして切符を切られても「運が悪かった」と思うのと似ていますね。

どこの国か忘れましたが、選挙の際にお金を渡すのももらうのも規制する法律がないところがあると聞いたことがあります。渡してもいい、もらってもいい、ただし、

「金を配って票を得ようとするような人には誰も投票はしないから、配らない」のだそうです。

この考え方に私的には一番フィットします。どうしてもくれると言うならもらう。でも、金で買収するような人に投票はしない。誰に投票したかなんて、どうせわからんから「しましたよー」と笑顔で答えて、絶対別の人に投票する。

何でお金をもらったら、律義にくれた人に投票するんだろう。

すごく不思議だ。

お金をもらってその人に投票したら収賄だけど、しなかったら収賄にならないのだろうか。おそらく法的にはもらった時点で収賄が成立することになるのだろうなぁ。

役人に賄賂を渡して便宜をはかってもらおうとしたが、お金は受け取ったが便宜は図られなかったなかったらどうするんだろう。誰に文句を言うのだろう。

すごく不思議だ。

第1回プロジェクトが終了しました

「モラル・ハラスメントのすべて」

6月20日(土)に本年度初めての「モラハラからの避難応援プロジェクト」を開催しました。当日ご参加くださったみなさま、お疲れさまでした。

いつもプロジェクトは2時間が濃厚で、前もっていただいていた質問が次から次へと繰り出されるので、毎回やっている私も脳みそぎっしりになりますので、きっとお帰りになるときは、ふらふらだったのではないでしょうか。

このプロジェクトは毎回小さな部屋で行うのですが、今回は三密を避けるため、大きめのお部屋をご用意しました。プロジェクトの内容からして、本当は小さな部屋でみっちりとやりたいところでしたが、コロナ対策、いたしかたない。

そして今回は仙台と岡山フェリースを結んで、リモートで行いました。それぞれの会場にお越し下さった方はリモートでの参加です。私も地方に住んでいたので、この類の催しがないことは知っています。大都市ですらDV講座には人は集まりません。ましてや地方では難しいでしょう。

コロナは様々な生活スタイルを変えましたが、ことこの「リモート」に関しては必要に迫られて取り入れてみたら存外便利なので、緊急事態が終わっても継続していく会社や人が多いと思います。私もそのひとりです。

家から出なくても、PCやスマホさえあればそこで用が足せるなら、それにこしたことはないですから。同様に考えている人も結構いて、この分野は急激に進むと思います。

先日「Back to the future2」を見ていたら、家のスクリーンに相手の顔が映り、会話をしている場面がありました。制作年の1985年はこれが未来だと思っていたでしょうが、その想像通りにITは進んでいます。進んではいますが、風習や生活スタイルはそのままなので、今一つスタイリッシュな未来に住んでいる気分になれませんが。

リモートの他に今回活躍したのは先日楽天セールで買った「スマートウォッチ」

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私が買ったのはこれ。睡眠時間や歩行距離、メールやline通知機能が欲しくて買いました。
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友人のお勧めはこっち。バンドの色が沢山あって、こちらの方がおしゃれ。

クーポン利用で2,880円でしたが、今回は大活躍。プロジェクトの間に各地から「声が聞こえにくい」「もっと音を大きく」などの指令がこのスマートウォッチに入ってきます。司会進行しながらこのスマートウォッチがブルブルしてLineのメッセを伝え、あたふたとPCやタブレットを操作するという、なんとも忙しい体験でした。スマートウォッチ、まだ買って10日だけどこのために買ったみたい。

数年前、ウェアラブルという身につけるコンピュータがあるというのを知りましたが、もうすでに私でも買えるくらいの価格になっています。プロジェクトもリモートが普通になりましたので、調停もあまり遠くに行かなくてもできるようになったらいいですね。

ラーメンの恨み

前の「ラーメンシェア」で思い出しました。

まだ子どもたちが幼かった時、我が家は週に1度は外食でした。外食といってもラーメンだったりしますが、とりあえず、あまり文句もなく機嫌を損ねることもあまりない外食はとてもありがたいものでした。

私が食べるラーメンはいつも一番安い「醤油ラーメン」。子どもに分けるにはそれが一番良いからです。夫はいつも自分がその時に食べたいラーメンを注文していました。

ふたりの子どもを連れての外食は大変です。隙あらば這ってどこかへ行ってしまいそうになる下の子を小脇で押さえ、上の子にラーメンを取り分けて食べさせる。夫はひとりでうまそうにラーメンをすすります。

一度でいいから私が好きな白髪葱がたっぷり乗ったラーメンや、コーンバターラーメンを食べてみたいなと思っても、何しろ子どもに分けなければならないので、それはできませんでした。大体むずかる子どもを片腕で押さえたり、あやしたりしながら伸びきったラーメンを必死ですすらなければなりません。

「そんなんじゃ、食った気がしないだろう」

食べ終えてシーシーと爪楊枝で歯をせせる夫。

せめて食べ終えたら子どもをひとり預かって欲しいと思っても、そんなことはするはずもなく言えるはずもなく、考えつきもしない。子どもの面倒を見るのは母親の役目だからです。

夫は人の前ではイクメンの皮を被りますが、それは場面によります。温泉はゆっくり入りたいからひとりで入る。私はふたりの子どもを追いかけまわしながら、夫より先に出なければ機嫌が悪くなるので、わさわさと手早く出る。食事は自分が楽しみたいから子どもの面倒はみないし、大体子どもの面倒は古代より女の役目←この時はイクメンはしない。

そしてこのことを親や友人に愚痴ったところで「そんなの当たり前じゃない」と言われます。

母親が自分の分を分けるのは当たり前じゃない。

母親がひとりで子どもの面倒をみるのはあたり前じゃない。

夫は仕事で疲れているんだから。(私もフルタイムで仕事をしているんですけどー←これには「女の仕事と男の仕事は違うでしょ」の返答がある。あのー、私の仕事って男女区別ないんですけどー)

父親は何もせず、妻が伸び切ったラーメンを片手に子どもを抱えながら食べていても当たり前でした。

こんなのを見ていたら、子どもを産もうという女性がいなくなるのは当たり前だ。

結婚していた頃のことを思い出すことはほとんどないけれど、何かのスイッチが入った時は思い出す。

食い物の恨みは底なしだ←添てんさん節入るw

添てんさん、お気の毒

昨日添てんさんのブログについて書いたらつい読みふけってしまいまして。





昨日の記事

私は旅好きなので、ああ、わかるわーと共感することが多々あります。その中のひとつの記事。「一緒に食事するのが恥ずかしい

https://ameblo.jp/tententc/entry-12115894579.html?frm=theme

西ヨーロッパや北米に行くと、ホントに外食が高いのだわ。このお話に出てくるエスカルゴも、おそらく1皿3,000円くらいしたと思います。とあるところで知人とランチをしたら、

二人分で万札が飛んだことがあります。

私もこの頃は年をとって食が細くなったこともあり、旅行中は1日2食でOKになりました。その1食も100均で買った3個入りチキンラーメンを地元スーパーで買ったカット野菜と一緒に煮るという、超お手軽リーズナブルなもの。大体ホステルとかairbnbでキッチン付きの宿を探すしね。夜、外食したら大体食べ残すから、テイクアウトして朝食となる。

そういう国はレストランで食べると高いですが、スーパーで売っている食材はそれほどでもないし、1袋に入っている量から思えばリーズナブルなことが多いです。レストランは会計時に「国税やら州税やら何とか税やら」となり、メニューにあった料金とはまったく違うものになっていしまいます。だから日本へ帰ると「380円で1食食べられるってすごい!」「日本って税金安い!」と思います。

このお話しにでてくる「一部のお客さまはパスタ1皿だけ注文して同行者(女2人)とシェアしたいと言い始めた」は、日本でもやらないだろうと思う。老人二人がラーメン1つ頼んで「二人で分けるから」と言ったら、田舎でご近所のお馴染み食堂ならやってくれると思うけど、普通はできないでしょ。「おひとり様1品のご注文をいただきます」って言われますよね。。。

私はまず団体旅行に参加することはないので(エアチケットと宿がセットのフリーツアーは使う)こういう場面には遭遇しないけれど、添乗員さんって、ホントに大変ね。

添乗員の「添てん」さん、出版す

私が愛読しているブログの中に「添乗員の愚痴ばなし」があります。ブログの中はタイトル通り、団体を引き連れて世界を旅している添てんさんが、団体旅行ならではのアクシデントや、多くは「変わったお客様」のゆかいな、そしてあっけにとられそうな愚痴話です。

https://ameblo.jp/tententc

客をおちょくっていいのかと思われるかもしれませんが、ブログはめっぽう面白い。私の友人に海外団体旅行専門の旅行好きがいますが、彼女の話で面白いのは、どこへ行っって何を見たか、何を食べたかよりも

「今回の団体の中にどんな人がいて、何があったか」です。

彼女はもう地球の果ての果てまで行っているので、行くのは「その国はどのあたりにありますか」と聞かなければわからないような国ばかり。そしてそういう未開の果てに行くのはほとんど高齢のリタイヤ組だそうです。「今回も私、最年少だった」という彼女は60代。

「もう、まるで介護施設の介護士さん状態なのよ」

困っている人を見ると手助けせずにはいられない彼女。やたらと海外旅行に行っていることもあり、「添乗員より働いた」こともよくあるそうです。救急キットには風邪から頭痛腹痛便秘睡眠導入剤、抗生物質まで取り揃えてある。

「一番嫌なのはいい年したオトコよ。延々と自分の自慢話をするわ、命令口調だわ、説教始めるわ、能書きたれるわ、ちょっと気を許すとよろけたフリしてすぐにおさわりしてくる。だから絶対にそばによらない。できるだけ口もきかない」とのことでした。

添てんさんのブログにもそういう人がよく登場します。男性だけでなく、女性の困ったちゃんの逸話も多いです。

その添てんさん、コロナで失業をしてしまいました。飛行機が飛んでいないから海外に行けないし、添乗員はそのたびごとの契約なので、雇用保険もなく失業手当もない。

「派遣登録をしてきました」という記事を読んでは案じていましたが、添てんさん、そのありあまる時間を使い、kindleから出版されました。

シリーズものだそうで、今回は「シリーズ1添乗への道」だそうです。お値段300円。

買っちゃう。

コロナで余っている牛乳、玉ねぎ、各地のお土産用お菓子と、次々に支援買いをしてきましたが、これも買っちゃう。

添てんさん、がんばれ!

でも、いつになったらヒコーキ飛ぶのかな(嘆息

渡部建の一番嫌なところ

アンジャッシュの渡部健が公衆多目的トイレに女性を呼び出しては行為をし、1万円を渡していたという報道が出ました。本人も認めているので、事実なのでしょう。

人の不倫をどうこういうつもりはありませんが、この人の場合、清潔、知的、優しい、愛妻家、家庭思いというイメージを作り上げ、陰でぺろりと舌を出してゲス行為を繰り返していたという点が、もうモラハラ夫と同じで一番嫌なところ。あの夫婦で出ているガムのCMのなんとさわやかなことよ。

多くのモラ夫は外と内の顔を使い分け、外では愛妻家、イクメン、カジダンの皮を被り、家ではあらゆる嫌がらせや精神的虐待を繰り返します。モラ夫はふたつの顔を作り、良い夫の外面で世の中を欺き、誰も妻の言うことには耳を貸さないよう綿密に策を練って芝居をし、蜘蛛の巣にかかった獲物が動けないようにして家の中で虐待を続けます。

今回の文春砲は、その化けの皮を剥がしました。配偶者の希さんには申し訳ないけど、なんだかモラ夫の化けの皮がはがれたようで痛快至極。

そういえば、佐々木希さんはあのモラハラを扱った映画「カノン」に出演していました。

http://kanon-movie.com/

モラハラ夫と暮らしている長姉紫(ゆかり)は、夫が理想の父を演じきり、周りの人たちを上手にだましているので、自分が何を言っても信じてもらえないと絶望的になっていました。

二女藍(あい)がモラハラを知り、様子のおかしい紫に問いただすとまさにモラハラ夫。ふたりは姉を家から救出します。姉の夫はモラ夫だと知った希さん扮する三女茜(あかね)が「あんな優しそうな顔をして、みんなをだましていたんだわ!」と叫ぶシーンがありました。なんだかシンクロする。

普通「泥棒にも三分の理」として、何かしらの援護や理解のコメントが出てくるものですが、今回は一切ない。やっぱり”多目的トイレ”はあまりにも圧倒的にゲスだろうて。たぶんホテル代も惜しかったのか。

私は最初に渡部健を見た時に(私はあまりお笑い番組を見ないので、初めて見たのはたぶん結構メジャーになってから)「なんだか石田純一と同じ匂いがする」と思いました。顔つきも似ているし、知的、清潔、優しそうという部分がなんだかかぶったのです。

でもあの「不倫は文化」の方とは違って、こちらは見た目と同じくさわやかなのだろうと思っていましたが、何と同じ下半身をお持ちだったとは。

うん、私の嗅覚も結構イケるじゃないか。

自粛警察って

ふと思ったけど、「自粛警察」ってモラ夫みたいだ。

正論を振りかざして相手を攻撃する。実はコロナの伝染を心配しているんじゃなくて、相手を怒鳴りつけるいい理由ができたからやってる感じ。

見るからにそういう人が多い気がするな。本当に心配なら「マスクがあった方が安全ですよ」と静かに言いますから。

そのマスクも「熱中症の危険があるから、密で無ければはずして」になりました。

それでもモラ警察は「お前みたいのがいるから!」と怒鳴るんだろうな。

本人は自分が正義だと思っている分タチが悪い。

エライ迷惑だ。

拉致被害者家族の横田滋さんが亡くなって

拉致被害者家族の横田さん夫妻の講演を聞いたのはもう10年前のことになります。私は主催者側のスタッフとして、舞台の袖でお話を伺いました。

講演前に「めぐみ」というアニメーション映画の上映がありました。めぐみさんが生まれた時から拉致をされ、その後の拉致被害者救出活動のことなどが描かれているアニメーションでした。そのアニメは↓

会場で横田さんご夫妻はこのアニメーションをご覧になりませんでした。辛くて見ることができないとのことでした。私もこのアニメを今再視聴しましたが、胸が詰まります。

アニメの後、お二人のお話を伺いました。横田さんご夫妻は、何百回も同じ話をされてきたと思いますが、その訴えるお声はまるで初めてお話しされるようで、言葉が力を持っていて、とても心が揺さぶられました。(時々こういった講演会でお話される方は、え?と思うほど慣れきっていて、なんだか不思議な気持ちになる時があるので)

「みなさん力をお貸しください」とお話しされる横田さんに、「私たちは何ができるでしょうか」と質問した方がいました。すると横田さんは、「拉致問題に力を入れている議員の方に票を入れてください」と仰ったと思います。拉致問題に力を入れている議員って誰だろうと、私は家に帰ってからググった記憶があります。

横田滋さんが無念の気持ちを抱きながら亡くなった今、せめてお母さんには会わせてあげたい。

そのために私が個人としてできるのは、もう一度同じキーワードでググること。

そうでもしないと、かわいそうすぎてたまらない。